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『フリンジマン』第3話あらすじ - 愛人関係成立まであと一歩!?

『フリンジマン』第3話のあらすじや感想(ネタバレあり)をお届けします。キャストは板尾創路、大東駿介、淵上泰史、森田甘路など。デート先のレストランで妻と背中合わせになった田斉。気になる3話の展開は――。

『フリンジマン』第3話あらすじ - 愛人関係成立まであと一歩!?

『フリンジマン』第2話のレビュー・あらすじ

■『フリンジマン』第3話のあらすじ(ネタバレあり)

愛人の原石・詠美(筧美和子)から恋人のフリを頼まれた田斉(大東駿介)。

元カレを諦めさせるためとはいえ、デートができたことに喜んだのもつかの間、デート先のレストランに妻の美知子(渡辺舞)が姿を現した。

美知子は田斉と背中合わせに座り、いつデートがバレてしまうかわからない状態に陥る。レストランを出るには美知子のそばを通るしかなく絶体絶命状態だった。

井伏(板尾創路)は「詠美に田斉のあだ名をつけさせて」と指示。あだ名で呼んでもらうことで、カクテルパーティー効果(カクテルパーティーのように多人数で談笑している中で、周囲の雑音レベルが高いにもかかわらず、自分が興味のある人の会話や名前などは正確に聞き取れる現象)を避け、美知子に気づかれないようにするためだった。

さらに、井伏は「5分後に美知子を動かす」と宣言した。その言葉通り、美知子は井伏の作戦で席を立ち、その隙に田斉と詠美は店を脱出することに成功した。

急場をしのぎホッとした田斉だったが、次は歩きながらのふたりでの会話に頭を悩ませる。話題作りに困る田斉に、井伏は立ち止まるべき場所を指示した。

井伏の指示通りに立ち止まると、田斉の目の前にはアパレルショップがあった。詠美は田斉がそのお店に興味があると思い、ファッションについてのトークを開始。

田斉から話題を持ちかけることなく、ショーウィンドウの前に立ち止まるだけで、詠美が次々と話してくれるようになった。

そしていよいよ、ふたりは詠美の元カレの勤務先へと向かった――。

■『フリンジマン』第3話の感想

タクシーのとき同様、またしても井伏は危機を乗り越えるための的確な指示を出してくれました。

偶然にも、美知子が他店にスマホを忘れてくれたおかげでなんとかなったわけですが、井伏ならその幸運がなくてもどうにかできたと思います。

それにしても、別店舗のスタッフのふりをしてお店に電話をかけるなんて、どれだけ度胸があるんでしょうか。

数々の不倫をこなせば、この程度のことは朝飯前になるのでしょうか。不倫は嘘をつく能力と冷静な状況判断力が必要だと思います。繰り返していくうちに度胸がついてくるのかも……?

今回勉強になったのは、会話に困ったときは「ショーウィンドウの前に立つ」ことです。

私も田斉と同じで、人との会話に困ったことは数知れず。無理やり話題を出してスベった経験は山ほどあります。

井伏の「あなたの周りにはいくらでも(話題の)材料があります」という言葉には、大きな力をいただきました。不倫に限らず、対人関係でとても役立つ知識です。

『フリンジマン』は愛人作りの作品ですが、こうしてみると対人関係におけるノウハウがあちこちに広がっています。不倫について学びたい人はもちろん、それ以外の人にも学びのある作品だと思います。

さて、田斉は詠美の元カレと意外なカタチで再会してしまいましたが、このときのショックと恐ろしさは尋常ではなかったと思います。

「もう会うことはない! やったー!」と思って安堵していたあとに、元カレと偶然の再会ですからね。一度安心したからこそ恐怖は大きいはず。

引きつった笑顔をしたあと、なぜか踊り出す田斉には大笑いさせていただきました。しかも、冒頭では怖すぎて壊れてしまったのか(?)、元カレの顔をしっかり見て踊っています。あれだけ見つめられる精神がすごい!

非常事態になったとき、人はどういう行動を起こすかわかりません。田斉の場合は、元カレの前で踊りだったのですね。

踊るという行為は奇想天外すぎて、愛人同盟に呆れられていましたが、同じ立場になれば似たようなことをするかも……いえ、恐らくしませんね。走って逃げるくらいだと思います。

元カレは驚異的なものの、元カレがスマホを落としたことで事態は田斉が有利となったよう。元カレのスマホに映っていた女性が誰なのかが気になるところです。

次回予告で詠美の脱衣シーンがありましたが、これは愛人成立でベッドインの流れなのでしょうか? そして、田斉が美知子に疑われているような描写もあるような……?

これは早く真相を知りたいですね。来週が待ち遠しくて仕方ありません。

■『フリンジマン』作品概要

「愛人がほしい!」その願望を抱く田斉、満島、安吾の3人は、今まで数々の愛人を作ってきた井伏に愛人の作り方を教えてほしいと申し出る。

井伏は愛人教授(ラマン・プロフェッサー)として愛人を作る方法を教える代わりに、「愛人同盟」として4つの掟と厳しい指導、ミッションを与えていく――。

なぜ男が不倫をするのか? 危険な愛人作りの先にあるのは天国か、それとも地獄か……? 笑いあり、エロありの不謹慎不倫コメディードラマ。

第3話 10月21日(土)深夜0時20分〜放送分

■『フリンジマン』キャスト

板尾創路
大東駿介
淵上泰史
森田甘路
東幹久
村松利史
筧美和子
佐津川愛美
岸明日香
小倉優香
MEGUMI
板野友美
ほか

『フリンジマン』第4話あらすじ - 「悪い男」になれない男

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神之 れい

関西在住のフリーライター。1984年11月5日生まれ。ライターとは無関係の短大へ進学、一般企業で5年ほど勤めた後にライターへ転身。女性向けウェブメディアを中心に執筆。もやもやを抱える女性のヒントになるような記事執筆を目標に活...

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