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フランス女性は「自分が好きな服」を選んでいる

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少ない服で上手におしゃれを楽しんでいるーーそんな印象が強いフランス女性のクローゼットは、本当にベーシックアイテムだけでできているの? SNS時代の今は、彼女たちのクローゼットにも多少の変化が見られます。だけど基本的に好きなものは変わっておらず、何を身につけてもフランス人っぽさが健在しているのには、理由があるようです。

フランス女性は「自分が好きな服」を選んでいる

■フランス女性が好む服

日射しが徐々に強くなり、薄着のおしゃれが楽しい季節になってきましたね。流行に敏感でありながらも、自分らしいスタイルを貫くフランス女性も、人気ブランドやファッショニスタのSNSをチェックしながら、春夏アイテムをワードローブに少しずつ加え始めているようです。

フランス女性のファッションのキーワードとして、最初に浮かんでくるのは「ベーシック」という言葉でしょう。定番&シンプルなアイテムに、小物などをプラスして上手に着こなす彼女たちを、参考にする方は多いと思うのですが、決してそれだけではないのも事実です。

■好きなのはプリント柄アイテム

■フランス女性が好む服

私の友人たちが、毎シーズン何かしら購入しているというのが、プリント柄アイテム。ひとりの友人は、プリントものはたくさん持っているから、ワンアイテムだけを選ぶようにしているとのことでした。

無地のアイテムと合わせれば、簡単にコーディネートができるという点も、選ぶ理由のひとつだそう。また着こなしのアクセントになるという部分でも、欠かせないアイテムと言えますよね。

別の友人は花柄の服が好きでいくつか持っているそうですが、彼女のパートナーは好まないとのこと。その理由はよくわかりませんが、「男性の多くがプリント柄を好まないと思う」と聞き、意外な気がしました。

■フランス女性が好む服

ちなみに彼女がいま狙っているのが、パイナップル柄のアイテムで、夏に向けてのおしゃれのことを、きちんと考えているよう。

「トップスに柄を持ってきたら、絶対にボトムスは無地よ! 私は柄同士を組み合わせることは絶対にしないの。それにトレンドであっても、ボトムスにトップスをインすることも好きじゃないわ」と、おしゃれに対する自分の意見をいろいろと話してくれました。

■注目する春アイテム

おしゃれなフランス女性が既に手に入れたり、注目したりしているのは、日本でもトレンディなグリーンカラーのアイテムやエンブロイダリー(刺繍)のチュニックやワンピース、そしてカシュクールタイプのブラウスなど。

私の友人も古着などを含めて、3着ほど手に入れたとのことでした。定番のスキニーデニムとシンプルに合わるだけで決まるアイテムですし、夏が近づく頃には、お気に入りのパナマハット&サングラスで味付けを。

またいくつかのフレンチブランドが打ち出しているのが、太めストライプ柄の服。ナチュラルなコットン素材のブラウスやリラックス感漂うパンツなど、着心地の良いものが今後、注目されそうな予感です。

■フランス女性はサイズ選びに慎重

■フランス女性はサイズ選びに慎重

自分のスタイルが良く見えるものをきちんとセレクトしたい彼女たちは、サイズ選びにはとても慎重です。試着室から出てくる彼女たちは、かなり長い時間ミラーとにらめっこ。前後をじっくりチェックします。

たとえオーバーサイズのものが主流でも、やはり自分にとって大きすぎるものはNG。エレガント&セクシーさをキープしていたいフランス女性なら、なおさらでしょう。

一般的に日本人は少しゆとりのあるサイズを選ぶ傾向にあり、それに慣れてしまうとジャストサイズの服でも、きつく感じることになるのです。

服を試着するときは普段のサイズだけでなく、ワンサイズ下にもトライすれば、見た目の違いに気づくはずですよ。

■フランス女性らしさが服を際立てている

■フランス女性らしさが服を際立てている

フランス女性はベーシックアイテムとは別に、フレンチな雰囲気の服をいくつかクローゼットに備え、そしてトレンドもしっかりとリサーチしています。

「少ない服を小物を使って自分らしく着まわす」。そんな女性も、もちろん健在だとは思いますが、トレンドアイテムをリーズナブルに楽しめる今、彼女たちのファッションも少しずつ変化しているように思えます。

なのにいつ着こなしをチェックしても「フランス人っぽいな」と感じるのは、選ぶものだけではなく、着かたや立ち振る舞いも関係しているということ。そしてフランスの街並みや空気感が、より彼女たちのファッションを魅力的に演出しているのだと、街を行く姿を見ていて思うのです。

私たちも自分らしさを決して忘れず、好きな服を選び取り、ファッションを思う存分楽しめる女性でありたいですね。

Text/KUMICO

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KUMICO

アパレル歴20年。フランスのメーカー勤務後、ライターに転身。2007年より「暮らすように旅するパリ」をテーマに、フランス各地を訪れる。FRANCE365では「パリおしゃれ手帖」を連載。雑誌GINGERのWEBメディア「GIN...

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