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『プーと大人になった僕』はかつて子どもだった人の心に深く沁みる名作

世界的な人気キャラクター「くまのプーさん」が、ついに実写映画化されました! ロンドンを舞台に描かれるのは、くまのプーさんやその仲間たちと、”大人になった”元少年クリストファー・ロビンの奇跡の再会。100エーカーの森を飛び出したプーさんが、仕事や家族に悩むクリストファーに、忘れてしまった大切なモノを思い出させてくれます。

『プーと大人になった僕』はかつて子どもだった人の心に深く沁みる名作

◼︎今のあなたは、あの頃なりたかった”あなた”ですか?

DRESS読者のみなさん、こんにちは。

今回みなさんにご紹介したいのは、あの大人気キャラクター”くまのプーさん”を初めて実写映画化した『プーと大人になった僕』です。

少年時代にプーやその仲間たちと100エーカーの森で過ごしたクリストファー・ロビンは、寄宿学校に入ることになり「100歳になっても、きみのことは絶対に忘れない」と約束を交わし、プーに別れを告げます。

本作の主人公は、それから長い年月がたち、仕事や家族関係に悩む、大人になったクリストファー・ロビン。

ロンドンを舞台に、大人になったクリストファー・ロビンと100エーカーの森を飛び出したプーと仲間たちによる物語が繰り広げられます。

大人になったクリストファー・ロビンが忘れてしまった「本当に大切なモノ」とは? 親友・プーとの再会によって、クリストファー・ロビンが少しずつ自分を取り戻していく、感動の物語が始まります。

◼︎『プーと大人になった僕』のストーリー

幼かったころのクリストファー・ロビンが、100エーカーの森に住む親友・くまのプーやその仲間たちと別れてから長い年月が経ったころ……。

大人になったクリストファー・ロビン(ユアン・マクレガー)は、妻のイヴリンと娘のマデリンとともにロンドンで暮らしていた。

だがある日、家族と実家で過ごす予定にしていた週末に、クリストファー・ロビンは自身が働く会社”ウィンズロウ商事”の上司から難題を押し付けられ、週末返上で仕事をしなければいけなくなってしまう。

会社から託された難題と、ふたりだけで実家へと向かった妻と娘との家族の問題に悩むクリストファー・ロビンの前に、かつての親友・プーが現れて……。

◼︎説明不要の可愛さ、温かさ、そして感動…

大人になったクリストファー・ロビンの前に突然現れ、「クリストファー・ロビン……?」と小首をかしげるプーさんの可愛さには、きっと誰もが悶絶してしまうことでしょう。

そんなプーから「森の仲間たちが見つからない、一緒に探して欲しいんだ」と頼まれたクリストファー・ロビンは、子どもの頃プーたちと過ごした100エーカーの森を訪れます。

プーやピグレット、ティガー、イーヨー、カンガとルーの親子。

なにひとつ変わらない仲間たちとの再会に喜びと懐かしさを感じながらも、仕事に戻ろうとするクリストファー・ロビンに、プーは「仕事って、ぼくの赤い風船よりも大事なの?」と問いかけます。

クリストファー・ロビンが抱えている仕事や家族の悩みは、誰もが共感できるものばかり。

本作は、自由気ままな子ども時代を取り上げてしまう大人の責任について、また私たちが置き去りにした日々を再び取り戻すにはどうすればよいのかを考えさせてくれる作品に仕上がっています。


「僕は毎日”なにもしない”をやっているよ」


プーが発する言葉の数々は、「生活の中にあるシンプルな事柄が、実は私たちを最高にハッピーにしてくれるものであるという」というメッセージ性に溢れています。

仕事に家族にと忙しく過ごしている大人にとって、プーの発する温かくも深い言葉の数々は、心に響き、きっと涙してしまうことでしょう。

疲れた心を優しく癒してくれる『プーと大人になった僕』は9月14日(金)より全国公開です。

◼︎『プーと大人になった僕』公開情報

『プーと大人になった僕』
9月14日(金)全国ロードショー
監督:マーク・フォスター
出演:ユアン・マクレガー、ヘイリー・アトウェル、ジム・カミングス(声)
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
上映時間:104分
公式サイト:http://disney.jp/Pooh-Boku
©2018 Disney Enterprises, Inc.All rights reserved.

古川 ケイ

映画・ファッションライター。女性誌や女性向けWeb媒体を中心に、新作映画やオススメのファッションアイテムなどを紹介しています♫

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