綺麗になる力の素晴らしさ
いくつになってもオシャレを楽しんで綺麗でいる人は、自分も幸せだし周囲にも幸福感をもたらしている。「素敵になりたい」気持ちを忘れずに生きよう。貴田加野さんからのメッセージ。
■褒める=認めること。だから、褒められたら素直に「ありがとう」
「それかわいいね!」
「そのお洋服素敵〜」
「それ、とっても似合っている!」なんて……。
友人や同僚、家族から褒められたら、その日一日はなんとなく良い気分。
機嫌良く過ごせちゃう!
単純だけど(笑)。
何歳になっても「褒められる」ことは嬉しい。
子どものときは、両親や周りの大人に褒められて育つけれど、ある程度の年齢になると褒められることがめっきり減ってくる……というかほとんど皆無(笑)。
だから余計に褒められたい願望が沸々と心の中に溜まってくるから、ひと言褒められると、「キャー」って感じで幸せになるのよね。
でも褒められると、
「そんなことないよ〜」
と、謙遜してしまう人が多い。
日本人って謙遜こそが美徳とされているところがあるからかな?
「褒める」ということは「認める」ということ。
良いと認めて褒めてくれているんだもの、「ありがとう」と素直に言いましょうよ!
私の友人で誰もが認める美しい女性がいる。
「綺麗ね」
「すごい美人」って言われると、
彼女は
「わ〜嬉しい〜! ありがとう」と素直に答える。
そんな彼女を見ていていつも気持ちがいいと思う。
「そんなことないです」
「いえいえ、私なんて……」
って答えたとすると、
それを聞いた周りの人たちは
「そんなこと思ってもないくせに……」
と意地悪な気持ちになってしまいそうでしょ(笑)。
良いと思ったら褒める。
褒めてもらったら素直にお礼を言う。
小さい子どもにはきっとそう教えるでしょう?
大人になって、それを忘れてしまっているかもしれないけれど、思い出しましょうよ!
■綺麗になりたい気持ちは周囲をも幸せにする
褒められる喜びを目にして、こちらまで幸せな気持ちになるのが、バラエティ番組でやっている「変身コーナー」。
仕事一筋でオシャレを忘れていた女性やご主人や家族が、第一線で活躍されている方からメイクをしてもらい、髪をセットしてもらい、洋服をスタイリングしてもらう。
周りの人たちもドキドキワクワクしながら変身した人を待ち望んでいる。
みんなの前に登場する瞬間の感動。
涙ぐみながらみんな綺麗になった人のことを喜んでいる。
美しくなったことを、周りから褒められ、自分自身をも褒める瞬間。
そして、それを認める瞬間でもある。
一人の人が綺麗になっただけで、こんなにも周りの人たちが感動するなんて……スゴい!と思い、見ている私も不覚にも泣けてくる(笑)。
ホント感動もの。
綺麗になりたいと思う→オシャレをする努力をする→褒められる→喜ぶ→幸せな気持ちになる。
綺麗になるってスゴい力。
周りの人みんなを幸せな気持ちにするパワー!
だから、絶対にあきらめないで。
「もう、いいや……」と思った瞬間から、老けていきますよ!
そして素敵なものや人を見つけたら、素直に褒めましょうね。
自分が幸せだと人にも優しくなれるしね(笑)。
オシャレって実はとっても大切なことなのです。