おしゃれな人の特徴は「主役アイテム」から決めている
おしゃれな人は「最初に1つ、コーデの主役となるアイテム」を決めるという特徴がある。そのアイテムの色に沿って、ほかのアイテムを選んでいくと、コーデの色合いにまとまりが出て、失敗しないおしゃれコーデが仕上がっているはず。その手順はおしゃれ筋・コーデ脳を鍛えることにつながる。
仕事にプライベート、家族行事、女子会……と、めまぐるしく変わるシチュエーションに合わせて、毎朝の洋服選びは大変。何を着ていいか途方に暮れることも。
そんなときに思い出して役立ててもらえるよう、私が日々おこなっているコーデの方法をご紹介したい。この方法を実践するだけで「おしゃれな人に見える」ため、試していただきたいと思う。
■おしゃれな人は、身に着けるアイテムを「最初に1つ」決める
着るものがどうしてもひらめかない朝は、「とにかくどれか一つ、身に着けるアイテムを先に決めてしまう」というやり方をとる。たとえば「今日はこのバッグを持つ!」と決定。
バッグから先にコーデを決めるというのは、あまり一般的ではないかもしれないが、私はよくやる方法である。上の写真のバッグはご覧の通り、グレーとネイビーのツートーン。
そうなると、服はグレーとネイビーをチョイス! という、ごく自然な流れが生まれる。
スカートをネイビー、トップスをグレー、ストールもグレー、アクセサリーもグレー、ブーツはネイビー、タイツはグレー(※靴をグレー、タイツはネイビーと逆でもOK)
それぞれのアイテムを、この2色でクローゼットから選んでくるだけだ。メインの色が決まっているのでサッと選べるはず。
■おしゃれな人の特徴は、「最初のアイテム」の色を元にアイテムを決めている
最初に選んだバッグの色に合わせて、アイテムを選んでみただけだが、最後に完成したコーデは全体のトーンが合っていてまとまりが出る。
ファッションは色さえ合っていれば、そんなにチグハグな印象にはならないのである。
■おしゃれな人は、毎朝の「くり返し」でコーデ脳を鍛えている
毎朝これのくり返し。
先に決めるアイテムは、バッグだけではなく靴やスカーフ、アクセサリーだってOK。このシンプルなくり返し作業は、実はコーデ脳を鍛えるのに効果大。
別の方法もある。一つのアイテムを毎日連続して着用し、徹底的に着倒す! というエクササイズも有効。
ほかにも「どこかに綺麗な色を身に着ける!」「スカーフを使ったコーデ!」など、自分でテーマを決めてもいい。
フレアスカートウイーク、ガウチョパンツウイーク、アンクルブーツを徹底的に攻略ウイーク、デニムしか着ないウイーク……など、好き勝手に決めて楽しむ。
そうこうしているうちに、意外な組み合わせが結構イケたり、人から褒められたりする。新発見があるのである。
日々ファッションがどうしてもマンネリ化する悩みは私も同様。毎日新しい服を着られる身分ならばいいが、そうではない。だから工夫する。そしてそれがとても楽しかったりする。
おしゃれ筋、コーデ脳は、毎日自分で服を選び、着続けること。それで充分鍛えられる。
他人のファッションブログ(笑)やInstagramを見てばかりではその能力は向上しない。自分で実践し続けた人が、おしゃれな人になれるのである。