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2015年ブレイク必至⁉フィリピン英語留学

 大変遅ればせながら、あけましておめでとうございます。今年も誌面や連載、あるいはイベントで一緒にDRESSを盛り上げていきますので、よろしくお願いします!

2015年ブレイク必至⁉フィリピン英語留学

 大変遅ればせながら、あけましておめでとうございます。今年も誌面や連載、あるいはイベントで一緒にDRESSを盛り上げていきますので、よろしくお願いします!

 新しい年が明けて、手帳やノートに夢や目標を書き出した人も多いのではないでしょうか。私は、今年のテーマのひとつが「英語」です。具体的には中級英語をマスターして、英語で取材をしたり、ブログを書いたり、3分程度のスピーチやフリートークを自由自在にできるようになること。縁あって年末年始にはフィリピンのセブ島にある日系の語学学校「QQ ENGLISH」に2週間英語留学をして、その気持ちを一層強くしています。

 実は、このフィリピン留学はこちらの連載で実現したものなのです。去年9月に「そろそろ英語の学び直し」という記事をアップしたところ、大変な反響がありました。そして「私も英語を勉強しようと思っています!」という声の中でも最も目立っていたのが、「フィリピン留学に興味あり!」という反応でした。ここ数年、フィリピン人の先生から格安で学べる「オンライン英会話」に加えて、マニラやセブ島での語学学校(日系)も目立ってきていて、大学生はもちろん、社会人も有給休暇を取ってフィリピンで英語を学ぶ人が増えています。また、企業からの派遣ニーズも高まっているようです。

 ズバリ、フィリピン留学とはどういうものなのか。メリットを中心に、以下に箇条書きで挙げてみます。(ここでは主として学校留学を取り上げます)

・ フィリピンは7100以上の島々からなり(その数、世界一!)、多言語国家のため、公用語が英語とされている。
・ これまでメジャーな語学留学先だった欧米より3分の1〜5分の1の予算で留学できる。例えば、1ヶ月の留学費用が15万円程度(航空券別。授業料、寮費、食費込み。ドミトリーで2人〜4人部屋の場合)。
・ (私が経験&聞いた限りは)先生の英語はなまりもなくとてもキレイ。
・ 時差がたったの1時間(日本よりマイナス1時間)。
・ 1日8時間程度がスタンダード。「スパルタ式」の場合は、外出禁止&夜22時頃まで勉強している学校も多い。
・ 授業の多くが「プライベート(マンツーマン)レッスン」である。ライティングとリーディングの授業は少ないが、徹底的にスピーキングとリスニングを鍛えることができる。しかも、日本人英語に先生方ガ慣れているため、何かとやりやすい。
・ 私が体験したのは、1日8時間(50分×8コマ)で、内訳は「プライベートレッスン」が6コマ、グループレッスン(2人〜5人程度)が2コマ。
・ オンラインに関してはもっと安く、50分で数百円程度。事前に先生のスケジュールを予約して、決まった時間になったらSkypeでつなぐ。
・ 「オフライン(学校)」と「オンライン」が両方あるのがフィリピン留学の強み。オンラインで事前に勉強して、語学学校に留学、そこで習った先生の中で特に気に入った(相性のいい)人がいれば、帰国後はその人を指名して継続学習が可能。

 前述のように、語学学校は首都マニラもしくはセブに集中しているのですが、私のおすすめはセブです。
 その理由としては、

 ①「アクセスの良さ」
 2015年2月現在、日本からセブへの直行便はフィリピン航空による成田—セブ線が1日2便運行されていますが、なんと、2015年3月には新たにセブパシフィック航空が参入することが発表されました。同社の発表によると、就航日は3月26日。週4便あるとのことで、ぐっとセブへのアクセスが便利になります。

 ②「治安の良さ」
 セブ島は世界有数のビーチリゾートであり、観光業で成り立っているため、国としても治安の維持につとめています。私が通っていたITパークと呼ばれるエリアには要所に警備員が配置され、夜遅い時間でも出歩ける雰囲気でした。そのため、女性や子ども、シニア層でも過ごしやすいと思います。

 ③「授業がない日でも楽しめる」
 多くの語学学校では、土日あるいは祝日(クリスマスや年末年始など)は授業がお休みです。セブにはおしゃれなレストランやカフェ、そして巨大なショッピングモールも点在していて、時間を過ごすのに事欠きません。何より、美しいビーチや島々にも十分日帰りできます。私のおすすめアクティビティは、「ジンベイザメと泳ぐツアー」と、「カオハガン島ツアー」です。

 もちろん、フィリピン留学にはデメリットもあります。数ある語学学校の中には、日本人が少ない学校もあれば、半分は日本人が占める学校もあります。よっぽど「英語を学ぶんだ!」という強い意志を持たなければ、上記のような魅力的なアクティビティや多くを占める日本人によって、ついつい遊びすぎてしまう人もいるでしょう。また、あくまでフィリピンは英語留学の「ゲートウェイ」に現在のところは位置づけられるため、これまで欧米に留学経験があったり、ビジネスで英語を頻繁に使うような「英語上級者」には少し物足りないかもしれません。その代わり、英語初心者やこれから欧米へ留学や駐在を控えている人、あるいは世界一周を考えている人にとっては、「ゲートウェイ」としてのフィリピン英語留学滞在は、皆さんにとって貴重な第一歩となること間違いありません。

 フィリピン政府観光省は、2015年を「Visit the Philippines Year」として、外国人観光客にPRしています。つい先日も、とある電車の車内広告で「フィリピンへ行こう!」と大々的に宣伝されているのを見かけました。

 今年はフィリピンへの観光、そして英語留学がブレイクしそうな予感!?です。「フィリピン英語留学」に興味を持った方、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

安藤 美冬

フリーランサー、コラムニスト。1980年生まれ、東京育ち。(株)集英社で広告と書籍の宣伝業務を経て独立。組織に属さないフリーランスとして、ソーシャルメディアでの発信を駆使した肩書や専門領域にとらわ れない独自のワーク&ライフ...

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