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カラフルな色を楽しんで。カーディガンの奥深き魅力

私はカーディガンが好きだ。なぜなら着こなしのバリエーションが普通のプルオーバーよりもはるかに多いから。そしてカーディガンは女を優しげに見せるから。カラフルなニットカーディガンの着回しや、ロングカーディガンのコーデなど、私のカーディガンの着回しをご紹介。

カラフルな色を楽しんで。カーディガンの奥深き魅力

■カラフルなニットカーディガンは着回し力抜群!

私は、カラフルなトップスを買うとき、シャツの他にニットのカーディガンを選ぶことが多い。

選ぶ基準は形や品質も重要だが、何と言っても「色の綺麗さ」で選ぶ。

かなりヴィヴィッドな色も、ニットのカーディガンなら間違いなく着まわせるとわかっているからだ。

白やグレー、黒の他にも、気に入った色を買っていたら、いつの間にか集まったカラフルなニットカーディガンたち。

「こんな派手な色!」と思われるかもしれないが、私に言わせれば、柄物の服よりもよほど合わせやすい。コーデが組みやすい。

ボトムスにシンプルな黒かネイビー、ベージュ、グレーを持ってくれば、まず間違いなく合うからだ。

そして、色の合う靴やバッグやアクセサリー、スカーフ、ストールなどもいくらでも添加できる。

■ニットカーディガンは何通りにも着こなせる

マカフィーのリネンのニットカーディガンは、夏でも快適に羽織れる優れもの。麻なので発色が良く、綺麗な色なのに上品なのがお気に入り。

これを使って4通りの上半身の着こなしのバリエーションを考えてみた。

まず普通に全部のボタンを留めて普通のニットとして1枚で着る方法。

襟元にネックレスをプラスするときちんと感が出る。

次に、インナーにシルクのノースリーブのブラウスをイン。

ノースリーブのトップスはシルク素材やレース素材など、上質なものを少しずつ集めている。

ニットカーディガンとは相性が良く、いろいろな組み合わせを作れる。

次に、襟元にスカーフを挟む方法。柄物を投入すれば、まったく違った印象になるニットカーディガン。

スカーフの色とニットカーディガンの色を合わせるのが楽しい。

最後に、ニットカーディガンの下にシャツを着る方法。

シャツの色を白にしたり、このように類似系統色の物を入れたり、逆に対称的な色を入れることもできる。

シャツ+カーディガンの組み合わせ次第で、コーデのバリエーションは広がる。

■ロングカーディガンも便利

ロングカーディガン。一時期の大流行は過ぎた感があるが、かえって定番化したのか、よく見かけるアイテムだ。

パンツスタイルに合わせるのが王道だが、ロングのタイトスカートとも相性がいい。

トップス+ロングタイトスカートにさらっと羽織ると、全体に統一感が出て便利なアイテムだ。

ジャケットを着たくないけど、きちんと感を出したい仕事のときも重宝するアイテム。

■なぜカーディガンが好きなのか

カーディガンって実は、あまりカッコよくないアイテムだ。

女優さんがドラマで平凡な主婦の役を演じる際、スタイリストさんはニットのカーディガンを着せるという。要するに下手をすると、「所帯染みる」ファッションアイテムということなのかもしれない。

でも逆に言えば、女を柔らかく、丸く、優しげに見せる効果があるということではないだろうか?

この威力を利用しない手はない。

夫の親戚が集まる場所やママたちが集まる会など、わざと「優しそうな、温厚なお人柄」を醸し出せるのがカーディガン。

人は柔らかい素材のカーディガンを羽織っている女性を厄介な悪女だと思うことはまずない。真偽は別として(笑)。

この大昔からある、いたって普通のファッションアイテム。だからこそ、アクセサリーや小物に気を配って着こなすのが楽しい。

これからも少しずつ新旧交代させながら、その年の流行色や自分の気持ちに沿った色のニットカーディガンをワードローブに追加していきたい。

そう、私にとってニットカーディガンは、ワードローブの中でアクセントカラーを投入するための小物のようなアイテムなのだ。

カーディガン。
女を間違いなく「優し気に、穏やかに、上品に」見せる服。
どんどん活用して、毎日のコーデの幅を広げて楽しもう!

霧香

都内在住の50代主婦。 「50代になっても洋服好き主婦のファッションブログ」を運営。 仕事着&プライベート服の着回し。毎日のコーディネートに真剣に楽しく頭を悩ませる日々。

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