1. DRESS [ドレス]トップ
  2. トラベル
  3. ポートランド旅行記#2 偏愛に気づく街

ポートランド旅行記#2 偏愛に気づく街

平凡な会社員でありながら、少し背伸びをして、個性的なメンバーと共にポートランドへ向かいました。一応ガラス瓶メーカーに勤務しているので「ガラス瓶の未来を探る」という名目を掲げて。

ポートランド旅行記#2 偏愛に気づく街

ポートランド旅行記 #2 偏愛に気づく街

平凡な会社員でありながら、少し背伸びをして、個性的なメンバーと共にポートランドへ向かいました。一応ガラス瓶メーカーに勤務しているので「ガラス瓶の未来を探る」という名目を掲げて。

到着した初日、ファーマーズマーケットへ。生産者がこだわり抜いて作った野菜、ジャム、ハチミツ等が広い会場にズラリ。シンプルなガラス瓶に色とりどりの中味が入ってとても美しい! ファーマーズマーケットの魅力は、作った本人から直接買えること。次々と来るお客をよそに、自慢の品のこだわりを延々と話し続ける作り手と頷く買い手の姿がありました。

翌日は朝食後にクラフトビールの量り売りショップを見つけて、まだ午前中にも関わらず何種類もテイスティング。確かにビールはどれも個性的で美味しかった。しかし、私のお目当てはサーブ用の大きなガラス瓶!日本では業務用の薬品にのみ使われるボトルから泡をたててビールが注がれる姿は何とも貴重で愛らしい!
その夜、興奮して眠れず、ひとりで瓶を愛でながらビールを飲み干してしまいました。

寝不足で迎えた翌朝、カフェの前でガラス瓶の回収ボックスを発見。この街でどんなガラス瓶が使われているのかどうしても気になり周囲にはゴミ箱にしか見えないボックスを漁る……。めぼしいガラス瓶を見つけて袋に詰める姿を旅の仲間に呆れられました。そして、カフェでは水差しとして使用されていたウイスキー瓶があまりに可愛くて、売り物でも無いのに店員さんに交渉して譲ってもらったのでした。

そう、この旅で私は気づいたのです。ガラス瓶への偏愛に。そして、このポートランドの街は「何かの変人」で溢れています。延々と自分の作った野菜へのこだわりを話し続けられる人のような。何かへの強い愛を生業としている人たちでこの街はできています。そして、何かの変人であることが当たり前だと認め合う街です。だからこそ、私は自分の持っている偏愛に気づけたのです。

さあ、あなたも偏愛に気づく旅に出よう、ポートランドへ!

Photo, Text / Yukari Kato, Monami Wako

加藤優香理

ガラス瓶偏愛家。国内ガラス瓶メーカーに勤務し、ガラス瓶の需要喚起に努める。業界初汎用印刷ボトルをプロデュースし、日本酒メーカーを中心に好評を得る。プライベートでは、一児の母。出産を機に仕事中心だった価値観が変わり、様々な役割の自分を楽しむ秘訣を模索中。

加藤 優香理

ガラス瓶偏愛家。国内ガラス瓶メーカーに勤務しガラス瓶の需要喚起に努める。業界初汎用印刷ボトルをプロデュースし、日本酒メーカーを中心に好評を得る。プライベートでは一児の母。出産を機に仕事中心だった価値観が変わり、様々な役割の自...

関連するキーワード

関連記事

Latest Article