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『東京ミュウミュウ』ミュウイチゴのモチーフメイク。自分の決断を信じて進む女性たちへ

趣味がメイクなちこえさん。そんな彼女が執筆する連載『メイクの自由帳』では、もっと自由に、自分の好きな綺麗に出会うためのメイクを伝えていきます。テーマは、美容×アニメ・漫画。あの頃憧れていたあのキャラクターの力を借りて、私たちはいまよりもっと美しさを追及できる。

『東京ミュウミュウ』ミュウイチゴのモチーフメイク。自分の決断を信じて進む女性たちへ

■はじめに

はじめまして。メイクレシピプランナーのちこえ(@chicoecco)と申します。一般女性の立場から、“実用的かつ夢がある”メイク法を提案しています。

今夏は、夏ライブ参戦用の推し色メイク(関連ツイートにおけるイイね総数36万超)や夏祭りメイクなどをツイートしました。
ほぼ毎日何かしらのメイクを投稿していますので、TwitterとInstagramのチェックも併せてお願い致します。

今月から、登場人物の生き方に憧れていたアニメ、漫画のキャラクターエッセンスを取り入れたメイクの連載を始めさせて頂くことになりました。
キャラクターになりきるコスプレメイクとは異なり、各々の解釈によって幾通りものレシピが生まれるモチーフメイクに挑戦します。

今回は、『東京ミュウミュウ』という漫画作品の主人公である桃宮いちごの変身後“ミュウイチゴ”をモチーフにしたメイクをご紹介。

■東京ミュウミュウとは?

漫画:征海未亜先生/シナリオ:吉田玲子先生により『なかよし』で連載されていた少女漫画で、2002年にテレビアニメ化するなど、世の女の子を魅了した美少女戦士モノ。猫耳、しっぽ、フリルたっぷりのウェイトレスエプロン、そして環境問題に至るすべての設定が斬新過ぎて、子どもだけでなく大人も夢中になりました。

■ミュウイチゴメイクの完成形

赤とピンクをメインカラーとして、ポイントにゴールドラメ(鈴のつもり)を加えて華やかに仕上げました。ブラックライナーを使用し、キャットラインを引くのも忘れずに。

アイメイク

東京ミュウミュウ  ミュウイチゴ メイク

リップメイク

東京ミュウミュウ  ミュウイチゴ メイク

■アイシャドウの塗り方

使用コスメ

ベースメイクとアイブロウを終えた状態から始めます。
まず、カラーコンタクトレンズを装着します(レンズの有無はご自身の生活環境に合わせてお決めください。無しでも成立するようにメイクを組んでいます)。

そして、アイシャドウとツールを準備してください。

STEP1:まぶたに色をのせる

POINT:ピンクを多めにする

尖りブラシ(H)を使い、赤(A)を目頭にのせます。ブラシの粉を落としたら、ピンク(B)を余白にのせましょう。赤とピンクの割合は、3:7にするつもりが、4:6になってしまいました。ピンクが多めならOKです。

STEP2:まぶたをボカし、下まぶたに色をのせる

POINT:半目で仕上がりを確認する(いつも全力で目を開いている訳ではないため)

何も付いていないブラシ(I)で、二重溝から上をくるくるなぞります。一重や奥二重の方は、眼球の丸みの辺りを目安にしてください。AとBを肌になじませる効果を期待します。

Hでワイン(C)を、細チップ(F)でピンクラメ(D)を下まぶたに塗ります。割合をA:Bと同じにすると、きれいに仕上がります。濃く付け過ぎたら、綿棒(G)でボカせば大丈夫ですよ。

斜めブラシ(J)にイエローラメ(E)をトントンと押し当てて、目頭に二回押し付けるようにラメを肌に移しましょう。

■ポイントメイクを仕上げていきます

使用コスメ

STEP1:マスカラを塗る

POINT:まつげコームをすぐに使わない・コームは逆から当てる

ビューラー(K)をかける時は、手首を返さず、肘を上げてビューラーを下げるようにすると、しっかり跡がつきます。

マスカラは、下まつげから塗ります(上まつげから塗ると乾ききらない内に顎を引くことになり、上まぶたにマスカラ液が付くため)。◯で囲んだ部分は逆まつげが多いのでマスカラは塗りません。

マスカラを塗った直後にコームで梳かすとマスカラがポロポロ落ちやすくなるような気がします。順番は、下まつげのマスカラ→上まつげのマスカラ→下まつげのコーム→上まつげのコームが望ましいです。

せっかく塗ったマスカラ液がコームにべったり付いてしまうため、コームはマスカラとは逆からかけると、ボリュームを損ないません。

STEP2:アイラインを引く

POINT:猫目になるよう跳ね上げる

目の内側に始点を決め、頂点まで一本線を引きます。次に、目尻ギリギリから頂点を結び、三角形の中を塗りつぶします。

STEP3:アイメイクを確認

POINT:仕上がりは全方位からチェックする

手鏡を使い、上から下から斜めから、メイクの仕上がりをチェックします。メイクの写真を撮る方は、アイメイク完成後すぐに撮ることをおすすめします(今が一番きれいな状態です)。

STEP4:チークで血色を足す

POINT:アイメイクが濃い日は、アイメイクの後にチークを塗るとケバくならない

アイとリップにかなり華やかな色を使っているため、チークレスにすると、逆に浮いてしまう可能性があります。 アイとリップをベースメイクと調和させるためにチークは必要です。

ただし、チークまで濃いピンクにしてしまうと、ケバくなります。できるだけ淡いピンク、またはオレンジを選びましょう。 今回は、頬の水分量に応じて自分の肌にぴったりの発色を叶えるジョリ ブラッシュを選びました。

STEP5:口紅を塗る

POINT:ラフに塗らず、輪郭をきちんと取る

下地(P)を塗り、ティッシュオフした後、先が丸いブラシ(S)を使い、ポップピンク(Q)をベタ塗りします。線を引いた箇所は、特に丁寧に筆を滑らせてください。

STEP6:唇の内側にラメを塗る

POINT:縦ジワに沿って、ブラシは縦に動かす

スパチュラでゴールド(R)を削り、そのままスパチュラで点置き、先が平たいブラシ(T)で縦ジワに沿って広げます。うまくいかない時は、指や綿棒で伸ばしても良いです。

■おわりに

ミュウイチゴの一番好きなセリフは「見返り欲しがってて、ご奉仕ができるかあぁ!」

敵キャラクターに、どうして人間の味方をするのか、なぜそうまでして戦うのかを問われた時の言葉です。自分自身がやる(みんなを守る)と決めたことだから、なぜとかどうしてとか、他者から賞賛を得られないとか、全部関係ない! と言い切る姿がカッコよくて印象に残っています。

他人の視線や評価が気になって動けなくなった時に思い出したい言葉です。

ちこえ

メイクレシピプランナー
もっとコスメが好きになる、もっとメイクが楽しくなるメイク法を発信中

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