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【Web限定コンテンツ】平原由紀子さんのお仕事コンシェルジュ #4

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不妊治療中なのですが、正直、人手不足の今の会社の仕事のやり方だと、両立が厳しいと感じています。会社に恩義はあるものの、突然病院に行かねばならないこともあり、休みをとるのに引け目を感じます。

【Web限定コンテンツ】平原由紀子さんのお仕事コンシェルジュ #4

不妊治療中なのですが、正直、人手不足の今の会社の仕事のやり方だと、両立が厳しいと感じています。

不妊治療中なのですが、正直、人手不足の今の会社の仕事のやり方だと、両立が厳しいと感じています。 会社に恩義はあるものの、突然病院に行かねばならないこともあり、休みをとるのに引け目を感じます。 正社員という雇用形態にこだわらなくてもいいのかと考えているのですが、通院は経済的負担も大きいので、退職するのは不安もあります。 周りの理解が欲しいものの、広まってしまうのもいやなので、どうしたらいいのかわかりません。

難しいですね。あなたが今35歳であれば「仕事を辞めて治療に専念してみたら」とすぐに申し上げるでしょう。

難しいですね。あなたが今35歳であれば「仕事を辞めて治療に専念してみたら」とすぐに申し上げるでしょう。
でも40歳。「退職していいのだろうか?」と悩む年齢だということがよくわかります。
あなたが「今の仕事を絶対に辞めたくない」「これを一生の仕事にしていくのだ」という強い信念があるのならば、
上司に相談するなりして、大変でもなんとか両立していくことをおすすめします。


でも正社員という雇用形態にこだわっていないのであれば思い切って不妊治療に専念するという決断も
ありかもしれません。
妊娠ということを考えると40歳という年齢は不妊治療に集中したいときですよね。
退職することは経済的負担が不安なのですよね。家庭の問題なのでご主人との話し合いも必要かと思います。
その上で退職を決断されるのであれば、例えば期間を区切って不妊治療をされるのはいかがでしょうか?ご自分で1年なり2年なり期間を決めてみてください。
そしてそのあと仕事についたとしても遅くはないでしょう。
いつからでも「スタート」はできるのです。ただし40歳過ぎての転職は厳しいです。そこは覚悟してください。
もし今まで20年近く働いてきた中でこれといったスキルがなかったとしたら、そのまま転職するのは非常に難しいです。
企業が40歳以上の人を採用する場合、その人に「どういうスキルがあるのか」
ということが大事な採用条件になっています。
そのためには治療の期間中、英語を本気で勉強するとか、何か資格を取るとかご自分のスキルアップをしてください。
逆に今働いているからできない勉強をするいい機会と捉えてください。
期間中治療に専念しながら空いている時間を有効的に使って勉強に当てる。
そうするとその後の転職も恐くないし、逆に今までよりステップアップできるかもしれません。
今の仕事を継続したまま不妊治療と両立したいという判断をされるのなら、会社によって、さまざまな対応なのでまずは直属の上司に相談するのがいいと思います。
その場合は、「不妊治療中なので突然病院に行くこともあるので休むかもしれません」という言い方ではなく、
「人には知られたくないので内密にお願いします」と添えた上で、自分の「仕事への思い」を伝えてください。
「今はこういう状況です。できるだけ仕事に支障をきたしたくないと思っています。
でも万が一の場合はご迷惑をかけてしまうかもしれません。そのときは申し訳ありません」と真剣に話をしてください。
私があなたの上司だったら、まず「この中途半端な状況で働いてもらってもいいのだろうか」と考えます。
そして、「確かにこの人が本気を出してくれるのなら、一時はちょっと目を瞑っても(それは本人に言いませんが)
続けてくれる方が新たにまた人を育てるよりも実はずっと効率的である」という考えに至るでしょう。
もちろんあなたが今まできちんと働いて来たということが大前提ですが。


上司は、「自分だけに伝えてくれる」ということが実はうれしいものです。
逆に人から聞いて「今の状況だと辞めなきゃいけないと思っているみたいですよ」なんて聞くと「カチン」ときます。
「まずは上司に一番に!」です。
頭の中でああでもない、とあれこれ考えるのではなく、すぐに話し合いをしてみてください。



【終】

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平原 由紀子

神戸生まれ。関西学院大学社会学部を卒業後、大阪で一般事務としてOLを経験。その後、東京で老舗広告代理店に16年間勤務。2003年、業界最大手の電通と共同出資し、国内外有名ブランドをクライアントとした広告代理店「株式会社ザ・ゴ...

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