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「素敵に装うこと」は武器になる

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ある頃から「装うこと」を意識するようになった愛沢えみりさん。以前はTシャツにデニムというラフな格好でお客様と同伴していたことも。キャバ嬢という究極の接客業をしていることもありますが、お客様に大切にされる格好、愛される格好を探るなかで、装うことはひとつのマナーであり、武器でもあると気づいたといいます。

「素敵に装うこと」は武器になる

■“装い”を意識したら、周りの見る目が変わった

もし「男性に良い扱いをされたい」「大切にされたい」と思うなら、無理しない程度に“装う”意識は必要です。私はキャバ嬢という仕事柄、着る洋服は相手の好みに合わせるというか、基本的に誰に誘われても嫌われることの少ない格好にしたいと思っています。

これは私のブランド「EmiriaWiz」の洋服作りの基本となる考え方のひとつ。
"愛されキャラになる"という、私がキャバ嬢をしてきたからこその思想に基づいています。

キャバ嬢は勤務時間以外に、お客さんとご飯に行くこともあり、同伴(出勤前にお客さんと待ち合わせをして食事に行くこと)は売れっ子キャバ嬢だったら当たり前。私もお水1本のときは毎日同伴をしていました。

出勤前だから、キャバクラのドレス接客ではなくて、私服でお客さんと会うわけですが、駆け出しの頃は何も考えずに自分の着たいお洋服を着て、デニムにTシャツという格好で同伴していたことも。

すると、「なんでそんな格好なの?」と言われることもよくありました。これは良くないなと思い、自分なりにコーディネートや身だしなみを考えるように。

いろいろ試した結果、気づいたのは、きれいめなワンピースだったら誰にでも好かれるというか、ほぼ不快に思う人がいないということでした。

■私が発見した「間違いない組み合わせ」

ストレートのロングヘアとワンピース。とくにこの組み合わせは間違いないと思っています。

仕事で全国の有名キャバ嬢と交流のある私ですが、この法則は東京以外の売れっ子キャバ嬢にも当てはまります。全国で売れているキャバ嬢の多くはそのふたつのミックスです。

性格に見た目、その格好になる理由が何かと言うと、確定的なことは言えませんが、理由のひとつに「着るものによって、男性からの扱われ方が変わってくる」ことがあると思います。

みんな働いているうちに自然とそういう格好になっていくようで、相手の好みに合わせることを意識していると思いますが、働くうち、売上が上がるうちに、相手がより高級なお客様になっていった結果ではないのでしょうか。

有名になればなるほど、同伴でも良い場所に連れていってもらえる機会が多く、デニムにTシャツといったカジュアルすぎる格好や、同性にだけウケる自己満足の格好がしづらくなってきます。

そして、お店では高級なドレスやアクセサリー、バッグ、靴を身につけるようになり、そういうキャバ嬢を指名するお客様も高級なお客様になるという好循環が生まれます。

極端な例ですが、叶姉妹と食事に行くのは有名店で、飲むのはシャンパンかワインだけど、デニムにTシャツのキャバ嬢と食事に行くのはどこでも良い感じがします。

■お客様相手の仕事だからこそ、わかりやすく装う

私の仕事のひとつに、自分が勤務するキャバクラのコンサルティングがあります。女の子全員と面談するなかで、最初に伝えるのが「装う」ことについて。

高級で品の良いドレスに、ロゴの入ったブランド物のミニバッグ、ルブタンやバレンティノのような、誰が見てもわかる良い靴を履くように勧めます。

人は見た目が100%、と言いたいわけではありませんが、安いドレスやバッグ、靴は見てすぐわかります。お客様は自分の鏡なので、自分に合ったお客様から指名をされます。

アイドル系のキャバ嬢ならそういう子が好きなお客様、パリピならパリピ風なお客様、ギャル系ならギャル好きなお客様、といった感じです。

全身がチープな格好のキャバ嬢にはそういうお客様がつき、高級なら高級なお客様がつきます。高級なお客様の方が比較的に優しく、余裕がある人が多く、より大切に扱ってくれます。

当然そういったお客様を固定のお客様にするには、接客の腕が必要になりますが、まずは第一印象でどれだけ好印象を与えられるかが重要です。

よく「自分は自分だ」とか「自分の好きな格好をしたい」という人がいますが、接客という仕事を選んだ私にとっては、装うというのは大事なマナーであり、ひとつの武器でもあります。

無理しない程度に装うことが、愛されキャラになり、大切に扱われる秘訣だと思います。

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愛沢えみり

株式会社voyage代表取締役 1988年生まれ。アパレルブランド社長、タレント活動のほか歌舞伎町で現役キャバ嬢もしています。著書『キャバ嬢社長 歌舞伎町No1嬢王 愛沢えみりとしての生き方』『昼職未経験のキャバ嬢が月商2億...

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