UNIQLOの「ドレープパンツ」でヒップラインをカバー!似合うパンツの見つけ方
土曜日のファッションコラムは、パーソナルコーディネーター®の木村えりなさんが担当。GUやUNIQLOなどのプチプラアイテムを使った体型カバーのコツを伝授します。今回は、ヒップラインが気になる方におすすめのパンツを紹介します。
◼︎ヒップラインが気になる……そんなわたしに似合うパンツは?
「パンツを履くと、ヒップラインが目立ってしまう」
「ヒップラインはきついのに、ウエストはガバガバしてぴったりなサイズがわからない」
そんなお悩み、ありませんか?
パンツにはシルエットが何種類かあり、大きく分けると「タック入り」と「タックなし」に分類できます。
骨盤が張っている・ヒップにボリュームのある方が体型に似合わないパンツを選んでしまうと、ヒップラインが強調されてしまったり、下着のラインが見えてしまったり、ウエストとの調整が難しかったり……。
ここでは、UNIQLOの「アンクルパンツ(タックなし)」と「ドレープパンツ(タックあり)」を取り上げ、ヒップラインに合うパンツの選び方をレクチャーします。
◼︎“骨盤張り”さんは、タックなしのパンツに要注意
UNIQLOの定番アイテムになりつつある「アンクルパンツ」は「タックなし」のパンツです。
テーパードパンツと言われるラインのパンツで太ももあたりが少しゆったりしていて、裾に向かって細くなる美シルエットのパンツです。
タックがないので、ヒップラインはタイトなシルエット。
骨盤が広めの方や、ヒップラインにボリュームがある方はこの「アンクルパンツ」を履くとヒップラインが突っ張ってしまい、ヒップラインが強調されがちです。
こちらは昨年購入したUNIQLOの「ドレープパンツ」です。
「アンクルパンツ」と大きく異なるのはパンツのシルエットがワイドなことと、腰の位置に左右2本ずつのタックが入っていること。左右にタックがたっぷり入っていることで、ヒップラインに自然なボリュームをつくることが可能です。
骨盤が広めの方やヒップラインにボリュームがある方には、このシルエットのパンツがおすすめ。ヒップラインをきれいに包み込み、ショーツのラインも見えにくく仕上げてくれます。
またウエスト位置をきちんと作れるので、ヒップとウエストの位置が合わなくて困る……というお悩みをお持ちの方もぜひ試してみてください。
◼︎スタイルアップの秘訣は色を「つなぐ」を意識して
パンツのシルエットを味方にしたら、スタイルアップにはトップス選びも重要です。
スラッとした縦ラインを作りたいときは、配色を意識しましょう。特におすすめの方法は「同系色でつなぐ」ことです。
今回は水色のパンツを選んだのでトップスに同系色のネイビーを選びました。色をトップスとボトムス、上下でつなげることで「縦のライン」を作ることができます。
◼︎小物も同系色を意識して
トップスとボトムスの色を「つなぐ」ことを意識したら、仕上げに大切なのは小物類の色使いです。
汚れが目立ちにくい、飽きがこない気がする、何にでも合わせやすい気がする、と言う理由でブラウンやブラック系の小物類ばかり集めてしまうと、せっかくのネイビー&水色の爽やかカラーも重たい雰囲気で仕上がってしまいます。
ブラックやブラウンよりも汚れやすいのは確かですが、キレイ色の小物類はコーディネートを120%品良く華やかに仕上げてくれるので、持っているととても便利です。
今回は水色のパンツに合わせて、水色のシューズとバッグで色を「つなぐ」意識をしました。特にパンツとシューズを同系色にすると「縦のライン」が作れるので脚長効果も抜群です。
◼︎シルエットと色使いで、上品は作れます
2990円で購入したUNIQLOの「ドレープパンツ」。プチプラアイテムですが、ヒップラインをカバーしてきれいなシルエットを手に入れることができ、上品な雰囲気が楽しめます。
バッグも、数年前にGUで購入したプチプラアイテムです。2490円と超プチプラなのですが、キレイ色のバッグはいつものコーディネートに変化をつけることができるので必需品です。
冬が終わり、ロングコートはもうおしまい。ヒップラインを隠せる季節が終わってしまったので、自分に似合うパンツを春のワードローブに取り入れて、スタイルアップを目指しましょう。
ヒップラインのボリュームが気になる方は、ぜひUNIQLOの「ドレープパンツ」をチェックしてくださいね。