【骨格3タイプ別】似合うピアス、イヤリング選びのコツ教えます
土曜日のファッションコラムは、パーソナルコーディネーター®の木村えりなさんが担当。ファッションのお悩みを解決するアイテム選びやコーディネートのコツを紹介します。今回のテーマは、ピアス、イヤリング選びのコツ。骨格ごとに似合うアクセサリーは違うんです。
顔まわりを華やかに彩るピアスやイヤリング。
種類がたくさんありすぎて、何を選べばよいかわからない……と感じたことはありませんか?
◼︎上半身にボリュームがある方
◼︎下半身にボリュームがある方
◼︎全体的にがっしりした骨格の方
それぞれの体型によって、似合うアクセサリーは違うんです。
今回は、骨格タイプ別におすすめのピアス、イヤリング選びのコツをお届けいたします。
◼︎上半身にボリュームがある方におすすめのピアス、イヤリング
・どちらかというと首が短い
・上半身にボリュームがある
・身体に厚みがある
・ヒップが横に広がっているというより、後ろに厚みがある
この骨格の方におすすめなのは、「縦ラインを強調するピアス、イヤリング」です。
「縦長」のシルエットのものを選ぶと、とてもお似合いになります。
シンプルな縦ラインでスッキリ見せる
シルバーやゴールド素材のシンプルな縦長ピアス、イヤリングをつけると、首回りに縦のラインを添えることができフェイスラインがキュッと締まって見えます。
この骨格の方はVネックのトップスがおすすめですが、クルーネックのものを身につけた際、イヤリングで縦長を取り入れると首回りがスッキリします。
シンプルなデザインがよく似合う骨格の方は、ついアクセサリーもシンプルなものを選びがち。「シンプルに飽きてしまった」という方も少なくありません。
このように、パーツが華やかでも全体のシルエットが縦長のものならよく似合います。
ちょっと雰囲気を変えたいとき、ぜひ取り入れてみてください。
◼︎下半身にボリュームがある方におすすめのピアス、イヤリング
・首が細く長い
・鎖骨が浮き出ている
・腰骨が横に張っている
・上半身より下半身にボリュームがある
この骨格の方におすすめなのが「目線が上がるピアス、イヤリング」です。
ピタッと耳に止めることができる、上のほうにポイントのあるデザインがとてもお似合いになります。
目線を上げてスタイルアップ
まずこの骨格の方にとびきり似合うのが、シンプルなデザインの一粒ダイヤやワンポイントのピアス、イヤリングです。
上半身が華奢な方が多いので、シンプルで小粒なデザインをつけると、より一層フェミニンな雰囲気になります。パールやラインストーンなどの女性らしい素材が似合います。
揺れるデザインや長さのあるピアス、イヤリングをつけたいときは、「ポイントが上側にあるデザイン」のものを選ぶと良いです。
たとえばこのイヤリングのようにピンクと白の配色なら、ピンクの方にパッと目が行きやすいです。
ピアス、イヤリングを選ぶときは、「ポイントが上側にあるか?」をチェックしてくださいね。
◼︎骨格がしっかりしている方におすすめのピアス、イヤリング
・しっかりと鎖骨が浮き出ている
・全体的に骨格ががっしりしている
・上半身と下半身のボリューム感にかたよりがない
この骨格の方におすすめなのが「存在感のあるイヤリング」です。
シンプルなデザインのピアス、イヤリングをつけると骨っぽさが強調されてしまいますが、パーツが大きめのものや配色がはっきりしているものをつけることで、艶っぽくソフトな印象を作ることができます。
ピアス、イヤリングの存在感をたっぷり楽しむのが素敵への近道
この骨格の方はいわゆる「大ぶりイヤリング」がとても似合います。
逆に、シンプルなデザインのものをつけると何か物足りない……と感じることが多いようです。
大胆なデザインのアクセサリーを顔周りに取り入れることで、骨格がソフトに見え女性らしい雰囲気に。
ナチュラル素材がとても似合うので、今年トレンドのストーン素材や珊瑚でできているアイテムもおすすめです。
洋服がシンプルで物足りない。そんなときこそ、カラフルでデザインをたっぷり楽しめる大ぶりピアス、イヤリングの出番です。
アジアンテイストや大ぶりのラインストーンがミックスされているものが似合うので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。大ぶりのピアス、イヤリングをすることで、デコルテの骨っぽさが艶っぽさに変わります。
◼︎似合うアクセサリーでもっと私らしく
わたし自身、数年前までなんとなくイヤリングを選んでいました。
お客様にパーソナルでアイテム選びをするようになってから、似合うアクセサリーと骨格には深い関わり合いがあることに気づきました。
“似合う”を大切にしたい日は、ぜひ今回紹介した3つのタイプを意識してみてくださいね。
アクセサリーで「私らしさ」は作れます。
少しでも参考になればうれしいです。