旬のトマトは冷凍せよ! 冷凍トマトで作る夏のひんやりレシピ3選
旬を迎えたトマト。安くて買いすぎたけど、使いきれない。というときにおすすめの夏のひんやりトマトレシピを紹介します。
こんにちは。料理研究家の河瀬璃菜です。
すっかり暑くなり、旬を迎えたトマト。安くてたくさん買ったものの、使いきれない! そんな経験はありませんか? そんなときは「冷凍トマト」がおすすめです。
冷凍トマトにする方法は簡単。トマトを洗って水気を綺麗にとり、ヘタをとったら密閉袋に丸ごと入れて冷凍するだけ!
この際、しっかりと空気を抜きましょう。2カ月程度を目安に食べきってくださいね。
ということで、今回は冷凍するからこそ美味しいひんやり美味しい夏のトマトレシピをご紹介します。
■すりおろしトマトのぶっかけそうめん
材料(1人分)
そうめん 1束
冷凍トマト 1/2個
ツナ缶 1缶
大葉 3〜4枚
白いりごま 適量
「A」
めんつゆ 大さじ1
ごま油 小さじ1
柚子胡椒 適量
作り方
1.大葉は千切りにする。ツナ缶は油をきる。Aは混ぜ合わせる。
2.そうめんは袋表記通りに茹で、水で締めたら水気をきる。
3.器に2を盛り、ツナ缶、大葉、すりおろした冷凍トマトをのせたらAをかけ、白いりごまをふる。
冷凍トマトのさっぱりとした味わいがそうめんにぴったり! ひんやり冷たいトマトを全体に混ぜ合わせて食べてくださいね。
トマトに含まれるリコピンには、老化の原因となる活性酸素を除去する役割があるため、紫外線が原因で起きるシミやシワを防ぐ効果が期待できます。
夏の強い日差しに負けないためにも、トマトは積極的に摂取したい食材のひとつです。
■パンなしでヘルシーなフローズンガスパチョ風
材料(2人分)
冷凍トマト 1個
きゅうり 1/2本
玉ねぎ 1/4個
赤パプリカ 1/4個
にんにく 1かけ
イタリアンパセリ 適量(あれば)
オリーブオイル 大さじ1
レモン汁 大さじ1
塩 ひとつまみ
コショウ 少々
水 50cc
作り方
1.冷凍トマト、きゅうり、玉ねぎ、赤パプリカ、にんにくは粗みじん切りにする。
2.イタリアンパセリ以外のすべての材料をミキサーで撹拌させる。
3.器に2を注ぎ、オリーブオイル(分量外)を垂らし、イタリアンパセリを飾る。
こう毎日暑いと、夏バテで食欲がない……なんてこともありますよね。
そんなときこそ、野菜もたっぷり摂れて、さっぱりと食べられるスペインの冷製スープ「ガスパチョ」がおすすめです。
冷凍トマトを使うことでシャーベットのような感覚で食べられますよ!
■トマトシャーベットのタコカルパッチョ
材料(2人分)
ゆでだこ 150g
赤、黄パプリカ 各1/4個
ブロッコリースプラウト(かいわれでもOK) 適量
レモン 5g
冷凍トマト 1/2個
「A」
オリーブオイル 大さじ1
ポン酢 大さじ2
塩コショウ 少々
作り方
1.ゆでだこは薄くスライスする。赤、黄パプリカは粗みじん切りにする。レモンはいちょう切りにする。ブロッコリースプラウトは根を落とす。Aは混ぜ合わせる。
2.皿にブロッコリースプラウトをしき、たこを並べたら赤、黄パプリカ、レモンをのせAとすりおろした冷凍トマトをかける。
夏の定番カルパッチョも、冷凍トマトを使ってシャリッとひんやり食感に。
この季節、飲み会なども増える時期ですよね。タコに含まれるタウリンは肝機能を強化する効果が期待できるので、家飲み時のおつまみにもぴったりですよ。
意外と万能な冷凍トマト。今回はひんやりレシピをご紹介しましたが、もちろん冷凍のまま煮込んでもOK!
ミネストローネやアクアパッツァにトマト煮込みなど、さまざまな料理に活用してみてくださいね。