#3 もしもあなたの「人に言えない恋」の相手が、シブイ年上だったら……
「酸いも甘いも噛み分けたところ」「急に少年のようになるところ」「うちの家内がね、という一言」……。これらは、すべて読者から寄せられた、50代男性に感じる魅力です。『DRESS』が実施したアンケートでは、実に6…
「酸いも甘いも噛み分けたところ」「急に少年のようになるところ」「うちの家内がね、という一言」……。これらは、すべて読者から寄せられた、50代男性に感じる魅力です。『DRESS』が実施したアンケートでは、実に66%もの読者が、50代以上の男性とおつきあいしたいと思っていることが判明しました。
〝枯れ〟どころか〝咲き〟ともいうべき50代の男性の魅力を、今最も気になる〝渋い年上〟3人の素顔からひもといてみました。
ちゃんと自分を持った女性を尊重したい
女性はたてればたてるほど、きれいになるから
30代とか40代の女性って、僕としては〝年下〞という風には思えないんですよ。感覚的には、同い年で対等。
20代だったら話も合わないだろうけど、そんなこともなく、きちんと話せる大人だしね。外できびきび働いている女性が、酔っぱらっちゃったり、弱いところを見せたり……。いわゆる〝ギャップ萌え〞なところを見ちゃうと、ドキッとしちゃうし、かわいいなあと感じてしまう。だから、その世代の女性は、気にせず、もっと積極的に男にぶつかってきてほしい!
男性に軽く手を触れるボディタッチや、シャツのボタンをひとつ多めに開ける、なんていうスキもすごくいい。日焼けもミニスカートも似合うなら気にせずに、そのままでいてほしい。でも、やっぱり知性も必要。本好きの自分からしたら、太宰のあの短編がいいよね、なんてさらっと会話に出てくるような感じに、ぐっと来る。あと、車の運転が上手い女性なんかもカッコいいよね。
この年になると、デートらしいデートはしないかな。サプライズとかも、まったくしないほうだけど、すれ違いの時間が続いてるなと感じたら、いきなり「今日は帰らせないから」って都内のホテルをとって3泊、なんてこともしてみたり……。
55歳ともなれば、昔みたいにふらふらするより、1人の女性を大事にしているほうがカッコいいじゃない?
もちろん、男たるもの、〝懐中に匕首(あいくち)を呑む〞ような、いつ何時でも、好みの女性を口説く準備ができているっていう危うさも色気につながるとは思う。僕は、これまでの人生、離婚も含めいろいろな経験を積んでいるから、今になってやっとセクシーに感じてもらえるのかもしれない。僕自身も、単なる容姿とか年齢よりも、そういう人生経験を見て好きになってくれる女性に惹かれるな。まあ、若い頃からイケメンっていうキャラじゃなかったからというのもあるけどね(笑)。
吉田鋼太郎
よしだ こうたろう
1959年1月14日生まれ。55歳。
舞台『ジュリアス・シーザー』[東京:2014年10月7日(火)~25日(土)彩の国さいたま芸術劇場大ホール、大阪:2014 年11月14日(金)~17日(月)梅田芸術劇場シアタードラマシティ他北九州・上田にて]に出演。その他数多くの舞台を中心に、『花子とアン』(NHK)など、ドラマ、映画にも活躍の場を広げている。
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Model / Kotaro Yoshida
Photo / Tadayuki Minamoto
Styling / Masahiro Tochigi
Text / Reina Masuno
Edit / Nozomi Okabe
いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。