世界最先端のガストロノミーレストランのエスプリを味わえる「ENEKO Tokyo」
スペインの3ツ星レストラン「アスルメンディ」がバスクから六本木へ。スペインで現在もっとも注目されている若手シェフが、ロンドン店に続く海外2店目として、六本木に「ENEKO Tokyo(エネコ東京)」をオープンしました。
スペイン・バスク地方のビルバオにある3ツ星レストラン「アスルメンディ」のシェフ、エネコ・アチャ・アスルメンディ。
スペインで現在最も注目されている若手シェフが、ロンドン店に続く海外2店目として、六本木に「ENEKO Tokyo(エネコ東京)」をオープン。
レストランでは世界最先端のガストロノミーレストランのエスプリを気軽に楽しめ、ウエディングやパーティでは、とびきりの3ツ星料理を堪能できます。
■エネコシェフのバスク流おもてなしスタイルとは
「スペイン・バスク地方」といえば、食文化が定着しているエリア。中でもサン・セバスチャンはバル文化発祥の地であり、星付きレストランが集まっていることで有名です。
そんなバスクの西側の街、ビルバオ郊外にあるガストロノミーレストラン「アスルメンディ」がにわかに注目を集めています。オーナーシェフのエネコ・アチャ・アスルメンディシェフは、バスク生まれのバスク育ち。
故郷に対する強い思いからバ スク料理にこだわり、修業先はすべてバスク料理の店。バルから高級店までさまざま な店で郷士料理や技術を学びました。
2005年、ビルバオ郊外にガストロノミーレストラン「アスルメンディ」を構えると、瞬く間に世界中からゲストが訪れ、様々な賞を受賞。2013年版のミシュランガイドでは見事3ツ星も獲得。スペインを代表するシェフとなったのです。
そんなエネコシェフ にとって、日本は実は心に秘めた憧れの国だったと言います。
「10年ほど前に1カ月ほど京都に滞在したことがあり、素材の豊かさや、繊細な食文化にたいへん感銘を受けました。再び日本の食文化に触れる機会を持ちたいと思っていました。それが実現するとは、夢のようです。これからじっくリと日本の素材を見て、新しい発見を楽しみたい」。
■料理は「ピクニック」から始まるエネコスタイル
ランチ(5000円、7000円)、ディナー(9500円、13000円)の4コースが用意されていますが、全コースに共通しているのが「ピクニック」。
スペインの本店では店に入って、エントランスでほっとひと息、という場面で食前酒とかわいらし い藤のバスケットが登場します。
中を開けると、小さなーロ料理が並んでいます。これを2〜3種つまんで、気持ちを切り替えてから、ダイニングヘと進みます。
日本ではレストランに羞席してすぐに食事が始まりますが、ヨーロッパ、中でもスペインは食事が始まるまでのひと時がおしゃベり&リラックスタイム。エネコシェフはその時間をエネコ流の演出で楽しませてくれます。
レストランの席に着いてからは大人のための美食時間。一皿ひと皿、ていねいな料理が出されます。オープン時はエネコシェフのスペシャリテを元に日本の素材と相性のいい料理がサービスされます。
「日本は季節ごとに旬の魚が変わりますので、日本ならではの提案をしたいと思います」と厨房を預かる磯島シェフ。準備期間中にはスタッフ全員が交代で本店で研修し、エネコシェフの料理をしっかりと再現しています。
■メニューの一例
【トリュフ風味の卵】
エネコシェフのスペシャリテの中でも代表的なもの。
【バスク風きのこ】
■店舗概要
ENEKO Tokyo
住所:東京都港区西麻布3-16-28 TOKI-ON西麻布
TEL:03-3475-4122
営業時間:ランチ 12:00-15:00 ディナー 18:00-22:30
定休日:年末年始、土・日・祝は要問い合わせ
(お問い合わせ先)
ENEKO Tokyo TEL 03-3475-4122