「大寒の卵」を知ってる? 2018年の運気をアップさせる卵を使った「開運丼レシピ」3つ
縁起物とされる「大寒の卵(だいかんのたまご)」と、縁起のいい食材を組み合わせた開運丼を3つご紹介します。
明けましておめでとうございます! 料理研究家の河瀬璃菜です。
2018年が始まりましたね。今年もよろしくお願いいたします!
新年一発目のレシピは、皆様の新たなる年を良いものにするための「大寒の卵」を使ったレシピをご紹介します。
■大寒の卵って?
二十四節気の上で、「大寒」とは、1年で最も寒さが厳しい時期のことを指します。2018年の大寒の日は1月20日とのことです。
寒さの厳しい時期に産まれた卵は、1年のうちで最も栄養価が高く、黄身も濃厚で、おいしい卵とも言われており、大寒の卵を食べると、その年を健康で過ごすことができるのだとか。
また、風水によると大寒の卵は、金運を呼ぶ縁起物ともされており、昔から好んで食べられているのです。
今回は、そんな大寒の卵と縁起の良い食材を使って開運丼を作ってみました! 早速ご紹介します。
■めんたい豆腐のとろフワ丼
材料(1人分)
明太子 1房
絹豆腐 1/2丁
鰹節 4g
万能ネギ 適量
ご飯 1膳
めんつゆ(3倍希釈) 小さじ1と1/2
卵 2個
ごま油 適量
作り方
1.明太子は皮から出す。絹豆腐は2cm角に切る。
2.めんつゆと卵は混ぜ合わせる。
3.中火で熱したフライパンにごま油を引き、「2」を半量流し入れたら、明太子、絹ごし豆腐を加え、半熟状になったら、もう半量を流し入れ、火をとめ蓋をし、5分おく。
4.丼にご飯を盛り、鰹節を乗せたら、3を盛り、万能ネギを散らす。
ふわふわの卵と、とろとろの豆腐が混ざり合った絶品丼! 数の子同様に子孫繁栄の意味も持つ明太子、縁起のいい紅色がまた運気が上がりそうですね。
年始に胃に優しいものが食べたいときにもぴったりですよ。
■ごまブリの漬け丼
材料(1人分)
ブリ(刺身用) 100g
大葉 2〜3枚
ミョウガ 1本
ご飯 1膳
白いりごま 適量
卵黄 1個
「A」
めんつゆ(3倍希釈) 大さじ1
みりん 大さじ1/2
すりごま 大さじ1
すりおろし生姜 1かけ
作り方
1.ブリは1cm幅に切る。ミョウガは輪切りにする。大葉は千切りにする。
2.合わせた「A」にブリを漬け1時間冷蔵庫におく。
3.ご飯に大葉、ミョウガ、白いりごまを混ぜ合わせたら、「2」を乗せ、卵黄をトッピングする。
稚魚から成魚になるまで名前が変わっていくブリは、「出世魚」とも呼ばれています。お正月によく食べられる縁起もののひとつですよね。
すべて食べられないときも、「漬け」にしておけば、次の日でも美味しくいただくことができますよ。
■エビ玉あんかけ丼
材料(1人分)
むきえび 100g
しいたけ 2枚
卵 3個
水溶き片栗粉 小さじ1
ご飯 1膳
ごま油 適量
「A」
味ポン酢 大さじ1と1/2
みりん 大さじ1
水 大さじ1
作り方
1.むきえびは塩(ひとつまみ)と片栗粉(大さじ1)を揉み込み水洗いしたら、水気を拭き取る。
2.しいたけは薄切りにする。卵は溶きほぐす。
3.中火で熱したフライパンにごま油を熱し、むきえびとしいたけを入れさっと炒めたら、卵を流し入れ、混ぜ合わせながら半熟状態にする。
4.器に盛ったご飯の上に「3」をのせる。
5.小鍋に「A」を煮立たせたら、水溶き片栗粉を入れ、とろみをつけ、「4」にかける。お好みでグリンピースを散らす。
「腰が曲がるまで」という意味の長寿を表したエビ。かに玉ならぬエビ玉はプリッとした食感が美味しく癖になる味わいです。甘酢も味ポン酢を使えば簡単に作ることができますよ。
完全栄養食とも呼ばれるほど、栄養豊富な卵、しかも大寒の日に生まれた卵なら、今年の運気も上がること間違いなし!
2018年は1月20日に生まれた「大寒の卵」を使ったレシピで、運気をアップしてみませんか。