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映画『女と男の観覧車』感想。名匠ウッディ・アレン監督脚本の最新作! 愛と欲望、心ざわめくヒューマンドラマ。

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【シネマの時間】第29回は、『ミッドナイト・イン・パリ』『ブルー・ジャスミン』のウッディ・アレン監督&『タイタニック』『愛を読む人』のケイト・ウィンスレット主演で贈る映画『女と男の観覧車』をお送りします。1950年代のニューヨーク、コニーアイランドを舞台に”まわる、まわる、秘密の恋”。6月23日(土)よりロードショー!

映画『女と男の観覧車』感想。名匠ウッディ・アレン監督脚本の最新作! 愛と欲望、心ざわめくヒューマンドラマ。

©︎ YUMIMOROTO

こんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。

今回ご紹介する映画は、名匠ウッディ・アレン監督がケイト・ウィンスレットを主役に迎え、1950年代NY・コニーアイランドを舞台に、愛と裏切り、人生の切なさを描いた物語、映画『女と男の観覧車』をお送りします!

映画の舞台となるコニーアイランドは、ニューヨークのブルックリンの南端に位置する半島で、ビーチと遊園地で知られ、多くの観光客で集まる美しいリゾート地ですが、ウッディ・アレン自身が子どもの頃に何度も訪れたという思い出の場所。

アレン監督は、1950年代のコニーアイランドを詩情豊かな夢のような映像美で描くために『ブルージャスミン』をはじめ30本のアレン作品を支えてきた美術のサント・ロカストや『地獄の目次録』などで3度アカデミー賞を受賞した撮影監督のヴィットリオ・ストラーロと共に制作。

人生の喜び、怒り、哀しみ、楽しさを乗せてまわり続ける観覧車は、この映画そのものを象徴しているかのようにエモーショナルに描かれ不思議な余韻を残します。

安定を願いながら刺激を求め、真実の愛に憧れながら刹那の恋に溺れ、あくなき理想を追い求める情熱的な主人公のジニーを演じたのは、『タイタニック』『愛を読むひと』のケイト・ウィンスレット!

オスカー女優ケイト・ウィンスレットの新境地をぜひ映画館でお楽しみください。

■映画『女と男の観覧車』あらすじー1950年代、NYコニーアイランドを舞台にまわる、まわる、秘密の恋。

舞台は1950年代、かつての賑わいは薄れたとはいえ、アメリカ最大の遊園地やビーチがあり、多くの人が行き交うニューヨークの人気リゾート地コニーアイランド。

コニーアイランドの遊園地内にあるレストランで働いている元女優のジニーは、再婚同士で結ばれた回転木馬操縦係の夫・ハンプティと、ジニーの連れ子である息子のリッチーと3人で、観覧車の見える部屋で暮らしています。

ある日突然、遊園地のレストランでウェイトレスとして働くジニーの前に思いがけない客が現れます。

20歳でイタリア人のギャングと駆け落ちして、5年も音信不通だった夫の娘のキャロライナでした。

初対面のキャロライナを戸惑いながらも自宅へ連れて帰るジニー。

遊園地の回転木馬の操縦士として勤めるハンプティは、絶縁したはずの娘を見て唖然とします。

キャロライナは、イタリア人ギャングの夫と離婚し、FBIに証言を強要され、命を狙われる身となっていました。

キャロライナは、父との不仲を知る元夫がここには来ることはない、命を狙われてるからかくまってくれと言うのですが、ジニーは我が息子リッチーのこともあり不安でたまりません。

リッチーは前夫との間の息子ですが、火遊びを繰り返しては、まわりを困らせていました。

学校をサボっては映画館に入り浸ってるのも心配です。

そんななか、ジニーには、秘密がありました。

ニューヨーク大学の学生で、脚本家志望で夏の間にビーチで監視員のバイトをしているミッキーと恋愛関係になっていたのです。

かつて駆け出しの女優だったジニーは、ドラマーの夫がありながら共演者と深い関係となり、それを知った夫は自殺。ジニーはショックから女優を辞めてしまいました。

そして妻と娘を失ったハンプティと出会い再婚したのでしたが、絶望や寂しさを埋めるために一緒になったハンプティにジニーは感謝はありましたが、愛を感じることができなくなっていたのです。

元女優だったというジニーの苦悩に、脚本家志望のミッキーは魅了され、ジニーもまた今の暮らしのまま一生を終えるのではなく女優としての復活を期待し始めます。

一方、キャロライナは、やはり娘が可愛い父親のハンプティの支援のもと、ジニーと一緒にウエイトレスとして働き、夜学にも通い始めます。

そんなある日、キャロライナとミッキーが偶然出会うことで、予想もしなかった展開に……!

■映画『女と男の観覧車』作品紹介

6月23日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
公式ホームページ:www.longride.jp/kanransya-movie

原題:Wonder Wheel
脚本・監督:ウディ・アレン
製作:レッティ・アロンソン、エリカ・アロンソン、エドワード・ワルソン
製作総指揮:アダム・B・スターン、マーク・アタナシオ、ロナルド・L・シェ
共同製作:ヘレン・ロビン
撮影:ビットリオ・ストラーロ
美術:サント・ロカスト
衣装:スージー・ベンジンガー
編集:アリサ・レプセルター
制作年:2017年
制作国:アメリカ/英語
上映時間: 101分
配給:ロングライド
提供:バップ、ロングライド
©︎ 2017 GRAVIER PRODUCTIONS, INC.

■映画『女と男の観覧車』キャスト

ケイト・ウィンスレット=ジニー
ジャスティン・ティンバーレイク=ミッキー
ジム・ベルーシ=ハンプティ
ジュノー・テンプル=キャロライナ
ジャック・ゴア=リッチー
デビッド・クラムホルツ=ジェイク
マックス・カセラ=ライアン


アートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美

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諸戸 佑美

本や広告のアートディレクション/デザイン/編集/取材執筆/イラストレーションなど多方面に活躍。

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