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「恋愛適齢期」について考える。モテ期が長い女性の魅力

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恋愛適齢期って何歳までなんだろう? なんて、そんな疑問ももう必要ない。今回は、脚本家・北川悦吏子さんに「恋愛適齢期」について執筆していただきました。「若くて美しい」年齢を過ぎたら、もう女性はモテなくなるの? 恋愛を楽しめるのは、若いうちだけなの?

「恋愛適齢期」について考える。モテ期が長い女性の魅力

■命短し、恋せよ乙女

さて、みなさん。
「命、短し、恋せよ、乙女~♪」という歌がありますよね?

えと、確か、歌。

あれって、どういう意味だろう。
やはり、女の人のキレイな時は(要するに乙女としての寿命)は短くて、
キレイなうちに恋をしなさいってこと?
もしくは、人間としての寿命はどうしたって短いから、恋はしときなさいってこと?

今、ググッてみました。
もともとは、ゴンドラの唄と言われて、
ベネチアで、水夫が歌ったものだった、という説がありました。
その水夫が余命いくばくもなく、お客さんで乗って来た若い娘に
歌った唄、とかね。
だとすると、命は限りがあるからというのは、寿命という意味ですね。この場合は。
これ、いい話だな。
あれ? ちょっと、今、私が、自分で作ったかもしれない、この説。
いいかげんに読んでください。
でも、まあ。
期せずして、いろんな説がありました、この歌。

■苦しきのみこと多かりき

では、こっちは?

「花の命は短くて」

これは、さすがに、キレイで若い頃って言う意味だろう。

調べてみました。

林芙美子。

今日は、国語の勉強なのか?

下の句(?)が恐ろしかったです。

「花の命は短くて、苦しきのみこと多かりき」

女の子として美しく楽しい青春は短く
そのあとの人生は、苦しいことばかり
ということらしいです。

でも、林芙美子さんは、48で亡くなっているので
そんなにご高齢だったわけじゃないのに
苦しいことばかりだったんですかね。

1903年生まれです。その時代はそうだったんでしょうか?

ご苦労なことです。
今の方がきっとずっと生きやすい。
私たちは、自由です(いや、ちょっと、言ってみました。景気づけに)。

■モテ期が長い女性の魅力

恋愛適齢期ってやっぱりキレイなうちなんだろうか?
男の人は、年取っても魅力が重なってくけど、女はね、やっぱりね……(言葉濁されてるけど、歳取るとつらいよね、的な文脈)。って言ってる男の人って、けっこういるよね。

サンマさんとか(言ってない? 聞いた記憶が)。

キュッってしめたくなるよね。鍋に入れる前のニワトリみたいに。

さて、私、周りのともだちに聞いてみました。

私は30で結婚してしまったので、今ひとつ、現状がよくわからないんだけど、

単刀直入に聞きます。あなたがもてなくなったのは、何歳から?

あからさまに、誘いが減った、とか。

口説かれなくなった、とか。

「あれ? ……私、最近もてない」

その「あれ?」が来たのは、いつ?と。

みなさん、素直にこたえます。

答え、まちまち。

35から。

40から。

さすがに、50の声を聞いた頃からかな(←強者!)。

そして、私は、ひとつの結論に行き当たります。
この、男の人に相手にされる年齢のリミットですが、その女の人が何を「売り」にして生きてた来たかで、ぜんぜん違います。

女を武器にしてる人ほど(美人であり、かわいいということを武器にしてる、という意味)、「あれ?」が早く来るようです。

なぜなら、それは、「若く美しい」ということを最大の魅力として来たからだと思います。
でも、話が面白い子、とか考え方のユニークな子は、「あれ?」がなかなか来ません。
「モテ期」が長い。

そりゃ、そうだよね。
男の人がどこに惹かれてるを考えたら、そりゃ、そういうことです。

本物の魅力は、年齢に負けない、というのが私の持論です。
たくさんの女優さんなど、見てきてそう思いました。
一筋縄じゃいかない。
パッと見キレイ、とか若い、とか
そんな通りいっぺんのことじゃない。
それが、本物の魅力です。

だから、スキンケアもいいし、お洒落もいいし、マナーもいいけど、「見てくれ」じゃない魅力を見つけましょう。

そう、自分の魅力を自分で見つける。

それは、オリジナルなので、長続きするよ。

60までいけるかもよ。

花の命は、けっこう長いですよ。今は。

■アラフォーだって恋愛適齢期

アラフォーは一番、いい時代だと思います。
私の人生、一番、殿方にもてたのは、かけねなしに40代でしたよ。
20代よりも!
なぜだろう!
やはり、ルックス一発勝負の人間ではないからか(( ;:⊙;д;⊙)):;。

強気でいいんです。
「あら、私、ちょっと口説かれような」
くらいの気分で、デートに出かければいいと思います。
お呼びじゃないところには、ハナから行かない、これ、基本ね。

40代、一番、いい時です。
がんばって、デートに出かけてください。

私、この一カ月、デート強化月間として週一で、イケメンとのデート、というのを自分に課しましたが(イケメン、週替わりです。同じ人、二度は禁止)、3週目にして疲れました。

女の人と会ってた方が楽、と思いました。

どうしたってそりゃそうです。

同性の方が同類なんだから、楽に決まってます。

気取らなくていいし。

でも、鞭打ちました。
少しの努力は必要です。
続けることに意味があるのです。

そして、4週目にして気づくのです。
あっ、私、デートしてもデートしても、誰にも口説かれない。
食事してお酒飲むだけ。
昔は違った。
ああ、私も年取ったんだなあ。
しみじみ。

この境地もけっこういいもんです。
もちろん、ちょっと哀しいけど。
50の声を聞く頃に、私とまた、そんな話をしましょう。

それはそれで、別の境地に至って、楽しいよ。

でも、40!
40代は、まだまだ、現役です!
うまくすれば、一番もてます(←当社比)。

「命短し、恋せよ乙女♪」と私は、アラフォーシングルに向けて歌いましょう( ˘ ³˘)♥

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北川 悦吏子

脚本家。『ロングバケーション』『ビューティフルライフ』などの数々の恋愛ドラマのヒット作を生む。活動は多岐に渡り、作詞やエッセイでも人気を集める。映画『新しい靴を買わなくちゃ』では、脚本とともに監督も担当。

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