「水を飲んで、みずみずしい肌に!」【藤原美智子 連載】
水をちびちびと飲んで1週間ほどして肌にみずみずしさを取り戻りました。
テレビやラジオから
「熱中症に注意してください」
というアナウンスが頻繁に流れるくらい今年の夏は猛暑ですが、皆さんは大丈夫ですか?
私は「以前だったら、とっくに熱中症にかかっていたかも」と、ちょっと安堵しているところ。それと言うのも、6月ぐらいから水をよく飲むようになったから。でも、それは熱中症対策のためではなく、初めて訪れた整体院で診断してもらった結果、私は水を飲む量が足りていないことがわかったからなんです。
「体組成バランス計」って知っていますか?
体重計のようなものですが、その他にも体年齢や皮下脂肪率、内蔵脂肪レベル、筋肉レベル、基礎代謝などなど、体の内側のいろいろな状態を測定できる器機。
整体院でそれの業務用タイプのようなものに乗って測定してもらったところ、体内の水分量が足りていないことが数値にバッチリと出てしまったんです。そして先生に「この数字を下げて、この数字を上げるためにも、水を一日2リットル飲んでください(「この」に入る言葉を忘れてしまいました……!)」とアドヴァイスを受けたのですが、子供のころからそんなに大量の水を飲んだことがない私。まずは水の基本的な飲み方を知るために「正しい水の飲み方・選び方」藤田紘一郎著(海竜社)という本を読んで、ネットで情報を得てから開始。
正しい飲み方の基本は、30分から1時間かけてコップ一杯の水をチビチビと飲むこと。がぶ飲みしたり、一気に大量に飲むと内蔵に負担がかかったり、消化不良になったりすることがあるそうなので気をつけてくださいね。
そして飽きずに水を飲むために私が工夫しているのは、普通のミネラルウォーターだけでなく水素水やアルカリイオン水、海洋深層水、天然炭酸水などを揃えて、それぞれをまんべんなく適量ずつ飲むこと。こうすると、それぞれに含まれているカルシウムやマグネシウムなどのミネラル栄養素を摂取できるし、水素水やイオン、炭酸水の効果も摂り入れることができるので一挙両得というわけ。
さて、こうして2リットルを目標にして、飲み始めて1週間ほどした頃、ある変化に気づきました。
予想していなかったんですが、なんと肌に潤い感がでてきたんです!
これは人にも指摘されたので間違いなし(!)。この自分の肌の変化を見て、初めて“みずみずしい”という表現は本当に水で満たされていることを指すんだなー、と思い知りました。それ以来、水を飲むのが無理矢理ではなく楽しめるようになったし、水を飲むことに体が慣れてきたのか自然に水を欲するようにもなりました。
それにしても、水を飲むことは美容(もちろん健康にとっても)の大事な基本であることを見逃していた私っ……。どこか一つ抜けるところがある自分に、なんだかガッカリです~。皆さん、何でも基本は大事にしましょうね!