辰巳天中殺の人の特徴
周囲をドキドキさせるほどドラマティックな人生
世間の常識的な生き方から見ると、ちょっと変わった人生を歩く人。
本人は普通の生き方と思っても、他人の目には不安定でハラハラさせられる生き方に見えるようです。
辰巳天中殺の人は現実的で行動力に富み、たくましく生きていける人。どちらかというと、ドラマチックで起伏の激しい人生を送る人が多いのも特徴です。また、生命力が強く逆境にも強い個性派。
「他人の苦しみや悲しみは自分のことのように感じる」愛情深いタイプなので、自身の経験と重ねて人の為に動く人情家です。ただし、理屈ではなく勘で判断することが多いので、当たると大成功、外れると大失敗と波乱万丈の運勢になりやすいところもあります。
天中殺期間:辰年(たつ)と巳年(へび)の2年間
■干支番号41~50の人は「寅卯(とらう)天中殺」
寅卯天中殺の人の特徴
度胸のあるエネルギッシュな人
六つの天中殺の中で家系を発展させていく「親孝行の運」を持っている人です。
配偶者や家庭の温かさを本能的に求めていく人なので情が深く人から好かれます。ただし、根が真面目なので人の面倒を見ているうちに入り込みすぎて、情が本気になってしまう事も。家庭を持ったら異性との距離には注意が必要です。
寅卯天中殺はコツコツ積み上げるよりはエンジン全開で一気に突っ走るような迫力があります。しかも、度胸があってスケールも大きくエネルギッシュ。働き盛りの中年期に運気が伸びる運勢です。
ただし、すべての事を自分の手でやり遂げないと気が済まないタイプなので、周りの人たちを振り回してしまう傾向があるので気をつけましょう。
天中殺期間:寅年(とら)と卯年(うさぎ)の2年間
■干支番号51~60の人は「子丑(ねうし)天中殺」
子丑天中殺の人の特徴
自分で自分の人生を切り開くパイオニア
六つの天中殺の中で一番「開拓者の運」を持っています。
物事を切り開くには相当なパワーを要しますが、子丑天中殺の人はその力を生まれながらに持っています。若い頃に苦労が多いのが特徴的ですが、そこで経験したことが中年以降パッと花開き本領を発揮していける運勢です。
初代運を持っている子丑天中殺なので、周囲から助けをもらうよりも親元を離れ自立していくことが開運のカギになります。サービス精神も旺盛で世話好きなタイプなので、中年以降は育てた後輩や部下があなたを助けてくれるでしょう。
今苦労していることがあっても、真面目にコツコツと努力を積み上げていくことが今後の運を活かしていけます。人より苦労が多いと感じても、開拓者であるあなたにだけ与えられた使命と試練でもあるのです。
天中殺期間:子年(ねずみ)と丑年(うし)の2年間
天中殺期間に避けた方が良いこと
ポイントは受け身でいるということ。外に向かってエネルギーを使うものは、後に影響が出やすいので避けた方が良いです。
たとえば、
・結婚
・引越し
・家を建てる
・転職
・起業
どれも人生の中でとても大きな転機となるものばかりです。
これらを天中殺の期間に決めて行動に移すと、後に「あれ? どうしてこれにしたんだっけ?」と決断の心変わりや思ったほど上手くいかないなんてことも。
疲れている時の判断は誰でも鈍りますよね。天中殺期間も同じで、「早く決めなきゃ!」と焦りが出やすいのですが一旦落ち着いて良い時期までじっくり考えてみると良いですよ。結婚も仕事も、心を決めて向き合うものですので結果が良い方向に結びつくためにも天中殺時期は避けてくださいね。
天中殺期間にやっても良いこと
天中殺の時期はエネルギーを出すよりも蓄える時期と考えましょう。心を整えたり、自分自身のレベルアップに向いています。次の10年をより輝くものにするためにも、しっかりと準備をしていくと運を活かせます。
社会貢献、ボランティア
どんなことでも良いので社会貢献できることをしましょう。どのボランティアが効率良いかなど欲を出さないこともポイントです。自分の欲のために動かないというのも一つのポイントですね。
寄付、お賽銭、参拝
この時期はお賽銭も増額すると良いでしょう。自分の住んでいる土地の神様、氏神様が祀られている神社がおススメです。
お墓参り
ご先祖様のお墓参りをすることも大切です。お願いをするというよりも、感謝を伝える気持ちでお参りしましょう。
親孝行、家族孝行、知人への孝行
親兄弟、親族に親切にしたり日頃の感謝を伝えていきましょう。
自分磨き
勉強をして新たな知識を取り入れたり習い事をするなどレベルアップをはかると伸びます。
片づけ、断捨離、メンテナンス
天中殺期間は次の準備をする時間です。整理整頓しておくと次の時期に勢いをつけることができます。
このように、天中殺期間は自分の欲を叶える時期よりも人に感謝をしたり人の為にエネルギーを使うことが吉となります。
天中殺は誰にでも訪れるもの
「天中殺」は誰にでも平等に訪れます。これから迎える人、ようやく天中殺期間から抜ける人さまざまですが、この時期にどう過ごすかでその後の人生も変わってきます。
ただ恐怖を感じるよりも、次のステップへの準備期間として周囲への感謝と自分のステップアップに時間を注いでいくと良いでしょう。
※この記事は2018年1月2日に公開されたものです。
算命学鑑定士。まだあまり馴染みのない算命学をわかりやすく、もっと身近にするため日々活動中。
池袋占い館セレーネ所属。AmebaSATORI電話占い鑑定士。