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デザイナーズ+軟水銭湯in新大久保【銭湯日記Vol.2】

新大久保の片隅に、女性におすすめのレトロ新しいデザイナーズ銭湯がリニューアルオープンしました。

デザイナーズ+軟水銭湯in新大久保【銭湯日記Vol.2】

こんにちは。山口イツカです。
片頭痛に悩まされて、早2週間。これは片頭痛ではないのではないか、ということで、今週大学病院でMRIを撮影します。これまでも何回かCTス キャンやMRIは経験済みですが、私の脳は性能はともかく、いつ、どこで撮影しても「きれいな脳ですね」と言われる確率が高いです。でも全然嬉しくないです。

さて、本日はリニューアルオープンしたキレイめ銭湯をご紹介します。場所は新大久保。新大久保と言えば、今や韓流ファンの聖地からも一回りまわってよく分からないポジショニングの街ですが、その片隅にある「万年湯」さんが、2016年8月21日にリニューアルオープンされました。

新大久保に叔母が住んでいることもあり、「きれいになったらしいから行こうよ」と誘いましたが、叔母は江戸っ子なので「雨が降っているから風呂屋は行かない」とのたまい、結局私ひとりで行ってまいりました。

手前のエスニック料理店の看板と、はばたくネパールっぽい国旗がザ・ニッポンな銭湯入口とミスマッチで新大久保感が倍増。どんな人をも受け入れる優しさと懐の深さを持つ街、それが新大久保なのかもしれません。

万年湯の入口。ここだけ見れば、「あれ、京都の老舗割烹?」と思うようなしっとりとした雰囲気。

万年湯さんを特に女性におすすめするポイントは下記のふたつです。

レトロな雰囲気のデザイナーズ銭湯でキレイ

出来立てほやほやの新しい銭湯ではありますが、どこか懐かしい感じがするのは、全体的に古き良き銭湯をイメージさせる作りになって いるから。脱衣所のロッカーの番号が漢数字だったり、全体をダークブラウンウッディでまとめているため、真新しい建物の匂いがするのに、以前来たことがあ るような気にさせる、レトロ感満載の作り。

レトロ銭湯の雰囲気は気になるけど、実際入るのに古くて汚い銭湯はイヤ!というワガママ女子の要望をスマートに叶えたデザインです。

ちなみに通常ペンキ絵があるところの浴槽頭上の壁は、一面飛んでいく鶴のタイル絵となっており、まるで披露宴会場の壁か、どこかの文化会館大ホールの緞帳のようでした。そこも、レトロ感を増している演出と言えなくもない。

ダークなトーンでまとめているのに薄暗さを感じさせないのはなぜかなと思ったら、脱衣所、お風呂場ともにスポット照明を配置して、間接照明をうまく使っているからでした。

美肌に効果抜群、軟水風呂

浴槽のお湯も含めてオール軟水のため、美肌に効果抜群です。軟水のお風呂だと、体を洗ってすすぐときにいつまでもぬるっとしている感じがあるのですが、いったんあがってタオルで体を拭くと、思わず「えっ」と声が出るくらいのしっとり肌に驚きます。

また、ボディソープ、リンスインシャンプーはお風呂場入口にまとめて置いてあり、自由に使えるのと、フェイスタオル1枚までは無料で貸し出してくれ るので(2枚目からは+50円)、私のように「ショートカットだし、フェイスタオルだけでも十分身体を拭ける!」という人は実質入浴料金(大人460円) で手ぶらでお風呂に入れるわけです。

その他にも、コインランドリーが脱衣所と室内で直結しているので、わざわざいったん銭湯入口を出てコインランドリー入口を入ったり しなくても行き来ができ、「冬寒いとき、ちょっと洗濯したい」という時に常連さんはとても便利だろうなあとか、感心する点はいろいろあったけど、万年湯さんは概して、「銭湯に行ってみたいけど、不潔な銭湯はイヤ」という銭湯デビュー女子に、心からおすすめの銭湯です。

東京銭湯マップ 万年湯[新宿区]

山口 イツカ

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