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『東京タラレバ娘』第3話 あらすじ - 超絶タイプな男が既婚者だったら、その恋どうする?

『東京タラレバ娘』第3話 のあらすじや感想(ネタバレあり)をお届けします。キャストは吉高由里子、榮倉奈々、大島優子など。原作は東村アキコによる大ヒットコミック『東京タラレバ娘』(既刊7巻) 。

『東京タラレバ娘』第3話 あらすじ - 超絶タイプな男が既婚者だったら、その恋どうする?

『東京タラレバ娘』第2話のレビュー・あらすじ

■『東京タラレバ娘』第3話 のあらすじ(ネタバレあり)

「俺と、ヤッてみる?」。その一言をきっかけに、KEY(坂口健太郎)と身体を重ねてしまった倫子(吉高由里子)。翌朝起きてみると、KEYはすでに倫子の部屋からいなくなっていた。

KEYの本心がわからず悩む倫子。よく考えれば、倫子はKEYの本名も連絡先もわからない。身体を重ねた仲なのに、KEYのことを何も知らないのだ。

一方、香(榮倉奈々)も元カレ・涼(平岡祐太)と一夜を過ごしていた。香は涼が彼女と同棲していることを知り、今回のことは無理やり忘れることに。

振り回される思いに悩む倫子と香だったが、今まで何もなかった小雪(大島優子)にはついに運命の恋が。たまたま出会ったサラリーマン・丸井(田中圭)は、小雪のストライクゾーンど真ん中。顔や雰囲気など、何もかもが小雪の“超絶タイプ”だった。

丸井も小雪に対して好意的な態度をとる。小雪の新しい恋に盛り上がる倫子と香だったが、小雪を応援する一方で「いいなあ……」という気持ちも湧き上がっていた。

KEYの本音がわからず悩む倫子。元カレ・涼への気持ちで揺れる香。二人の恋愛はまだまだ不安定だった。

とりあえず仕事をしたい倫子は、新しい仕事を求めて早坂(鈴木亮平)と会うことに。しかし、その帰りにKEYと会ってしまう。「私のことをどう思っているの?」と聞きたい倫子だったが……。

■『東京タラレバ娘』第3話の感想

第3話では、いよいよ小雪に春が訪れます。それも、年下金髪イケメンモデルでもなく、彼女持ちのバンドマンでもなく、ごく普通の年上サラリーマン。結婚も視野に入れるのなら、こういう”普通”の男性が望ましいでしょう。

とはいえ、肝心の小雪は慎重派。「ここは一気にたたみかけていくべし」という香に対し、「冷静にいかないと。焦って失敗したくないし」と答えます。

そう、ある程度の年齢になると「焦って失敗したくない」という感情が湧いてくると思います。若い頃のように「好き好き大好き!」という勢いのある恋はなかなかできません。

大人になればなるほど、失敗が怖い。何かを失うのが怖い。失恋してみっともない姿を晒すのが怖い。本気になるのが怖い。

自分が傷つきたくないからこそ慎重に行動し、そして傷ついても耐えられるように、いつも心に予防線を張ってしまいます。

それは倫子も同じこと。第3話の終盤、倫子は勇気をだしてやっとKEYと話す決意をします。

倫子は「なんで私とああいうことをしたのか」「どうしていつもキツイことを言うのか」「私のことをどう思っているのか」などを質問しますが、KEYは答えません。

いつも女子会といってぎゃーぎゃー騒ぐ倫子たち。そして人のことに首を突っ込むその姿に、KEYは警戒していました。今の倫子の姿にも心を開いていないよう。

倫子が自分自身の気持ちを自分から話さないことに、苛立っている様子を見せます。

KEYは「なんで自分からは言ってこない。自分はどうなんだよ。今だってこっちの気持ちを先に聞いてから自分の答えを出そうとしている」と言い、最後に「そんな女とは恋愛できない」「俺はあんたとは恋愛できない」と告げて去っていきます。

だって、先に聞いてから自分の答えを出すほうが安全ですよね。自分の心を守るためには。舞い上がって心を弾ませ、何の防御もしないまま恋ができるほど、もう強くはないのです。

一方、素敵な恋が始まったと思った小雪。夜景の見えるおしゃれなお店で、丸井から「好きになってもいいですか?」という甘い言葉をかけられます。気になる男性からそんなことを言われれば、答えはもちろんYESです。

しかし、丸井は既婚者でした。妻とは別居中とはいえ、既婚者は既婚者。小雪は丸井に対し「正直に言うだけこの人は誠実」「選択権を私に委ねてくれる優しい人」なんて思っていますが、どこが誠実で優しいのでしょうか。

選択権を相手に委ねる行為は、相手に責任を負わせることでもあります。何かあったときは「あなたが自分で選んだよね。俺は強要していない」という言い訳ができます。

もしかしたら小雪は、丸井を優しい人だと思い込みたかったのかも。せっかく恋が実りそうなのです。この恋を潰して、次へいくこともしんどい。むしろ次へいく力なんてもう残っていないかもしれません。

倫子も香も小雪も、ただ純粋に愛がほしいだけ。それなのに、3人とも純粋な愛を手に入れるのはまだまだ先のよう。この先、倫子たちが求めるものは手に入るのでしょうか――。

■『東京タラレバ娘』作品概要

女子会と称して居酒屋「呑んべえ」でお酒を飲みながら「あのとき、あーだっ“たら”」「もっと、こーして“れば”」とタラレバばかり言う30歳・独身・彼氏ナシの倫子と香と小雪。

「東京オリンピック開催までに結婚したい」と願う彼女たち「タラレバ娘」3人組を中心に、かつて倫子がフッた男・早坂や生意気なイケメンモデルのKEYなどを交えて、恋に仕事に、ひたすら幸せを求め続けるラブコメディ。

第3話 2月1日 (水)22時〜放送分

■『東京タラレバ娘』キャスト

吉高由里子
榮倉奈々
大島優子
坂口健太郎
平岡祐太
石川恋
金田明夫
田中圭
鈴木亮平
ほか

『東京タラレバ娘』第4話 あらすじ – セカンド女でもいいんです!?

https://p-dress.jp/articles/3005

『東京タラレバ娘』第4話のあらすじや感想(ネタバレあり)をお届けします。キャストは吉高由里子、榮倉奈々、大島優子など。セカンド女、2番目の女に甘んじる恋でもいいのか……!? 女同士の友情にきゅんとくる4話の展開は――。

神之 れい

関西在住のフリーライター。1984年11月5日生まれ。ライターとは無関係の短大へ進学、一般企業で5年ほど勤めた後にライターへ転身。女性向けウェブメディアを中心に執筆。もやもやを抱える女性のヒントになるような記事執筆を目標に活...

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