先に描くのは「眉山〜眉尻」。眉メイクのやり方〜基本編
いまの時代に合った美しい眉、美眉をつくる方法をご紹介する連載「美眉レッスン」。美眉アドバイザーの玉村麻衣子さんに眉メイクの基本から、なりたいイメージに合う眉メイクを伝授していただきます。第1回では「眉メイクのやり方(基本編)」をご紹介します。
ポイントメイクのなかで、トレンドが刻々と移り変わっていくパーツのひとつが眉。少し前までは太めな眉が旬でしたが、太めでもなく、細めでもない「やや太め」な眉が最旬に。
いまの時代に合った美しい眉、美眉をつくる方法をご紹介する本連載では、美眉アドバイザーの玉村麻衣子さんに眉メイクの基本から、なりたいイメージに合う眉メイクを伝授していただきます。
第1回では「眉メイクのやり方(基本編)」をご紹介します。アイブロウペンシルとアイブロウパウダー、スクリューブラシのご用意を。
1.眉山〜眉尻をペンシルで描く
眉の中で最初に描くのは、「眉山〜眉尻」です。ペンシルを使ってキュッと細く仕上がるように描いていきます。
大人は眉尻を細くした方が、横顔がきれいに見えたり、目元や口元に締まりが出ます。逆に眉尻が太いと目元の印象がぼやけたり、垢抜けない雰囲気に見えたりも。
<ポイント>
眉を左右対称に見せたいなら、必ず眉山から描いてください。片方の眉山の位置を「目尻と黒目の間」などと把握できると、もう片方もそれと同じ位置から描き始めることができます。
2.眉上下のアウトラインをパウダーで描く
眉山〜眉尻をペンシルで描き終えたら、パウダーに持ち替えて、眉の上下のアウトラインをブラシで描きます。
3.眉の内側にパウダーで色を乗せる
ブラシでパウダーを取り直して、眉の内側に色を付けていきます。このときにブラシは毛と毛の間を埋めるように小刻みに動かすのがコツ。ただ毛流れに沿って動かすだけだと、色が乗らない部分が出て、ムラができているように見えるためご注意を。
4.ブラシに残ったパウダーで眉頭を描く
眉頭を描くのは最後です。というのも、眉頭は描けば描くほど、不自然に仕上がってしまうパーツだから。最初に眉頭から描くと、濃い色をボンッ! と乗せてしまうことになります。
眉頭は、ブラシに残ったパウダーをなじませて、少し色を乗せるくらいに、できるだけ自眉を活かして自然に仕上げます。
眉の内側に色を乗せたときのように、ブラシにパウダーを取り直して描くと、眉頭が濃くなって不自然に見えます。
5.眉頭をスクリューブラシでなじませる
仕上げにスクリューブラシで眉頭をぼかします。ブラシを鼻側へ数回動かしたら完成。
「基本の美眉」完成
写真提供/玉村麻衣子
構成/池田園子