2018年の出会い運を占星家・村上さなえさんに聞く！

４月から気分一新で新たな生活がスタート！　今年こそはステキな人と出会いたいと思っているDRESS読者も多いはず。そこで、2018年の出会い運について、占星家の村上さなえさんにあますところなくお伺いしました。キーワードは「地に足がついた出会い」です。

■DRESS世代はミドルエイジクライシス

仕事でもプライベードでもあらゆる経験を積んで、大人の女性として成熟するDRESS世代。その一方で、仕事が順調なのに出会いがないことの焦りや、あのときのチャンスを掴んでいればとのタラレバ後悔など、もやもやする気落ちが多くありませんか？　

占星術の観点から言えば、ちょうど30代後半～40代前半にかけて、冥王星・海王星・天王星がハードなアスペクト（出生の天体に対して、90度・180度といった厳しい角度）を形成するため、個人のホロスコープに大きな影響を及ぼします。

一般的には、精神・身体面にゆらぐ年代として「中年の危機」という言い方をしますが、西洋占星術においてもミドルエイジクライシスは存在するのです。

この時期、転職・結婚・出産・離婚など、人生のビッグイベントを通して、さまざまな気づきを得ることになります。天体の意味するところは以下の通りです。

【冥王星】40歳前後
若さを手放し、新たな価値観を手にする。

【海王星】41歳頃
物質的な価値観から精神的な価値観へ。

【天王星】42歳頃
真の自立のための気づき。

30代後半～40代前半の期間は、自分が向き合っている出来事に、どんな意味があるのかを問うことが大事です。

例えば、日ごろ母親とのケンカが絶えないとします。
友人に母親の愚痴をこぼしたくなるでしょう。

しかし、この事象から、自分の真の自立を促しているものだと気づくことには、とても意味があります。

リストラやパートナーとの別離、一見ネガティブに見える出来事も、実は新しい自分に出会うチャンス。

悶々とした日々を送るのではなく、未来の自分に向けてポジティブに行動しましょう。星々のメッセージには、参考になることが多いのです。

■2018年は「地に足がついた出会い」を重視して

日ごろ私は、占星術に関するセミナーや執筆活動のほかに、対面コンサルテーションを行っています。

特にDRESS世代の相談者からは、「出会いがない」とのお悩みを多く受けます。仕事もバリバリして自分磨きも怠らないステキな女性が多いのですが、やはり新たな出会いがないことが大きな問題のようです。

今年の星の動きによる特徴から、出会いの傾向をお伝えします。2018年は、発展と拡大の木星が、蠍座に滞在します。一方、安定や抑制を司る土星は、30年ぶりに正ポジションである山羊座にあり、このふたつの組み合わせから、今年は「一途でひたむきな人」にスポットが当たります。

今まで、コツコツとひたむきに物事を進めてきた人が、社会から正当に評価される、そんなイメージを持ってください。どの星座生まれの方にも言えることですが、そのときの気分や適当な判断で決断することに、今年は星がNGを出しています。確かな経験を積み上げてきた人が、周りに認められステップアップしていく、これが今年の成功法です。

そして「出会い」においては、相手をノリやスピードで決めないこと。

お酒の席で初対面の人といきなり恋に陥るといった展開よりも、親戚や友人からきちんと紹介された人がおすすめ。信用できる婚活サイトを利用するのも悪くないと思います。社会的ステータスがあり、信頼できる関係性を築けるかどうかが大事なポイントです。出会った人や付き合いだした恋人を、自分の両親や上司にすぐ紹介できる人かどうか。これは、相手を見極める際にひとつの判断材料になります。

2018年は、「地に足がついた出会い」から成就することでしょう。

また、ひたむきやこだわりを表す蠍座は、ひとつのことに対して掘り下げていくことを得意としています。それは、古い記憶を探る作業と同じです。

昔付き合った彼をどうしても忘れられないなら、元彼との「復活愛」もありですよ。

■DRESS世代は今年の良縁が多し！

ひたむき・一途が特徴である今年の星周りは、少し地味に見えるかもしれません。旅行や引越しなど、大きなアクションが運気アップにつながるというより、「真面目で堅実に」自分と向かい合った人に追い風が吹くからです。

パートナー選びも、地に足がしっかりと着いた男性に目を向けてみてください。これまでさまざまな恋愛を経験してきた女性だからこそ、今年は一生のパートナーと思えるような、信頼できるしっかりとした男性とめぐり会ってください。