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今の時代に必要な”恋愛革命”。好きな相手と最高の距離を生み出す「女神力」×「メス力」対談 2/2


■出会いもあなたのメス力修行の場

エマちゃん:私がメリさんの書籍の中で強く共感したのが「出会いもあなたのメス力修行にしちゃいましょ」っていう部分です。メリさんは出会いをどんどん増やしていって、失敗してもそれがネタになるからいいじゃん! と言ってくれているんですよ。

神崎:あはは、そうですね。

エマちゃん:今って昔に比べれば、出会いのチャンス自体はすごく多いと思うんですよ。例えばマッチングアプリとか相席屋とか……出会うことはできるじゃないですか。それを“修行”にするっていう考え方が今の時代に合ってるんじゃないかって。

(今回の対談に寄せられた)質問の中に、「出会いの場に行ったほうがいいのはわかっているんだけど、でもなんかちょっと一歩が踏み出せない」という声が寄せられています。なんか出会い疲れをしている人ってけっこういるのかなって思うんです。

神崎:たしかに出会いって疲れるものですよね。疲れてしまう理由は「はやくいい男性、ど本命と巡り会って結婚したい」という気持ちが強すぎるからなんじゃないかって思うんです。一人ひとりの男性に対して「気に入られよう」みたいな気持ちをいっぱい持っていると、余裕がなくなっていくのかなって。

いろんな男性に巡り会っていくうちに疲れちゃうと思うんですけど、それも気心知れた友だちの間のネタにすればいい。ただ、ネタ探しだけを目的にしてしまっては本末転倒なので、「今日は神崎メリの本に書いてあった彼の気持ちを掴む方法を試してみよう」みたいな、面白い気持ちで出会いの場に行ってほしいなって思います。

エマちゃん:なるほど。「仲良し3人組で頻繁に遊んでいたが、ふたりにど本命彼氏ができた。うれしいけど惚気が辛い。友人との距離感どうすればいいか」「周りの結婚・出産の報告を素直に喜べない。この感情とどう付き合えばいいのか」なんて質問もきていますね。

神崎:「友だちが幸せになっちゃって辛い」っていう相談はすごく多いんですよ。たとえば今ってInstagramのバトン企画の中で、自分の赤ちゃんの写真をリレー形式で順番に公開していくっていうのが流行ってるらしくて。

それを見てショックを受けた……というコメントがかなり届いているんですね。気持ちもわかるんですけど、人生って山あり谷ありだから結婚生活が幸せそうに見える友人夫婦だっていろんなトラブルを抱えているかもしれない。今自分は寂しい想いをしているかもしれないけれど、いつか幸せになれるかもしれない。だから比べる必要なんてない。私は今よりもっと幸せになるぞ、友人の幸せも応援するぞ……という気持ちでぜひメス力修行に取り組んでみてほしいです。

■コロナ禍の恋愛、今できることはなんだろう?

エマちゃん:今はコロナの影響で恋愛にもたくさんの動きがあると思うんですね。質問の中に「職場の後輩が気になるけど、コロナで飲み会もなく連絡先を聞く機会もない。どうすれば仲良くなれるか……」というものがありました。新しい恋愛の始め方を気にしている人もいますよね。

神崎:これはコロナで会えないっていう状況で距離をなかなか縮めようとすると空回りする子もいるんじゃないかなと思ってます。私だったら、恋愛の本とか読んだり、ちょっと身体を鍛えてみたりますね。

エマちゃん:いいですね。あとは相談みたいな感じでもいいと思うんです。人って相談するとすごく親近感が湧いて仲良くなるような気がするんです。

神崎:あ、そうですね。

エマちゃん:これを機に……なんて言ったら不謹慎かもしれないのですが、この質問主さんが本当に悩んでいるのであれば、「相談する」って有効だと思うんです。最近こういうことにちょっと悩んでてとか、ちょっと相談があるんですけどって頼ってみる。そういう話もしやすいと思うので。

神崎:素晴らしいです。

エマちゃん:業務連絡でもいいので、繋がりをちょっとずつ濃くしていくといいかなと思いました。

■「連絡ない=愛がない」って公式は成り立たせない

神崎:「コロナで会えないのでリモートで(恋人との関係を)頑張りすぎてしまう。『LOVE andバイバイ』違反? 彼の会いたい欲を持続させながらラブラブできる方法が知りたい」っていうお声も届いています。

エマちゃん:「LOVE andバイバイ」ってメリさんが提案されている恋愛の法則ですよね。

神崎:そうです。好きな人と会ってるときは心の底からその時間を楽しむ。会ってないときは自分の時間を大事にして、相手にしつこくしたり連絡したりしないでね……っていう。やっぱり恋愛に集中しすぎちゃって空回りするケースもあると思うので。ただやっぱり、このコロナ禍で相手からの連絡が減ったとか冷たくなったとか……。

エマちゃん:多いですよね。正直私がもし恋人と別々に暮らしている状態で今の社会に生きていたら、連絡減らしちゃうなって思います。

神崎:(笑)。

エマちゃん:そもそも会えないし……みたいな(笑)。 
会えないのに連絡だけを一生懸命取り続けるって無理があるなって私は思ってしまうんです。私の中では「連絡」はあくまでも手段なんですよね。会っているときが一番愛を深め合うことができるし、関係性が発展していくと思っているので。なので、この「連絡」という手段に固執して本来の目的を見失ってしまうことはおすすめしません。

神崎:うんうん、そうね。

エマちゃん:もちろん連絡はほしいけど、「連絡がない=愛がない」ってわけでもないと思うんですね。まずはその公式を成立させない。メリさんの本にも書かれていましたが、連絡がないときには、自分の趣味を作ったり、それこそ筋トレしてみたり、とにかく自分の時間を充実させて、連絡が来ない時間を気にしないようにするっていうメンタルを作ることがすごく大事だと思います。

神崎:多くの女の子が経験したことあると思うんですけど、相手の気を引くために連絡しちゃうことあるじゃないですか。でもその連絡が相手に「媚びている」とか「気持ちが重い」とか、そういう風に感じさせるかもしれない。だから「相手に気に入られよう」とか「気持ちを引きつけよう」とか「つなぎ止めよう」とかじゃなくて、純粋に楽しんでほしいなと思います。

エマちゃん:そうですね。やっぱり愛されてるっていうか、本当に大好きって思っていたら不安にさせない気もしますよね。 

神崎:連絡が減ってるから「向こうの愛が減ったのかな」じゃなくて、「あの人本当に大丈夫かな」とか視点を変えてもいいと思うんですよね。「余裕を持ちたいな」っていうコメントが今来てたんですけど、ほんとドンと構えてその上で恋愛のメソッドをじっくり試してほしいなって思います。

エマちゃん:「好きな人と疎遠になってしまっている」という不安もあるみたいですね。

神崎:これは付き合っている状態ではなくて……ってことですかね。エマちゃんだったらどうしますか?

エマちゃん:『愛され革命』の<LINEルール>にも書いているのですが、盛り上がらなかったり、続きそうもないLINEは容赦なく切っていいと思うんですよね。連絡が疎遠になる、期間を置く勇気を大事にしてほしい。

無理に会話を捻り出すLINEとかって「この子とのLINEってつまらないな」って相手に思われるリスクがあるんですよ。なのでポンポンってやり取りができなくなったときはソッコーで切ります。

もちろんそのまま終わるのではなく、例えば相手の人がサッカー好きだとしたら、サッカーの話題が自分の中に飛び込んできたタイミングで「そういえば~」とそのトピックを絡めて連絡してみる。3、4日とか1週間とか、ベストな期間は人によって違うだろうけどしばらく時間をあけてから連絡してみるっていうのがいいのかなと思っています。

エマちゃん×神崎メリさんの対談動画はこちら

DRESS編集部

いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。

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