夏に心地よい素材。パタゴニアの華やかトップスがお気に入り
おしゃれな人7名に「明日のコーデ」を紹介してもらう企画【明日これ着よう!】。6月24日〜30日までのテーマは「きれい色トップスで魅せるコーデ」。7人7通りのトップスを取り入れたコーデをお届けします。“月曜日担当”の兎村彩野さんには火曜日のコーデを見せてもらいます。
モノクロのアイテムが多いクローゼットですが、フェスやバケーションは少しだけ特別感を出して、ポップな色の服を着ます。色が気持ちを引っ張ってくれるので元気が出ます。
パタゴニアというアウトドア製品を作る企業が好きです。素材や地球へのインパクトと真摯に向かう姿に刺激を受け、「自分には何ができるだろう」と考えるヒントをもらっています。
シャロウ・シーズ・タンクという伸縮性のあるやわらかいオーガニックコットンとテンセル・リヨセル混紡素材のタンクトップは、お気に入りのアイテムです。信頼できる素材なので、パタゴニアという企業の作る服が着たいという気持ちもあります。
夏の暑い日、汗をかいてもあまりベタベタせず、さらっと着られます。風に涼んでいる間に乾くところも良いなと思います。
アウトドアブランドの洋服は、素材の機能が通常の服より高いものが多いため、夏場は特に愛用しています。速乾や消臭、ストレッチなど、頼れる機能にポップなカラーが揃っていて、他のアイテムとミックスして、日常に取り入れています。
トップスが華やかなので、それ以外は柄のないシンプルなモノを組み合わせます。夏は散歩が楽しく、たくさん歩きたいから、足元は楽ちんで靴擦れの心配もないBIRKENSTOCKのサンダルを愛用しています。
イヤリングは揺れるタッセルのついた夏らしいデザインを。ネイルは足も手も真っ赤に。私の中ではかなり色数の多い夏を楽しむ華やかなコーデです。麻のカゴが大きめなので、少し大きめの本も余裕で入ります。
今年は夏の休暇に、このコーデで沖縄へ行く予定です。合わせる本は『はじめての沖縄』にしました(ちなみにこの本はガイドブックではありません)。
旅をするとき、旅先の土地がテーマの本を読むようにしています。地図に出てきた地名が歩けたりするので好きです。とても好きな社会学者の岸政彦さんの本の地名や気になった描写に付箋を貼ってから旅立ちます。
夏のコスメやファッションを変えていくように、季節を楽しむ本も変わっていきます。四季がある国に生まれて幸せだなと思います。色を楽しむ暑い夏が今から楽しみです。
トップス ¥4800(Patagonia)
青いスカート ¥10000(URBAN RESEARCH DOORS)
黒いサンダル ¥11000(RIO/BIRKENSTOCK)
麻のバッグ ¥17000(MUUN)
黒のイヤリング(詳細不明)
赤いネイル ¥900(レブロン)
『はじめての沖縄』/岸政彦 ¥1300(新曜社)
Illustrator / Art Director