恋愛リベンジを避ける方法〜愛する人との上手な別れかた【経沢香保子】

恋愛リベンジを避ける方法〜愛する人との上手な別れかた【経沢香保子】

最近、ネットでのリベンジがすごい。まさに、そこは修羅場と化し、誰も幸せにならない。どうにか止まらなければ、どちらかが社会的に抹殺されるまでのデスゲームだ。一度はともに生きることをきめ、安全地帯となったお互いが心も体も別れるのは身を切る以上に辛いものだ。でも、だからこそ、人間としての魅力や強さが試される時期でもある。


最近、ネット上でのリベンジがすごい。

インターネットとスマホがこれだけ普及したら、誰もがセンスプ砲を発射できる時代なのか。いや、センスプ砲を超えるレベルの愛憎劇場が、動画や写真、スクリーンショットなどの視覚的リアリティで、人間関係の大惨事にまで発展してしまうのだ。

そこはまさに修羅場。誰も幸せにならない。どちらかが社会的に抹殺されるまでのデスゲームと化す。

■自分に未練がある相手と別れたいときの神対応

では、相手との別れを決断したとき、修羅場を避けるためには、どうしたらいいのか? 

まず、相手が自分に未練がある場合はこじれやすい。そのときははもう「完全謝罪」しかない。「別れを選択してしまってごめんなさい」「ずっと愛せなくてごめんなさい」「理想の女性になれなくてごめんなさい」etc.

とにかく、別れを選択したことに対しての謝罪を繰り返す。ここで別れの理由を相手のせいにすると、リベンジされるきっかけを作ることになる。愛することを続けられなかった自分が悪いという気持ちで謝り尽くそう。

もちろん感情的には、何か言いたいところだろう、でも、理由を伝えたところで相手は引き下がらない。だから、別れる理由を相手のせいにしない方が賢明なのだ。

別れたくない相手に、別れたい理由を述べたら、「そっちが○○したから自分はそうした」「それで別れるなんて器が狭すぎる」と口撃が始まる。良くても、「だったら、そこは直すから」と長引く。これでは基本エンドレス。恋愛においては、どちらも同時に納得するような終末はない。

長引けば長引くほと、精神が消耗し、恨みが募る。それが続くから、デスゲームに近づくのだ。

ビジネスの交渉でも、クレーム対応でも、燃え広がる前に、早々に終わらせるのが賢い。その場合は、「相手の予想以上に謝る」、これが鉄則。

実は誰も裁判沙汰や警察沙汰にしたいわけではなく、「謝ってほしい」「悲しい気持ちをわかってほしい」と思っているだけ。それが叶えられないときに憎悪につながる。そのため、「初動で完全謝罪」が、揉めずに別れる最短ルートのはずだ。

■逆に相手から別れを切り出されたときは?

では、逆に、愛する人から別れを切り出されたときはどうしたらいいのか? その人とまだ交際を続けたいとか、その人のことがまだ大好きなら、「わかった、今までありがとう」とあっさり受け入れよう。相手が拍子抜けするほど、あっさりと。

もちろん、愛する人との別れは、本当に悲しくて悔しい。別れを告げられた理由だって知りたい、せめて心から納得して別れたい、できれば交渉して今の関係を続けたい、という気持ちが湧き上がるだろう。

しかし、残念ながら、あなたが納得する理由は出てこない。なぜなら、おそらく別れの理由の全部が受け入れられないはずだ、相手が別れたい理由はひとつじゃないから。

長い間のちょっとした諦めと我慢の蓄積の結果、最終的に「別れる」を選択したのだから。もしあなたが、その理由を説明されて、その理由が納得できるものや、あっさり自分が受け入れられそうなことなら、きっと別れは切り出されなかった。きっと、今までの会話の中で修復できたはずだから。

だからこそ、受け入れよう。本当に辛いけど、好きであればあるほど、できるだけ早く受け入れることだ。相手がびっくりするくらい、「わかりました。今まで愛してくれてありがとう」と身を引けばいいのだ。

あっさり距離を置くメリットは数え切れないくらいある。逆に相手が未練を持つこともあるだろうし、何よりも相手を癒やせる、愛があふれる最後の行動だ。

別れを切り出したことへ罪悪感を持っている相手は、その決断があなたに受け入れられれば、あなたに感謝し、「いい女だった」と素敵な記憶にしてくれる。

そんな風に、別れ際が上手な女性は、復縁の可能性を残す魅力すら持つ。最後に揉めたら、あなたの嫌なイメージしか残らない。

場合によっては相手があなたに恐怖を抱くから再会すら難しくなり、また、相手に迷惑をかけようものならあなたの悪評も立ち、大切だったそのコミュニティにも入れなくなってしまう恐れがある。自分の評判を下げてしまい、新しいスタートを切れなくなることも。

■別れた後の感情をコントロールできる女性は魅力的

とはいえ、思い通りにいかないのが恋愛だし結婚だろう。一度はともに生きることを決め、安全地帯となったお互いが、心も体も別れるのは身を切る以上に辛いものだ。

でも、だからこそ、人間としての魅力や強さが試される時期でもある。人生が白紙になったとき、ゼロから理想を描き直せるチャンスでもあるのだから。

私はお別れする度に、まずは生活を整えた。早寝早起きに戻し、健康的な食生活にし、運動を再開する。そして、仕事に邁進するのだ。

お別れによって、自分の人生のすべてを自分に集中できる、「時間」という宝を取り戻したのだ。今まで彼と過ごしていた時間も、使ってきたパワーも、自分にすべて贅沢に注ごう。

そして、彼に対しての感情を上手にコントロールしよう。そして、「彼を失って絶望」と思う気持ちから、「自分に合う本当のパートナーに出会える可能性をもらった」と感謝の気持ちに切り替えよう。つぎはぎの関係はどうせ一生ものではない。いずれ終わりが来るなら、1日も早い方が女性にとってはありがたいはずだ。

別れた当初は、私も相手の顔を思い出す度、一瞬嫌な感情がよぎることもあった。でも、そんなとき、過去を責めることは自分を責めることでもあると考えて、「ありがとう、感謝してる」「あなたにも辛い思いをさせてごめんね」「もっと幸せになってね」と呪文のように唱えるようにしている。

それは心がこもってなくてもいい。言葉を言い続けることが大事なのだと思う。何よりも自分の心を癒すことができるから。怒りは誰のためにもならないけど、感謝は皆のためになる素晴らしい感情だ。

そして、健康的でスリムな、鍛え上げられた体と、集中して取り組んだ仕事で成果が出ることで、あなたの人生は磨かれ、輝きを増すだろう。

それによって、あなたは「自分の足で立つ喜び」という大人としての原点に立ち返ることで、自信を持つことができる。

自立した女性こそが、お互いを高め合う素敵なパートナーシップを作れることに気づくだろう。そして、一段と磨きがかかったあなたには、一段と魅力的な男性が自然と集まってくる。

これこそが恋愛の醍醐味。別れはピンチではない。別れは、あなたがあらゆる男性とお付き合いできる可能性を手に入れることであり、最高のパートナーシップを作る人生最大のチャンスなのだ。

■愛し愛される方法を恋愛の達人に学びませんか?

コンサルティング会社出身で、起業家として自ら創業した会社のExit経験を持つ、スーパーエリート久保裕丈氏。恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』で「初代バチェラー」として日本中の女性を魅了したことも記憶に新しいと思いますが、その久保氏が、私、経沢香保子と対談します。 テーマは「あなたが選ばれる方法」。女性として、ビジネスパーソンとして、”バラ”をもらうにはどうしたらいいのか。徹底討論します。

先着順ですのでぜひ奮ってご参加ください。
http://peatix.com/event/287325/view

この記事のライター

桜蔭高校・慶應大学卒業。リクルート、楽天を経て26歳のときに自宅でトレンダーズを設立し、2012年、当時女性最年少で東証マザーズ上場。 2014年に再びカラーズを創業し、「日本にベビーシッターの文化」を広め、女性が輝く社会を...

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