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セックスを主体的に楽しむ女性は、潤いのある暮らしを手に入れる

女性が主体的にセックスを楽しむためにはどうすれば良いのでしょう? 「自分の気持ち良さや心地良さを大切にできる人は、内側から潤いのあるカラダをつくることができます」と話してくれたのは、フランスで植物療法(フィトテラピー)を学ばれた森田敦子さん。セックスを通して感じる大切なココロとカラダの向き合い方についてお伺いしました。

セックスを主体的に楽しむ女性は、潤いのある暮らしを手に入れる

執筆者プロフィール

森田敦子(もりた・あつこ)さん

日本における植物療法の第一人者。
フランス国立パリ13大学で植物薬理学を修得し帰国。現在は、自身が手掛けるブランド「アンティーム オーガニック」で植物療法に基づいた製品の開発や、資格が取得できる専門学校ルボア フィトテラピースクールなどを主宰するサンルイ・インターナッショナル代表。著者『潤うからだ』(ワニブックス刊)は、女性のインティメイトケアについて語った一冊で多方面から注目を集める。

公式HP:http://intime-cosme.com

⬛︎セックスで女性のセンシュアリティを高める

いきなり「セックス」と言っても「自分の女性らしさに自信がない・向き合えない」という人も多いかもしれません。

ですので、まずは自分の女性の性を認め、センシュアリティ(気持ち良さや心地よさ)を高めることが大切です。

セクシーな下着を身につけるのも良いですが、香りの力を借りて気持ちを高めることもおすすめします。私も使っているアンティームの「センシュアル マッサージオイル」は、女性の内に秘めているセンシュアリティを引き出してくれるような植物オイルがふんだんに使われています。

特に催淫効果のあるジャスミンや、副交感神経を優位にして深いリラックス状態へ導いてくれるラベンダー・ネロリなどを配合。手で温めたオイルを身体に塗れば、忘れかけていた女性の性を引き出すことができます。

さらに皮膚のふれあい・タッチングによって、「触る・触られることによって自分の皮膚が感じるんだ」という感受性を取り戻せるはず。

パートナーが疲れていたら、催淫効果のあるオイルで丁寧にマッサージしてあげると良いでしょう。相手にもリラックスしてもらうことができ、セックスの良いきっかけにもなります。

⬛︎プレジャーセックスは幸せホルモンを促します

仕事や家事で忙しい時間を経て「セックスとは無縁になってしまった」という話を日本人女性からよく聞きます。

でもフランスでは、忙しいときこそ、仕事が大変でどっと疲れたときこそ、必ずセックスをすることが当たり前の文化なんです。

私の恩師も「加齢とともに気を付けるべきは、いつまでも粘液を分泌できるような、潤っていて弾力がある膣を維持すること。それはどんな高級な美容液よりも、効果があるのよ(著者『潤うからだ』より抜粋)」と言っていました。

潤っていて弾力のある膣。
それを手に入れるには、筋肉層である膣を使うほか手はありません。

単刀直入にお伝えすると「セックス」に他ならないのです。

ポイントは、ただセックスを行うのではなく、自分が本当に気持ち良いと感じるセックスをすること。

パートナーと触れ合って快感を感じると、幸せホルモンと呼ばれる「β‐エンドルフィン・オキシトシン」というホルモンが放出されます。本当に快感を感じていれば、頭は真っ白になり、嫌なことや疲れていたことなんて忘れてしまうでしょう。

身体を潤してくれるセックスによって、ココロもカラダもハッピーになります。

ひいてはそれが、周囲の人にも優しさを与えられる、たおやかな女性に導いてくれるものだと思います。

⬛︎自分のセンシュアリティから目をそむけないで

潤うカラダづくり

自分のセンシュアリティから目をそむけないで大切にしてください。

セックスをしたい人はそれを覆い隠す必要はありません。

逆に、しばらくご無沙汰で自信がないという人は、アロマやマッサージオイルの力を借りてみて。

そして、恥ずかしがらずに膣ケアにも挑戦してください。女性の性が花開くと、目の輝きや肌のツヤが変わります。内側から「潤うからだ」になって、生き生きと暮らせるようになりますよ。

DRESS編集部

いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。

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