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そりゃ彼氏できないわ……振り返ると悶えてしまう反省アプローチ

「彼氏ができない」ということに悩んでいる人はDRESS読者の中にどれくらいいるのでしょうか。恋をしているときは周囲が見えなくなっており、自分自身が何をしているのかもわからないときがあります。恋の情熱ゆえの言動が、相手にとっては困ってしまうことだったり。振り返ると思わず悶えてしまう、やってしまった体験談を調べてきました。

そりゃ彼氏できないわ……振り返ると悶えてしまう反省アプローチ

恋をしているとき、人は盲目になりがち……。自分では恋の情熱に突き動かされた正しい行動だと思っていたことも、相手にとっては迷惑だったり恐怖を感じる行為だったりすることもあるでしょう。

今振り返ると思わず悶えてしまうような、やってしまった失敗談や、男性が引いてしまった相手からのアプローチなどを調べてきました。

「そりゃ彼氏できないわ……」今振り返ると恐怖な好きな人へのアプローチ

彼氏ができない女性の特徴

好きだった当時は情熱的でいいことだと思っていた行動でも、今振り返ると恐怖でしかない行動というものがあります。一部の女性の皆さんは、好きな人にどのような行動をしてしまったのでしょうか。

常にふたりきりを狙って行動していた

「ふたりきりになれれば私を女性として意識してもらえると思って、会ったときは常にふたりきりになれる場所を選んで行動していました。

例えば、ランチやお茶、ディナーをするときは必ず完全個室のお店を予約。そのためにグルメサイトをいくつも見て良さそうなお店をたくさんピックアップしていました。

ほかにも、プリクラを一緒に撮りたがったり、観覧車に乗りたがったり……少しでもひと目に触れないふたりきりになれるところを必死で誘って、彼とのふたりきりを狙いました。

ふたりきりになれば意識してもらえる可能性があるのはもちろん、運が良ければ彼が下心をだして手をだしてくれるかもしれない……と思って期待していたんですけれど、今思うと『いつもふたりきりになりたがる』って気持ち悪かっただろうなぁと思います」

ふたりきりというのは、それなりに親密になっていないと気まずいものです。常にふたりきりを狙われていたとなると、怖い気持ちを持ってしまったとしても不思議ではありません。逆に彼は、ひと目のある場所ばかりに行きたがっていたかも。

彼のSNSをすべて見つけてフォローし監視した

「好きな人のSNSは全部チェックしたいけれど、SNSは教えてもらえませんでした。そこで、自力で見つけるしかないなと思って探しました。

Facebookは実名でやっていたのですぐに見つけられたから、私は別人のふりをしてアカウントを新しく作成し、友達申請しました。運良く承認されたので投稿を全部見られて当時はとてもうれしかったです。

Instagramはやっていないと聞いていましたがTwitterはやっていたようなので、共通の友人のTwitterのフォロー欄を一つひとつ見ていって、彼だと思われるアカウントを見つけました。そのアカウントもフォローして監視しましたね。

結局SNSでは彼に関する重要な情報は得られなかったけれど、毎日彼が更新するのを心待ちにしていてかなりやばい女になっていました」

彼としては、まさかSNSを教えていない知人にまで覗かれているとは思わなかったでしょう。もしもこのことを彼が知ったら、恐ろしくてSNSをやめてしまうかもしれません。また、鍵をかけるなどして見られないように対策するかもしれませんね。

彼にたくさんお金を使っていた

「彼は30代半ばにしてフリーター、しかも出勤日数や時間もフルタイムではないので月のお給料は10万円あるかないかでした。欲しいものは我慢できない体質で常に金欠のようだったので、デート代は私がすべて払うことで会ってもらおうとしていました。

会っているときのご飯代や交通費はもちろん、彼が『これ好き!』と言ったLINEスタンプも即座にプレゼント。Amazonのほしいものリストもチェックして送りつける始末。

『お金だすから会って!』とまで言ってしまい、いま思うと完全に貢ぎまくっていましたが、当時の私にとっては『彼と付き合うための投資』と思っていて、必要経費みたいなものでした。彼にとっては都合のいい女止まりで、本命にはしたくなかったでしょうけど……」

なんでもかんでもお金を出してもらえるというのは、彼の性格によっては喜ばれていたかもしれません。しかし、ここまで度を超した”貢ぎちゃん”状態は、異常さを感じて怖くなることも。貢がれた分だけ、見返りを求められそうで恐ろしいです。

彼の女友達の批判をして自分の価値を高めようとした

「私のことを『他の女性よりも優れている女性』と思ってもらいたくて、彼の周囲にいる女友達のアラを探して彼の前で批判してばかりいました。

最初は『時間にルーズで遅刻が多い』『ブランドものばかりで身を固めていて浪費家』『男性と女性の前で態度が違う』などでしたが、そのうち『トイレでしっかり手を洗っていない』『ポーチの中身が汚い』『ハンカチを二枚持ちしていない(手拭き用と汗拭き用を分けていない)』など、細かい指摘まで。

女友達の悪い部分を言うことで、『でも、私はちゃんとしているから。私のほうが優秀でしょ?』ということを伝えたかったんです。

今思うと、人の悪口ばかり言うめちゃくちゃ性格が悪い女ですね。でも当時はそうすることで私の価値が上がると思っていたんです。その後、彼や彼の女友達にかなり嫌われたようで、LINEもブロックされました」

他人の価値を落とすことで自分の価値が上がると思っている方、けっこういるのかもしれません。でも、実際は他人を悪く言うことで自分の価値が落ちてしまうだけ。このような行為は周囲も自分も傷ついてしまうためよくありませんね。

手作りのものを贈りまくった

「家庭的な印象を与えたかったので、とにかく手作りのものをプレゼントしまくりました。自分で作れるものはなんでも作ったと思います。

例えば、最初はど定番の手作りお菓子を差し入れしました。喜んでもらえたので、次は手作りお弁当、作りおきの常備菜などお料理系で料理上手をアピール。一人暮らしの人だったので一応は喜ばれたと思います。その後は手編みのセーターや陶芸教室での湯呑という痛々しいこともしましたし、アクセサリー好きの彼のためにシルバーアクセサリーも作りました。

モノづくりの技術は上がったけれど、彼からしたら手作りばかりで怖かったと思います。髪の毛を混ぜたりなどのまじない系はしていませんが、していると思われていた気もしますね……」

手作りは温かみを感じられていいものですが、その分なにかの”思い”が込められていそうで怖いということも。また、その気持ちが重いということもありますよね。手作りは自己満足に陥りやすいものですから、相手の迷惑になっていないかどうかよく考えて行うべきだと思います。

男性に訊いた、正直引いてしまった相手からのアプローチ

一部の女性がやってしまったエピソードもさることながら、一部の男性が受けた、引いてしまった女性からのアプローチもあるでしょう。今度は、一部の男性から体験談を聞いてみました。

露出しすぎる格好でアプローチ

「まだ付き合う前の初デートのとき、彼女の格好に驚かされました。ストッキングを履いていない生足でのミニスカート、さらに肩と胸元ががっつり開いたトップスという格好なんです。

いくら夏場で暑いからとはいえ、あれは極端でしょう。目のやり場に困りますし、こんな露出の多い格好をした女性を彼女にはしたくありません。

その女性はやたら前かがみになったり足を組み替えたりしてセクシーアピールをしてきましたが、ここまでされると下品に感じてしまいました。もちろんそういう服装が好きな人もいるとは思うのですが」

もちろんその人がどんなファッションを楽しもうが、その人の自由。今回お話を伺った男性の意見を鵜呑みにする必要はありません。

ただ、露出は効果的に行えばアピールポイントやアプローチとして十分効果を発揮するでしょうけれど、やりすぎてしまうと相手に引かれてしまうことも。もしも、相手に好意があって、よく思われるためのファッションを追求するのであれば、自分の趣味嗜好とは別に、その人の好きな服装も抑えておくと良いかと思います。

「二番目でいい」と浮気前提のアプローチ

「当時自分には別で好きな人がいました。なので、アプローチをかけてきてくれたその子とどうこうなる気はありませんでした。その子は自分に気がないことをよくわかっていたので諦めてくれると思ったのに、いきなり『二番目でいい』『浮気相手として付き合ってよ』などと言い始め、自ら二番目の女を希望し始めました。

今まで僕が見てきた彼女には人に対して誠実そうな印象を持っていたので、この発言には驚きましたね。堂々と言われたので逆に清々しいくらいです。自分としてはそんな不誠実な付き合い方はしたくないので断固として断りましたが、それでもしつこく食い下がられたので心底困りました……。

二番目というのが彼女にとって幸せなのかどうかもわからなかったし、自分としてもそんなひどいことをしてまで女性と付き合いたくありません。そこまでして好きな男性を手に入れたいという気持ちは正直わかりませんね」

付き合ってくれるなら二番目でいいという考え方もありそうですが、結局二番は二番です。一番の大切な存在になれないのなら、付き合っていても苦しい想いがつきまとってしまいます。もちろん、そんなものは人それぞれの価値観があるので、幸せ・不幸せの話をここですることはできません。

けれど、目先の関係性に捉われてしまい、二番目の女性であることのリスクを把握できていないのであれば、一度立ち止まってよく考えてみてください。

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激しいボディタッチでのアプローチ

「会うたび会うたび、ボディタッチが激しすぎてびっくりしたことがあります。ツッコミを入れるために肩や腕あたりを軽く触るのはいいんですが、『体格いいよねー』と言って胸元や腹部を触ってきたり、腕を何度も握ってきたりしたことには困りました。

相手が酔っ払ったときなんて、太ももの付け根あたりをさすってきたんです。これには心の底から呆れました。

女性から気さくに触れられるのはうれしいほうなのですが、過剰なボディタッチは気持ちが悪いですね。心地よい距離感を飛び越えて不快感のある距離感になってしまっています」

ボディタッチは合意があればOKだと思いますが、それでも限度や程度の問題があります。相手が嫌がるボディタッチはセクハラです。

外堀を埋められるアプローチ

「自分は彼女に興味がまったくなかったのですが、彼女は自分のことを好きなようで、ご飯に誘われる、LINEが多いなどのさりげないアプローチはありました。

その程度ならよかったんですけれど、だんだん周囲の人から『あの子と付き合っちゃいなよ!』『あの子、いい子だよ』などと言われるようになり、なんだかおかしいなと思いました。

あとで知ったのですが、彼女が自分の周囲の人間に根回しをしていたようで、うまく自分と付き合えるように味方を増やしていたようです。知らない間に外堀を埋められていた感じですね。

周囲からすれば恋を応援しているだけかもしれませんが、こちらとしては誰も味方がいない状態で正直めちゃめちゃ怖かったです。周囲が完全に『付き合っちゃえモード』になっているのは逃げ道がありません」

恋では外堀を埋める作戦も有効ですが、実際にこの作戦を使われると身動きがとれなくなって怖いのも頷けます。こういうとき、周囲はすでに相手の味方のため、付き合いたくないと主張しても「なんで? いい子なのに。理想高すぎ」などと言われ、自分の立場が悪くなるときも……。人間関係を巻き込むアプローチのやり方は手が込んでいて怖いですね。

どれだけ好きでもNGはNG!

彼氏ができない

好きという感情はとてもいいものだと思います。ただ、好きなら相手を思いやり相手が嫌がることはしないのが原則です。

どれだけ相手のことが好きでも、してはいけないことはしてはいけないのです。相手が嫌がる行為や、尋常ではない行為はやめておきましょう。

もしも自分の行動がおかしいのかどうかわからないときは、相談にのってくれる人に話してみましょう。きっと、あなたの行為が迷惑行為かどうか、冷静に判断してくれると思いますよ。

恋愛自体は素敵なことだと思いますが、その感情を原動力にして相手に危害を加えるようなことはしないように、ご注意ください。

神之 れい

関西在住のフリーライター。1984年11月5日生まれ。ライターとは無関係の短大へ進学、一般企業で5年ほど勤めた後にライターへ転身。女性向けウェブメディアを中心に執筆。もやもやを抱える女性のヒントになるような記事執筆を目標に活...

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