昭和生まれが「懐かしい」と感じる少年漫画7選
大切なことは少年漫画からたくさん教わった……。昭和生まれに夢をくれた名作たちと、そんな名作を生み出してくれた人たちに感謝。昭和生まれが「懐かしい」と感じる少年漫画を集めました。
■「カメハメハ」
きっと誰もが知っている、鳥山明さんによる人気漫画『ドラゴンボール』。
昭和生まれにとって「カメハメハ」と言えば、ハワイじゃなくて、コレ。
戦闘シーンの描き方も秀逸ながら、ドラゴンボールを探して旅をする初期のワクワク感は唯一無二。
夢中になって読んだ。
■『魁!!男塾』
不良少年たちを塾生として集めた、超スパルタ教育施設「男塾」を舞台に繰り広げられる格闘漫画。
今思うと「!?」な設定は少なくなかったけれど、型破りな展開が大人気となり、1988年にはアニメ化、2007年には実写映画化も。
『週刊少年ジャンプ』に1985年〜1991年にかけて連載され、単行本は全34巻を刊行。今でも語り継がれる名作。
■こち亀
正式なタイトルは『こちら葛飾区亀有公園前派出所』。
型破りな警察官が主人公のギャグ漫画で、女性ファンも多い。
単行本が全200巻で『あさりちゃん』の倍!
■「戦闘内容に奥行きがある」
登場人物が真剣勝負を繰り広げる少年バトル漫画、『ジョジョの奇妙な冒険』。
男子に言わせると「戦闘内容に奥行きがある」らしく、累計発行部数が1億部越え。
「日本のメディア芸術100選」の漫画部門で2位に選ばれるほどの人気作品です。
■『スラムダンク』
井上雄彦さんによるバスケ漫画の金字塔。
魅力的なキャラクターと迫力のある描写で、グイグイ引き込まれる。
バスケのことをあまり知らなくても楽しめた作品。
■「お前はもう、死んでいる」
文明が失われた時代に救世主のごとく現れた主人公ケンシロウが、伝説の暗殺拳「北斗神拳」を駆使して悪を退治するというハードボイルドアクション『北斗の拳』。
「北斗神拳」を食らって体が破裂するとき、悪党たちが「ひでぶ!」とか「あべし!」とか叫ぶことになってる。
学校の休み時間に、男子がみんな真似してた。
「お前はもう、死んでいる」という名ゼリフは、今や死語。
「秘孔」は実在のものだと思っていた。
■『タッチ』
高校野球を題材にした、少年向けの野球漫画ということになっているけど、実質的には双子の兄弟と南ちゃんをめぐる恋愛漫画。
とくにアニメは、野球に興味が薄い女子たちも大いに楽しみました!
ライター、編集者。相撲とロマコメ、フランス近代音楽が好き。