サスティナブルなランジェリーブランドたち。今っぽいアイテム選びの参考に!
今だからこそ知っておきたいサスティナブルなランジェリーブランドたちを紹介していきます。デザインがかわいいから、楽ちんにおしゃれな気分になれるから、自分の身体が心地よくなれるから……ランジェリーを選ぶ理由はさまざまですが、そんな理由の中に「サスティナブルだから」っていうのがあってもいいかも?
日本でもじわじわ増えてきている、サスティナブルなランジェリー。
一昨年からヨーロッパへ筆者が取材に行くようになって、ヨーロッパに住む人や新しいデザイナーズブランドからよく聞くのが「商品自体がサスティナブル」であること。
たとえば、フランスのブランド「Nenes(ネネ)」はペットボトルを原料とした糸で生地をつくり100%再生繊維の商品が特徴のランジェリーブランド。
また、同じくフランスのランジェリーブランド「Noo(ノー)」は、環境に配慮した素材でのランジェリーづくりはもちろん、商品の生産に関わる工場の従業員たちの働き方が“持続可能”であるかどうか、定期的に工場へ訪問して確認しています。
このような働き方にもサスティナブルの概念を取り入れており、フランスのランジェリー業界では、サスティナブルな選択が非常に進んでいる印象でした。
日本でも今年に入り、サスティナブルなランジェリーを販売するブランドが増えました。ここからは、日本で購入可能なサスティナブルなランジェリーブランドを5つご紹介します。
1.Allbirds(オールバーズ)
アメリカのD2CブランドAllbirds(オールバーズ)より今年6月に発売されたばかりのアンダーウェア「Trino Undies(トリノ ウンディーズ)」。
原宿のショップに行ってきました。
生地はオールバーズを代表するユーカリの木の繊維とメリノウールの混紡素材を使用。肌触りがよく、気持ちがいい。
インナーウェアは箱入りなのですが、箱には1.2、3.7などの数字の記載があります。
なんの数字なのか店員さんに聞いてみるとその製品を作る際に排出された二酸化炭素(CO2)排出量を表す数字だそう。
なぜ表記しているのか、伺うと「まず知らないと減らせないから」とのこと。
私たちは生きる上で、必ず二酸化炭素を排出しています。家で使うエアコンや冷蔵庫。移動する時に使う電車や車。なんとなく知ってはいるけど、生活のために排出されている二酸化炭素の量がどれくらいなのか知っている人は少ないのではないでしょうか?
オールバーズは、アパレル業界で世界初カーボンフットプリント(温室効果ガス排出量 )を表記したブランドとのこと。製品はリラックス感のある着心地で、ウィメンズ、メンズお揃いのカラーもあり。ギフトにも喜ばれそうです。
2.UNDERSON UNDERSON(アンダーソン アンダーソン)
管理されたカナダの森林に育ち、環境に配慮した生産・加工の工程から生まれた地球にやさしい和紙を使用したアンダーウエア。
肌に触れるところは99.9%和紙でできています。
環境に優しいだけではなく、消臭・吸水・速乾・自動温度調整など機能性に優れた素材のため、幅広い年齢層にオススメです。
3.K+1%(ケイプラスワンパーセント)
ファッション性の高いサニタリーランジェリーが特徴の「K+1%」からはサスティナブルなフリルテディが発売。
こちらの商品は、ユーカリを原材料とするテンセルを95%使用し製造工程において水、化学薬品、エネルギーの使用量はオーガニックコットンなど他の繊維よりもはるかに低くサスティナブル。吸湿性に優れ、細菌の増殖も抑えます。
私も手にとってみたが、トロッとした触り心地で気持ちが良くこの夏、家でずっと着ていたいと思うテディでした。
4.EMILY WEEK(エミリー ウィーク)
エミリーウィークは生理周期を軸に、女性の4週間のバイオリズムに寄り添った新たなライフデザインを提案するブランド。
インナーウエアの素材にはソーシャルプロジェクトから生まれた人と環境に優しいオーガニックコットン「bioRe COTTON(ビオリコットン)」を使用し、優しい肌あたりが特徴です。
リラックス感のある着け心地でバックオープンのトップスとコーディネートできるような商品も。
5.intimissimi(インティミッシミ)
DRESSでおなじみ、インティミッシミからも今年初のサスティナブルライン「グリーンコレクション」が発売されました。
サスティナブルの厳しい基準を設けたBluesign®の認証を受けたシルクなどを使用したランジェリーは、デザインや着け心地はそのままに、サスティナブルな選択ができるのはうれしいですね。