GWの旅行で何着る? 少ない服でおしゃれに見せる3泊4日コーデの考え方
旅行のコーデは悩ましいもの。荷物は軽くしたいし、かといって毎日同じ服では、せっかくの気分が下がってしまう。機能性オンリーのファッションだと、写真に写るのも嫌になる。最小限の荷物でかつ毎日ウキウキできる旅行中のコーデの工夫を考えてみた。
■旅行の服選び、気を付けている3つのポイントは?
旅行で洋服に一番悩むのは、中途半端に泊数の多い国内旅行。3~4泊、ずっと同じ服だとつまらないし飽きてしまう。かといって日数と同じだけの洋服や靴を持っていくなんて荷物が膨大になってしまう。
これまでの経験から、「荷物を少なく」かつ「毎日新鮮な気分でコーデが楽しめる」ように、私が工夫していることをまとめてみた。
GWに実家に帰省する途中で、地方都市を観光で訪れる旅行を予定しているので、この3泊4日のコーデを考えた。
1.シワにならない服、シワが気にならない服を選ぶ
旅行用の服選びで一番大事なのは、「シワにならない服」を選ぶこと。
厚手のニット生地のロングスカートは、座っていてもラクチン、シワもまったく気にならない、旅行にぴったりのアイテム。同じく着ていて楽なニットを合わせて。
ロングのニットタイトスカートはスリッパで歩く旅館でもエレガントに見えるのでおすすめ。
スカーフとアクセサリーでガラッとイメージを変えて。
2.座ったり立ったりが楽な服を選ぶ
私は旅行中、デニムを履かない主義。ベイカーパンツはデニムよりもこなれた感じが出るので最近愛用している。
もともとワークパンツなので、摩耗や汚れ、シワを気にしなくていいのが旅行向き。また基本的にゆるいシルエットなので、履いていて楽。
3.バッグと靴は1種類と決める。どんな服にでも合うものをチョイス
上記のコーデ写真は服は違うけれど、バッグと靴はすべて同じ。旅行中の荷物を減らすには、バッグと靴を1種類で通すのが一番効果的。
白いボディバッグは何色の服にも合う万能アイテム。MARC JACOBSのカメラバッグは上質感があり、カジュアルになりすぎないところが◎。両手が空くので便利。
旅行に履いていく靴と言えば、歩きやすさ優先からスニーカーを選ぶ方も多いかもしれないが、私は脱ぎ着が楽なフラットシューズを選択。
お寺を拝観したり、和風の旅館に泊まったり、旅行中って意外と頻繁に靴を脱いだり履いたりする。街中を観光する旅行ならこれで十分。シルバーのバレエシューズは、綺麗めコーデにもカジュアルにも合うので使い勝手がいい。
■ずっと同じコーデは飽きる! アクセサリーで楽しめる工夫を
服に合わせて2パターンのアクセサリー・スカーフなどの小物を用意
トップス2種、ボトムス2種で計4種類のコーデができるわけだが、それだけでは、組み合わせを変えただけで、本人がちっとも楽しくない。そこで巻物とアクセサリーの出番。
カラフルなシルクのスカーフは、気温の変化に対応する機能性もあり、コーデの印象をガラッと変えられる優れもの。
軽くて薄手の大判ストールは、防寒具やアクセサリーにもなる便利なアイテム。丸めてバッグにも忍ばせておける。
個性的なアクセサリーも総取り換えして、同じ上下の服でも違うコーデとして新しい日をエンジョイ!
大ぶりのアクセントになるアクセサリーを旅行の日程数分+α選んで持っていく。かさばらず、毎日新鮮な気分でコーデが組める。
服を何枚も持っていくよりも、荷物ははるかにコンパクトになる。その日の気分で選べるのがいいところ。
旅行は紛失のリスクが高いので、高価なジュエリーは避け、アクセサリーを持っていくようにしている。
■荷造り、旅行中の荷物管理、帰宅後の整理、わずらわしさを最小限にするコツ
家族旅行の荷造りについてはこの20年間、旅行前・旅行中・帰宅後と、いかにシステマティックにスムーズに行うかを追及、工夫してきた。
カラフルなエルベシャプリエのトートバッグを使った、私の家族旅行の荷物管理についての記事はこちらから。
【裏ワザ集】家族旅行の荷物準備と整理をとことん楽にする
■旅行中でも、旅行中だから、ファッションに気を使う
旅行って写真をたくさん撮る。写真は残る。そして女性はある程度の年齢になると、レストランや宿でその身なりをチェックされていると思った方がいい。
動きやすく、汚れが気にならないけれど、自分自身も周りにいる人も気分よく過ごせるおしゃれなコーデで。
旅行前、日程に沿ってファッション計画を綿密にシミュレーションし、最小限の荷物で最大限のコーデを考えよう。
思い出に残る素敵な旅行を!