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私が脳ドック受診をすすめる理由【新田恵利 連載 #1】

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元おニャン子クラブ・新田恵利さんの連載がスタート。2016年6月、未破裂脳動脈瘤の手術をおこないました。自分は健康体だと思っても油断は大敵、と新田さんは私たちDRESS世代に、脳ドック受診をすすめます。

私が脳ドック受診をすすめる理由【新田恵利 連載 #1】

2007年に「アラフォー」という言葉が生まれた頃、39歳だった私はまさに「アラフォー」だった。しかし気がつけばもうアラフィフ。本当に月日が経つのは早い早い。

そんなアラフォーとアラフィフの境目の頃、テレビ番組で初めて受けた人間ドックで「未破裂脳動脈瘤」が見つかったのは、私にとって大きな衝撃だった。

会社員ではないため定期検診はない。ついつい病院は後回し。だってお酒も飲まないし、タバコも吸わないし、夜遊びが嫌いで寝るのが大好き。趣味はハンドメイドとDIY。暖かい季節にはキャンプを楽しみ、外食よりも家でいただくご飯が好き。人より犬が大好きで……って話が逸れてしまった。

暴飲暴食や不摂生とは縁遠い生活。運動はしないけど、愛犬チワワを2匹連れ、毎日20分のお散歩は欠かさない。なので密かに健康には自信満々……だったのに、未破裂脳動脈瘤が見つかった。

■「脳の病気」が発覚

ちょっと待って。そもそも「未破裂脳動脈瘤」ってどんな病気? 脳梗塞とか脳溢血みたいなもの? でも、それって中高年男性に多い病気なんじゃないの?

「脳の病気」。それだけでとてつもなく恐ろしい病気になったと感じた。その反面、手術したらしばらく飛行機に乗れないのかも。手術前に旅行へ行っておかないと。いろいろなことを考えた。

帰宅後、夫に打ち明けた。慌てふためく姿は想像どおり。すぐにネットで調べ始め「脳の動脈のある部分がコブのように膨らんだ状態。破裂するとくも膜下出血となり半数の人が生命に関わり、社会復帰できるのは3人に1人」だと、Webサイトに書かれた説明を要約してくれた。

後日、病院で詳しく検査。MRIやCTで形や大きさをチェック。コブは1つで縦長で2mm強。私の場合は経過観察となったが、コブの大きさやできた場所、形状によって、その後の対応は変わるらしい。

経過観察半年後も1年後も2年後も、何も変わらなかった。未破裂脳動脈瘤は必ずしも破裂するとは限らない。私のコブは、ずっとこのままなのかもしれない。そう思い始めていた3年後、「大きくなってるね、何かあった?」と担当医。

■自覚症状がないのが恐ろしい

ストレスで確実に大きくなるそうで、コブは5mm弱のハート形になっていた。仕事環境の変化と突然の母の寝たきり介護が原因⁉︎ その後、手術前の検査入院日と手術日が決まり、恐ろしい気持ちになった。

何が怖いって、ほとんど自覚症状がないことだ。つい最近、友人が「頭痛がひどくて……」と病院へ行き未破裂脳動脈瘤が見つかった。でも頭痛が原因ではない。私も頭痛持ちだが、やはり違うと言われた。

共通しているのはストレス。結婚・離婚・出産・昇進・死別・離別・介護・転勤・転職など、生活に何かしら変化が起きたら、ぜひ脳ドックを受けてみてほしい。

実は嬉しいことすら、自覚がないだけでストレスになり得る。現代社会でストレスを一切感じることなく生きていくのは無理だ。逆にストレスがないと人は死んでしまうとも言われている。とはいえ、ストレスが2つ以上重なったら気をつけて!

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新田 恵利

1985年、おニャン子クラブ会員番号4番でデビュー。翌年「冬のオペラグラス」でソロデビュー。その後、タレント・女優・作家としてマルチに活躍。 趣味はハンドメイド・DIY ・旅行。 現在は寝たきりの実母の介護をしながら、夫...

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