ウッドマンランプ ナイトランプ 読書灯 デスクライト
posted with カエレバ
本を愛する八木奈々さんが、読書をより快適に楽しむためのアイテムを厳選してご紹介。読書灯、アロマ、ブックカバー、読書枕など、10種類の便利グッズを実体験とともに詳しく教えてくれました。物語の世界により深く没入するためのヒントが満載の特別企画です。
衣・食・住、読書。
……といっても過言ではないほど私の日常に欠かせないのが本を読むということ。
どんなに朝が早い日でも、どんなに夜が遅い日でも、体調が優れなくても、ほんの数分の移動時間でも、隙を見つけては読みかけの物語に毎日、触れてきました。
といっても目が疲れてしまったり、肩や首がすぐに痛くなってしまったり……。
本を読むというのは、すごくシンプルなことでありながら身体への負担も少なくはありません。
そんなとき、かゆいところに手が届く便利な読書グッズ。
たった少しのアイデアで、さらに快適な読書体験を味わうことができるかもしれない……と思うとそれだけで胸が高鳴りませんか?
使わないなんて、もったいない。
今回は、私が実際に愛用して良かった、物語を彩る便利な読書グッズの一部をご紹介させていただきます。
みなさんの読書時間がより素敵なものになるきっかけになれますように。
※本記事で紹介している商品は、読者の皆さまにイメージをもっていただきやすいよう編集部が選定したものであり、八木奈々さんの私物または推奨する商品ではございません。
暗いところで本を読んだら目が悪くなる……そう分かっていても一点に集中した灯りのもとで読む物語には、特別な魅力があるもの。
とにかくお洒落な灯りをもとめてはいくつもの読書灯を試してきましたが、今は旅行などにも簡単に持っていける手軽な充電式のものに落ち着きました。
家の本棚には随分と前に一目ぼれした「Lumiosf」のブックランプが置いてあり、最近は花瓶にいれて灯すチューリップ型のLEDライトも購入。
もう足りてるのに……と思いながらもついつい惹かれて購入してしまいます。
今、この世界には目の前の物語と私しかいない……それが愛おしく思えるほど集中できる空間での読書はかなり依存性が高く、素敵な時間です。
玄関、リビング、寝室……部屋によって香りを変えている人は多いのではないでしょうか? 私もそのひとり。
香りというのは家でも外でも、記憶のなかに強く残るもので、以前どこでその本を読んだのか、香りと共に物語を思い出すことも少なくありません。外出時には自身の好きなアロマを持ち歩くのもおすすめです。
強い香水などにしてしまうと本にまで香りがついてしまうので個人的にはおすすめできませんが、香りを変えて読む物語は、ときに全く別の味がするもの。
視覚だけではない嗅覚でよむ読書体験、きっと貴方もはまって抜け出せなくなります。
外出時の読書は、本に挟むタイプの可愛い栞(しおり)を使っていますが、お家での読書では“スワンタッチ”一択。可愛さよりも機能性重視です。
最大の魅力はページを捲ると同時に勝手に追いかけてきてくれるのでそのまま寝落ちしてしまっても大丈夫ということ。寝に入るギリギリまで物語の中に潜り込んでいたい私にとっては大切な必需品です。
他にもページを閉じるときに自動で栞を挟んでくれる“アルバトロス”や、一度本にはめてしまえば栞が挟まってくれる“ページキーパー”などの類似商品もたくさんあります。
何も考えずにただただ好きな物語の中で寝落ちしたい、そんな夜にぜひ。
本を読んでいると記憶に残しておきたい感情との出会いが幾度もあります。携帯のメモ帳に残してみたり、読書日記をつけてはいるものの、やはりその瞬間、その時の興奮のまま、本そのものに何かの印を残しておきたくなることもあります。そんな時におすすめなのが、“ブックダーツ”や“スリップメモ”。本に直接書き込むことに抵抗がある方はもちろん、図書館で借りた本などにも使用できます。久しぶりに読む本を開いたとき、しるしを見て、過去の自分が何を想ったのか考えてみる時間もまた、いいものです。読書って楽しい。
鞄の中に本を入れておくと気付いたらページが折れてしまっていることありませんか……? 大切な本。涙の跡がついてしまったり、珈琲をこぼしてしまったり、そんな読書中のハプニングさえもその一冊との大切な思い出として楽しむ気持ちは素敵ですが、叶うなら長く、綺麗な状態を保っていたいもの。ブックカバーやブックバンドをするだけでも本に触れてない時の予期せぬトラブルは大幅に防げます。
今はあらゆるサイズのものが販売されていますし、どれも本当にデザインが可愛いので毎朝の洋服を選ぶようにカバーやバンドを着せてみてはいかがでしょうか。物語の内容とリンクさせて選ぶのも、あえて外して選んでみるのもまた粋なものです。
これは言わずもがな、必需品……ですよね? もし使ってない人がいるなら今すぐにでも購入して頂きたいです。しっかり横になれる大きなクッションも魅力的ですが、膝にかかえるものや腕の中に抱えられるもの、首の後ろや腰を支えるもの、さまざまな形が硬さがあります。
好みの形や固さ、自身の読書ライフをおくる姿勢にあった枕と出会えたときは心から感動しました。同じ姿勢で気づけば数時間……というのも珍しくないのが読書というもの。
読後しばらく動けないなんてことにならないように、体を労われるグッズは大切です。持ち運べる小さいビーズクッションもあるので、許される限りリラックスして物語の中に浸かって見てください。
冒頭でもお話した通り暇さえあれば一文字でも多く物語の世界に触れていたい私。
読書欲がたまっているときは、お風呂も例外ではありません。浴槽におけるステンレス製のブックスタンドを見つけてからは時折使ってはフラフラになるまで長湯してしまっています。
ただ、湿気が影響してページが少し捲りづらかったり、自然と皺や折り目もつきやすくなってしまうので、傷んでもいい古本や勉強中の資格本などを読むのがおすすめです。
ちなみに余談ですがサムシングという片手で読書ができる便利なアイテムを使うと、ドライヤーをしながらでも片手間に本を楽しむことができるのでおすすめです。手が疲れないかと言ったら嘘になりますが、溢れてくる読書欲には勝てません。一刻も早く本が読みたい、そんなときにぜひ。
魅せる収納を叶えてくれるブックスタンドはインテリアとしても人気ですよね。私自身、家の本棚のレイアウトにはかなり拘っているのですが、シンプルながらも無骨な、あくまで本の装丁を際立たせるデザインが私はお気に入りです。そしてもう一つ、本を読みながら作業をしたいとき、本を開いておいておくためのブックスタンドもあります。
おもにレシピ本など、料理をするときに私は使います。見開きにした時に折り目が本についてしまうのが気になる方も少なくはないと思いますが、最近のブックスタンドやフリップクリップは土台がしっかりしていたり、強い力がかかりすぎないものも多いので、安心してください。また、お洒落な本棚周りのグッズも多数あるため、これを機に本棚を自分好みに整理してみてはいかがで
しょうか?
THE・機能性重視のこのアイテム。少し大きめの本を読むときや、ソファーなどに寝っ転がって本を読みたいときに重宝します。慣れてくると手や首、肩などがほぼ全くと言っていいほど疲れずに長時間の読書を楽しむことができます。
そう、どんなに重たいあの本でも。テンションを上げるために見た目の可愛さはもちろん重要ですが、本好きとして一番大切にしたいのは、いかに快適に物語の中にのめり込めるか。
本を読むときはどうせひとりです。ひとりであるべきです。周りの目など気にせず目の前の一冊ととことん向き合いましょう。
私は可能な限りの無音の中で本を読むことに若干の拘りがあります。
というのも、本好きの方には多いかもしれませんが、許される限り現実から離れたところで物語の世界を堪能したいのです。脳内で物語の中の生活音や登場人物の声を想像する時間も含めて大切な時間。
耳栓をはめた瞬間、世の中の喧騒がほんの少しだけ遠くに行くあの感覚……そして両手に収まった物語……。
このときに感じる快感がもはや私の性癖なのかもしれません。
収納ケースがついてるものや使い捨てのものもたくさんあり、値段的にも手頃に購入できるのでぜひ騙されたと思って一度試してみてほしいです。ほんの少しのことですが、大きな魅力を生み出します。
今回はいつもと角度を変えたテーマの記事にしてみました。この他にも電子書籍のタブレットをはじめ読書グッズの種類はさまざま。みなさんのライフスタイルに合った便利グッズを上手く活用して、自分の心を最優先した読書ライフをお過ごしください。
※本記事で紹介している商品の一部には、アフィリエイトリンク(広告)が含まれております。
いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。