【カラータイツを検証】UNIQLOアンクルパンツに合わせた今っぽ足元コーデ
金曜日のファッションコラムは、パーソナルコーディネーター®の木村えりなさんが担当。プチプラアイテムを使った大人上品コーデをご紹介します。今回は「UNIQLO」のアンクルパンツに合わせたい、今年らしいカラータイツをご紹介。シーンごとの合わせ方のアイデア、ぜひ参考にしてみてください!
気温が18度を下回る日が増えてきましたね。素足ではもちろん寒いですし、パンツスタイルのときにくるぶしあたりが露出するのですら冷えを感じてしまいます。ストッキングを穿けば素足ではなくなりますが、どこか窮屈ですし、見た目にも休日のストッキングってなんとなくしっくりきませんよね……。そんなときにお世話になっているのが靴下屋のタイツです。
靴下屋では30デニールや110デニールなど、幅広い厚さのタイツがありますが、私は今回店員さんにおすすめしていただいた60デニールを3足購入しました。60デニールは肌が透けない厚さですが、厚すぎないのでパンツの下に穿いてもゴワゴワせずにスッキリと穿くことができます。今回はUNIQLOのアンクルパンツの下にタイツを合わせて色の違いをお届けしたいと思います。
■柔らかな色合いで仕上がる「チャコールグレー」
まず最初に紹介したいのが「チャコールグレー」のタイツです。
私は昨年まで濃いめのグレーを好んで穿いていたので、チャコールグレーは初めて選びました。今までなら少し薄くてタイツの色が浮いてしまうような気がしていたのですが、今年は「くすみカラー」がトレンドなのでコーディネートに薄めのグレー「チャコールグレー」を合わせても浮いてしまうことがありません。
ネイビーのアンクルパンツと合わせてみると、チャコールグレーの柔らかな色が引き立ち、とても優しい雰囲気に仕上がりました。
濃いめのグレーでももちろん素敵ですが、足元にワンポイント何か私らしいエッセンスを取り入れたいなと思う日は「チャコールグレー」が良さそうです。
■いつもと違う私になれる気がする「ブラックボルドー」
今回購入した3足のなかで、どんな色かイメージしづらかったのが「ブラックボルドー」です。
ブラックボルドーは、ボルドーにブラックを少しだけ混ぜ、ボルドーの艶っぽさをブラックカラーでトーンダウンさせたイメージの色です。一言で表すとパープルなのですが、パープルほど華やかな雰囲気にはならないのでオフィスコーデとして取り入れても目立ちすぎることがなく良さそうです。
遠目にみると、ブラックカラーのタイツに見えるので、できるだけ近くで写真を撮ってみました。ブラックタイツってとても穿きやすい色ですよね。一番手に取る確率が多いと思うのですが、私はブラックタイツはネイビーの洋服には合わせません。その理由が、ブラックカラーもネイビーカラーもどちらも色の主張が強いので、色をミックスさせると重たくメンズライクな雰囲気になりやすいからです。
そんなときにボルドーが少し入っている「ブラックボルドー」を選ぶだけで、足元が重たくなることもなくメンズライクな雰囲気に偏ることもないのでおすすめです。
■心が和らぐ「ローアンバー」
「ブラックボルドー」と同じくらい、穿いてみるのに勇気が必要だったのが「ローアンバー」です。
「ローアンバー」という色も初めて耳にしたので調べたところ、イタリアのウンブリア州で再出される「ロー(生)」の「アンバー(土)」の色のようです。「ローアンバー」の隣に「カーキ」もあったのですが「カーキ」よりも薄い色でとても惹かれました。
穿いてみると、UNIQLOのネイビーのパンツとの相性がとても良く、すぐに「好き」な色になりました。今年の秋冬コーデにたくさん登場しそうです。「カーキ」のタイツよりも色のトーンが柔らかいのでネイビーのような濃いめの色のパンツと合わせても優しく馴染みます。
この色もオフィスコーデとしてパンツの下に穿いても華美な雰囲気が一切ありませんし、きちんと感も損わないのでおすすめです。
■タイツで叶える「私らしさ」
UNIQLOのシフォンプリーツスカートと合わせてみました。シフォン素材のスカートなので春夏素材のような雰囲気なのですが、UNIQLOのサイトページをチェックすると、秋冬コーデとして紹介されているのでニットと合わせてこれからの季節もヘビロテしたいと思っています。
でも、黒色のタイツで合わせたり、素足で穿くのはもったいないです。せっかくの休日コーデのおしゃれ度が半減してしまいますし、シフォン素材なので寒いです……。そんなときこそ、靴下屋で選んだカラータイツを合わせて。これが、今年のお気に入りコーデになりそうです。
足元を好きなアイテムで仕上げると自信がもてますし、その日1日、ワクワクします! 少し肌寒いな、と思った日のタイツ選びの参考に少しでもなりましたら嬉しいです。