フランス女性の働き方、生き方に学ぼう。“好き”を大事にすれば、自分らしい人生が手に入る
フランス女性の働き方や生き方は、世界の女性たちから注目を集めています。フランス女性のベースにある「知的エゴイズム」を知り、実践することで、仕事も人間関係も恋愛も、うまくまわる人生を手に入れてみませんか。
DRESS世代の大人女性に役立つ新刊やロングセラー本をご紹介します。今回ピックアップするのは『フランス人はバカンスを我慢しない』。
■書籍情報
ファッションに子育て、そして年齢の重ね方まで。フランス女性に学ぶべき点はたくさん。
30代でフランス留学を果たし、以来、日本とフランスを行き来する著者が、多くのフランス女性たちとの交流から得たのは、「知的エゴイズム」という考え方・生き方・働き方です。
では、その「知的エゴイズム」とは?
耳にすることも多い「個人主義」という考え方がベースになりますが、単なる利己主義、いわゆる自己中とは異なります。
大きな違いは、他者に対して「寛容」であること。そのうえで、これまでの日本女性に求められてきた、「和・協調」を最優先する考え方から脱し、自分の「好き」を大切にした「知的エゴイズム」を実践すれば、今までよりずっと、仕事も人間関係もうまくいくようになるはずです。
本書では、「知的エゴイズム」という新しい考え方をどんなふうに、人間関係や仕事に生かしていったらいいのか、というヒントが書かれています。
■こんな女性に読んでほしい
仕事でキャリアを築きたい。あるいは、仕事とプライベートともに充実させたい、仕事も子育ても自分らしく実現したい……。
女性たちは、一人ひとり違う人生観を持っています。自分らしさを生かして、より充実した日々を送りたいと願うすべての女性たちに。
■読んで得られること
・より合理的な働き方へと見直すことができます。
・仕事上、分岐点を迎えたとき、どんな選択をすべきかのヒントが得られます。
・仕事に縛られない、人生の楽しみ方を発見できます。
・仕事と子育て――これを両立させるアイデアがあります。
・人間関係のストレスを軽減できる方法が見つかります。
■編集担当者からのメッセージ
日本の女性たちはとかく、「こうあらなければならない」ことに縛られがちで、「こうしたい、これが好き」ということに素直でいられない場面が多いです。
けれど、勇気を持って、自分に対して正直になれば、仕事や人間関係がもっとスムーズに運ぶようになる……、そのお手本となるのが、フランス女性であり、著者の生島さんが提案する「知的エゴイズム」なのです。
「寛容であること」「空気は読まない」「アリよりキリギリス的な生き方」「ダンシャリはしない」……いまだからこそ、実践したい考え方、そしてこれまで「そうあるべき」とされてきたことを覆す提案もあります。
仕事や家庭、さまざまな場面でストレスや閉塞感を抱えている女性たちへのエールとなる1冊です。
■目次
Chapitre1:「知的エゴイズム」のベースは個人主義
Chapitre2:気持ちの余裕が100倍になる「知的エゴイズム」仕事の流儀
Chapitre3:空気を読まないほうが、人間関係はうまくいく
Chapitre4:「生活の美」―自分を楽しませる人生哲学
■生島あゆみさんのプロフィール
大阪府出身、甲南大学経営学部卒業後、カナダ・フランス・ドイツに語学と花を学ぶために留学。現在、旅行会社「日本の窓」に勤務し、英、仏の通訳及び通訳案内士(主に個人のVIP 向)の仕事を。日本の文化・歴史(特に食と庭園)を紹介するため、嵯峨御流師範、日本庭園デザイナー、フードコーディネーターの資格を持つ。有名シェフのアテンドや、クラシック音楽関連のテレビインタビューも担当。ライフワークとして、フランス風花束レッスンを京都で開催。カンヌ映画祭の会場の花装飾にも協力、参加した経験がある。ヨーロッパ(特にフランス)と日本の文化の架け橋となるべく、独自の“おもてなし文化論”を体系化し、講習会やオリジナルツアーを企画・開催中。
いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。