セックスのシーン別おすすめ体位3選
今回ご紹介するのは、おすすめのセックス体位。充実したセックスライフを楽しむためには、お互いの努力が必要不可欠です。自らセックスに関心を持ち、正しい知識を得ることが重要。そこで、性生活にまつわる悩みに対してアドバイスを行うラブライフアドバイザーのOliviA(オリビア)氏に、シーン別のおすすめ体位について伺いしました。
セックスのワンパターン化を防ぐためには、従来のスタイルにとらわれない柔軟な思考や心の余裕を持つことが大切です。
例えばシチュエーションや体位を変えるだけでも、いつもと違った刺激を得ることができます。
ここでは「もっとパートナーと愛し合いたい」「満足のいくセックスを楽しみたい」と感じている方に試してほしい、シーン別のおすすめ体位をご紹介します。
◾️密着度の高い「添い寝バック」でモーニングセックス
夜にセックスするのが習慣になっていませんか?
そんな方に提案したいのが、朝日を浴びながら穏やかなムードでおこなうモーニングセックスです……!
「ベッドの上から起き上がるのが面倒な朝は、激しく求め合う体位よりもゆったりとした動きで楽しめる体位がおすすめです。パートナーに後ろから抱きしめられると安心しますよね。そこで提案したいのが、男女ともに横向きで添い寝するように繋がる添い寝バックです」
この体位のポイントは密着度が高いこと。
「信頼する人と肌が触れ合うことで、幸福感をもたらしてくれるオキシトシンというホルモンが分泌されるという研究結果があります。そのため、密着系体位はスローピストンでも高い満足感を得ることができるんです」
男性の朝勃ちを利用できるのもモーニングセックスのメリット。休日の朝など、時間に余裕があるときにぜひ試してみてください!
◾️狭い空間では「反り松葉」で挿入しながら体位転換
車やテントなどの密室空間でおこなうセックス。
してはいけないことをしているという背徳感が興奮度を高めます。
そんな空間におすすめの体位とは――。
「狭い空間ではできる体位も限られます。アクロバティックな体位は怪我をしてしまう恐れもあるため避けた方がよいでしょう。そこでおすすめなのが、挿入したまま少しづつ体位を変えて楽しむこと。正常位の状態から女性が体を横にねじりながら片足を伸ばせば、反り松葉の完成です。男性が片膝を持ち上げることで深く挿入できます。さらに体を回転させれば、自然な流れでバックに移行できますよ」
車やテント内でのセックスは、他人の目に触れたり、喘ぎ声が漏れてしまうなどのリスクもあるため、周辺への影響を十分配慮しておこないましょう。
◾窓や壁にもたれかかっておこなう「窓際立ちバック」
ベッドの上とは異なる快感を味わえる立った状態でおこなうセックス。
難易度が高そう……という印象からこれまで避けてきたという方も多いと思います。
初めてでもトライしやすい立位はあるのでしょうか?
「立った状態で女性が窓や壁に両手をつき、男性が後ろから挿入する立ちバックがおすすめです。上体の起こし具合によって挿入の角度などを微調整できるため、立位に慣れていない方にも適しています」
OliviA氏いわく、立位には体力やバランス感覚が必要とのこと。
「壁に寄りかかったり何かをつかんだりするとスムーズにおこなえます。立位はアクロバティックなものが多いので、慣れてきたら少しずつ他の種類にもチャレンジしてみてください」
セックスのバリエーションを増やしたいという方は、ぜひこれらの体位を取り入れてみてはいかがでしょうか。
もちろん刺激的な体位をすれば、お互いのセックスが良いものになるというわけではないのかもしれません。
ただ、ここでご紹介した体位が、パートナーとのコミュニケーションとして楽しむための工夫として参考になれば幸いです。
OliviAプロフィール
ラブライフアドバイザー
学生時代に海外留学を経て、性に関する研究調査を開始。「女性のマスターベーション」をテーマに大学の卒業論文を執筆。2007年より日本では珍しい性生活の総合アドバイザーとして活動。テレビ・雑誌など国内外のメディアに多数出演。日本と台湾での書籍出版、サロン・スクール運営など、多方面で「女性がごきげんになるためのセックス」の情報発信を行う。
いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。