「趣味が合う相手」に恋に落ちる大人たち 2/2
■「両想い」だと、やっぱりうれしい
ちなみに、この会での出会いを通じて「カップルになる率」は、すごく高いです。「今度、結婚します」って挨拶に来てくれたカップルもいました。
10人と10人が会って、10分ずつ話して、最後に「気になった人を5人まで」書いてもらってるんですね。
実はこの「5人」がポイントなんです。ちょっと多いですよね。だから、「誰にも書かれない」って人はめったにいないんです。
そして意外と「バラケる」ということがわかりました。結構、好みや相性ってバラケるものですね。
それで「あの人とマッチングしてます」って連絡が来たら、すごくうれしいらしいんですね。そりゃそうですよね。こっちが好きと思ってて、相手も好きってわかったらうれしいです。
■「趣味が合う」は良い縁になる
だからすぐに連絡をとって、「デート」になるようです。
だいたい皆さん平均して2〜3人マッチングしているので、その後のデートは数回はあるようです。
とにかくこれ、「趣味が合う人が集まること」というのが一番のポイントでして、その時々で「客層と会話」がはっきりと変わるんです。
「料理好き集まれ」はみんな「どのお店が美味しいか」って話題で盛り上がっているし、「音楽好き集まれ」はみんな「あのフェス行ったの? じゃあ一緒の場所にいたね」って盛り上がってるし、趣味縛りってかなり「アリ」です。
「婚活パーティーはちょっと……」という人も、例えば、「読書会」とか「美術館巡りのサークル」とか、「バンド募集」とかに足を運べば、ぴったりの出会いがあるかもですよ。
2018年6月2日公開
2019年6月29日更新
1969年生まれ、徳島県出身。渋谷のワインバー「bar bossa(バールボッサ)」店主。