骨格からきれいな小顔美人になる
世代を超えて多くの女性の憧れる「小顔」。しかし、年齢を重ねるにつれ、顔のサイズが気になるなら、それはエイジングのサインかもしれません。大人の大顔の原因とエイジングには大きな関係があります。大人の余裕を感じさせる小顔とは――。
■エイジングサインを見逃がさないで
「昔より顔が大きくなった気がする」と感じることはありませんか? それはエイジングのサインかもしれません。年齢的なものだから、とあきらめる前に最初のサインを見逃さないで。
・チークの位置が低くなった
・ほうれい線などのしわが深く長くなった
・毛穴が開いて伸びて見える
・肌のたるみを感じる
・顔のむくみが1日中取れない
・頬骨が外に張る
・面長になってきた
・写真で見たら思ったよりも笑えていない
これらが当てはまる方はエイジングの兆しがみられます。年齢を重ねるにつれ骨格の歪み・筋肉の衰え、肌のたるみなどで、顔が横に広がったり下がってきたり。
放っておくと顔が大きく見えるだけでなく、老化に悩む顔になっていきます。いくらスキンケアを変えても、メイクでカバーしてもたるみからシワへ成長し、コンプレックスとともに深く長く刻まれていきます。
■メイクでカバーする前に、顔の「土台」から見直す
ハイライトやシェーディングで立体感を出すメイクは、顔だちをはっきり見せ、洗練された美しさを演出できます。しかし、素顔が崩れてくると、どうしてもカバーすることに必死になったり、骨格とメイクが合わずに違和感が気になったりすることも。
顔の土台である骨格の歪みや、骨を支える筋肉の衰え、リンパや血行の巡りを滞らせて顔のコリを誘発したり、むくみやたるみの原因にもなります。
大人が本気で小顔を目指すなら、顔の土台から見直す必要があると私は考えます。顔のクセや悪姿勢、生活習慣を見直し、素顔の自分と向き合う――結果、エイジングケアにつながることも多いのです。
■骨格からメイクが映える小顔に
女性らしさをぐっと上げるまあるいおでこや人を惹きつける目元。大人の余裕を感じさせる上がった口角に深みを感じる色っぽい唇。そして、高さのある頬の位置も若々しさを際立たせる。そんな、光と影を味方につけた骨格からメイク映えする大人顔が生まれます。
シルエットだけにとらわれず、パーツの魅力を引き出してくれるのが、大人が目指したい小顔なのではないでしょうか。まずは、顔の土台から見直しましょう。次回は「骨格から見直す。大人の小顔の作り方」をご紹介します。