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「ノンママ白書」バツイチ、子ナシ、アラフィフ女性の生きざまから目が離せない!【ご勝手ドラマレビュー 】

子どものいない人生を選択した女性「ノンママ」。アラフィフに至った「ノンママ」たちのリアルを描くドラマが始まっていること、ご存知でしょうか。結婚している・いない、子どもがいる・いないで、女の人生はどう変わるの? 悲喜こもごもの思いに揺れるアラフィフ女性の本音。アラサー、アラフォーのあなたも、予習のために覗いてみませんか。

「ノンママ白書」バツイチ、子ナシ、アラフィフ女性の生きざまから目が離せない!【ご勝手ドラマレビュー 】

■「ノンママ白書」フジテレビ/毎週土曜23時40分~

【FODフジテレビオンデマンド/『ノンママ白書』第2話 8/20放送分】
http://fod.fujitv.co.jp/s/genre/drama/ser4891/4891810002/
※配信期間8/27(土)22時44分まで





●出演
鈴木保奈美
菊池桃子
渡辺真起子
高橋克典ほか



●あらすじ
広告代理店勤務の土井玲子(鈴木保奈美)は、49歳、バツイチ、子ナシのいわゆる「ノンママ」。コキン法(男女雇用機会均等法)第一世代の彼女たちは、男社会の中で理不尽な仕打ちに耐えながら働いてきた。だがその先に待っていたのは、ワーママ(ワーキングマザー)推進の波。社内の男からは煙たがられ、女からは敵視される過酷な状況下で闘うアラフィフヒロインの行く末は……?


■こういうタイプ、いるいる!アラフィフ女性図鑑、誕生か!?

小耳沢はさ美(以下、耳)「(タタタタッと駆け込んできて)ただいま! リオから戻ってまいりました!」
バルサミコ瞬(以下、バ)「……小耳沢さん、リオじゃなくてイトーヨーカドーのセール帰りですよね? レシート落ちましたよ」
「なんですか。読者の皆さんに盛り上がった五輪の余韻を楽しんでいただこうとしてるのに」
「余韻は猫ひろしでもう充分です。小耳沢さん見てると、いろんな女性がいるんだなって、しみじみ勉強になりますよ」
「あら、女性についてお勉強したいなら、このドラマをどうぞ。フジテレビ系列で土曜深夜11時40分からオンエア中の『ノンママ白書』」
「ああ。あの、子どもを持たないアラフィフ女性たちのリアルを描く、みたいなやつですか。なぜか微妙に他のドラマ勢とはズレた時期に始まる『大人の土ドラ』枠の」
「それです。子どもを持たないという選択をした女性『ノンママ』3人の会話劇ベース。広告代理店を舞台に展開するお仕事ドラマで、部長に昇進したての主人公を演じるのは鈴木保奈美さん。25年前、『カンチ~!』で一世を風靡した『東京ラブストーリー』の赤名リカ役の」
「お相手は『ずっちーな』でお馴染みの織田裕二さんでしたね。とんねるずのタカさんの奥さま、と言った方が今は伝わりやすいかもしれませんが」
「そうかも。その鈴木さんの脇を固めるのが、往年のアイドル・菊池桃子さんと、渡辺真起子さんって方なんですけどね。この3人のフォーメーションがなかなかよくできてるんです。アラフィフの女性が何人か集まると、その中にこういうタイプ確かにいるよねっていう3人。せっかくなので、ファッション・ルックスから見たタイプ別の傾向と対策をまとめてみました」

■ご勝手アドバイス!アラフィフ女性・タイプ別 傾向と対策(案)

●主人公:土井玲子(鈴木保奈美)/広告代理店部長/トレンドちょいズレ系
<傾向>トレンドを押さえてはいるのだけれど、仕上がりとしては毎回微妙にズレてしまう、惜しい系。たとえば第2話で玲子が着ているレザーのライダースはこの秋のトレンド。でも、手元にじゃらっと着けた細めのバングルが「イマドキそれは」って感じで、せっかくのライダースを台なしにしていて惜しい。その他、頻繁に首元に巻いている小ぶりのスカーフも確かにトレンドではあるが、そのコーデには巻かない、その巻き方はしない、のオンパレード。番組に登場するほぼすべてのスタイリングがちょいズレ。ひたすら惜しい。もしやこれ、狙い? 視聴者からのツッコミ待ちなのかも?
<対策>同じ広告代理店勤務の部長同士ということで、フジテレビ木曜夜10時からオンエア中の「営業部長 吉良奈津子」を演じている松島菜々子さんに依頼。スタイリストさんを貸してもらう。松島さんも吉良奈津子として目下多難な部長ライフを送っている身だが、スタイリングは常に完璧。センスでは圧勝のため。ただ、現在のスタイリストさんの仕事ぶりでは納得いかないのか、鈴木保奈美さんが私物を投下し始めている気配あり。第1話ラストで着用のランバンなど、時折ハイセンスなアイテムを着こなす瞬間も見られるので、今後に期待できるかも?


●主人公の親友:大野愛美(菊池桃子)/広告代理店人事部勤務/男性受け基準・時間よ止まれ系
<傾向>ひたすら男性受け基準でヘアメイク・スタイリングを選び続けるフェミニン系。20代から、ヘアもファッションも基本的にアップデートなし。トレンドにはほぼ無縁のため、頻繁に洋服を買い変える必要がなく実はとても経済的。ヘアは毛先がくるんと内巻き。服は袖がふわんと広がっていたり。くるんでふわんだが、発言は時に鋭くギャップ大。
<対策>そのふわんと広がった半袖から覗く菊池さんの二の腕が立派すぎて危機的状況。二の腕だけ絞れないか、ライザップに要相談。(同病の小耳沢もお供いたします)。あと、菊池さんのつけまとアイラインも濃すぎて大変なことになっているので、とりあえずつけまはペロンとはがし、同じ元アイドルの先輩でつけまヘビーユーザーの松本伊代さんに献上。メイクはTHREEあたりで習って、少しでも今風に修正を。


●主人公の親友:葉山佳代子(渡辺真起子)/フリーライター/わが道を行くアーティスト系
<傾向>アラフィフに至るとなぜか急に増え始めるのが、アーティスティックなアクセサリーをつけたがる一派。大振りなイヤリング、ロングネックレスを好む傾向あり。中でも特に僧侶の数珠を思わせるベリーロングなネックレスを愛好する女性が多い。この世代に至ると突然四国八十八箇所霊場巡りのお遍路さんを始める層が現れることと、関連性はあるのだろうか。懺悔、祈りに目覚めるお年頃なのか。このタイプには、パサパサに乾いている乾燥系肌トラブルに悩む女性が多い。
<対策>ニベアをこってり塗りこむ。あと、鈴木保奈美さん経由でとんねるずのタカさんに頼み、「みなさんのおかげでした」の「男気じゃんけん」のロケを見学に行かせてもらうとよい。男性ホルモンまみれの現場に身を置くことで、女性ホルモンが一気に復活、活性化されるものと思われます。効きそう。




●ご勝手評価
小耳沢はさ美 ★★★☆☆
「『ノンママ』の核心まで描けているかは疑問ですが、アラフィフ女性図鑑として楽しめます。主人公行きつけのBARのマスターが、三浦友和、山口百恵夫妻の長男・祐太朗であることに、皆さん気づいてあげてほしい」
バルサミコ瞬  ★★☆☆☆  
「ドラマというよりは、アラフィフ女性3人のトークをベースに、時おり再現VTRがインサートされるバラエティ番組として観れば楽しめる……かも」




小耳沢はさ美/よろず文案作成家。知人に誕生したベビーを抱っこさせてもらう日が楽しみ。久しぶりに旅に出たいなあと。
バルサミコ瞬/放送作家、ライター。『東京ラブストーリー』直撃世代。織田裕二は以後「陸上ラブストーリー」の人に。



小耳沢 はさ美

よろず文案作成家。コラムニスト。エンタメ系ニュースから世相まで、くすっと笑わせユーモラスに批評するコラムに定評あり。 hasami.komimisawa@gmail.com

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