【おしゃれびとスナップ#32】華やかなスカーフを、さらっと足していまっぽく
もこもこのマフラーにばかり手が伸びてしまうけれど、すこし暖かい日はスカーフを巻いてみませんか。ぱっと顔周りが明るくなり、エレガントに決まります。連載「おしゃれびとスナップ」2018年1月第3週は「華やかなスカーフ」をテーマにお届けします。
シンプルで上質、自分のスタイルを大事にした、大人のファッション。街ゆくそんな女性のスナップをご紹介。
2018年1月第3週のテーマは「華やかなスカーフ」。マフラーやストールに比べると面積は少ないのに、がらりと印象を変えてくれるすぐれものです。
■レトロ感を足すときに欠かせない。もはやスカーフは主役です
冬の装いをエレガントにしたいなら、スカーフははずせないアイテム。バッグや髪に使うのも素敵だけれど、上品なコーデを目指すなら、やはり首元に巻くのがおすすめです。
巻き方のポイントは、スカーフをすこし細めに折って、あまり面積を大きくしすぎないこと。コートの首元からちらりとのぞく、くらいが今っぽくてグッド。
■街で見つけた「華やかなスカーフ」が素敵な人
黒いノーカラーのコートは、今季買ったばかりのお気に入り。
品の良さを感じさせるレッドのスカーフは、Diorのヴィンテージです。ノーカラーのすっきりとした首元に沿わせるように、柄がちらり。
「絹だから、薄手だけど充分に暖かいんです」と、柳田さん。ハンサムなコーディネートに、スカーフとバッグで色をプラスして、ぐっと上品にまとめました。
タイトなボブヘアの耳元には、大ぶりのタッセルピアス。レッドと相性のいいネイビー×金で、細かいところまで計算し尽くしています。
「仕事のときは荷物が多いから、ついバッグが大きくなってしまいます。でも、今日はこの赤いクラッチが使いたくて、資料やノートは別のトートに入れました」とのこと。
パーティー感の強いアイテムも、デニムに合わせればほどよくカジュアルダウン。トータルのカラーバランスもばっちりです。
@中目黒
柳田薫さん(35歳)
163cm
フリーランス
COAT:UNITED TOKYO
SCARF:Dior
PANTS:-
BAG:MARCO BIANCHINI
SHOES:ADAM ET ROPE'