旬の新生姜を使った自家製ガリの作り方。アレンジレシピで美容効果も期待できる!
旬の新生姜を使った「自家製ガリ」の作り方とアレンジレシピをご紹介します。難しそうに見えますが、実は材料3つで簡単に作ることができます。生姜は、夏バテや冷え性で悩む方に、積極的に摂ってほしい食材の一つです。
夏が近づくとスーパーでもよく見られるようになる「新生姜」。通常の生姜に比べ、辛味がマイルドで、みずみずしさがあるのが特徴です。
そんな新生姜ですが、どのように調理をすればいいのかわからないという声も少なくはありません。
今回は、新生姜レシピの定番「自家製ガリ」の作り方を紹介します。
使う材料はたったの3つと、実はとっても簡単にできるのです。
■漬けるだけ! 材料3つでできる自家製ガリの作り方
材料(作りやすい量)
新生姜 300g
塩 小さじ1
「A」
酢 300cc
砂糖 50g
作り方
1.生姜はスプーンで皮をむく。
2.生姜を薄切りにする。
3.小鍋にお湯を沸かし、生姜を2〜3分茹でる。
4.「A」を別の小鍋で一煮立ちさせ、砂糖を溶かす。
5.3を熱いまま、塩をまぶし、よくあえたら、水気をしっかりと絞る。
6.煮沸消毒をした保存瓶に4と5を入れ、粗熱が取れたら冷蔵庫で一晩寝かせる。
※冷蔵保存で1ヶ月程度で食べきってください。ガリを取り出す際は清潔な箸を使いましょう。
生姜に含まれるジンゲロール、ショウガオールには身体を温める効果があると言われ、冷え性な女性には積極的に摂ってほしい食材の一つ。
また、ジンゲロールはコレステロール値の低下や、体内の代謝を活性化させ、エネルギー消費を増加させると言われています。ショウガオールにも腸内で吸収される脂肪を抑える効果が期待できるので、夏に向けてダイエットに取り組みたい方に、新生姜はぴったりの食材です。
酢に漬けることで、疲労回復効果が期待できるクエン酸も摂取できて、夏バテ時にも◎!
■ガリたまサンド
材料(1人分)
自家製ガリ 30g
ゆで卵 2個
マヨネーズ 大さじ1
味噌 小さじ1
黒胡椒 少々
食パン(8枚切り) 2枚
ハム 2枚
作り方
1.自家製ガリは水気を切り、みじん切りにする。
2.ボウルに自家製ガリ、ゆで卵、マヨネーズ、味噌、黒胡椒を入れ、ゆで卵を潰すように混ぜ合わせる。
3.食パンにハムをのせ、2をのせたら、さらにハムをのせ、食パンをかぶせ、ラップで全体を包みなじませる。
4.3をラップごと包丁で切る。
ガリをピクルスに見立てたガリたまサンド。卵のコクとガリの爽やかな酸味がクセになりますよ。
■ガリツナトマトのぶっかけそうめん
材料(1人分)
自家製ガリ 20g
そうめん 1束
トマト 1/4個
ツナ缶 1缶
大葉 3枚
ミョウガ 1本
「A」
めんつゆ(3倍希釈) 大さじ1
ごま油 小さじ1
作り方
1.自家製ガリは刻む。トマトは1cm角に切る。大葉は千切りにする。ミョウガは輪切りにする。
2.そうめんは袋記載通りに茹でたら、氷水でしめ、水気をしっかりと切る。
3.器に2を盛り、自家製ガリ、トマト、ツナ、大葉、ミョウガをのせたら、Aを回しかける。
夏の定番、そうめんにもガリを。ガリの辛味と爽やかな香りがいいアクセントになり、食欲がないときでもツルッと食べることができますよ。
■ガリ鶏めし
材料(1人分)
自家製ガリ 40g
ささみ 100g
大葉 1枚
白いりごま 適量
万能ネギ 適量
ご飯……1膳
「A」
戻した乾燥しいたけ(スライス) 10g
醤油 大さじ1
みりん 大さじ1
「B」
乾燥しいたけの戻し汁 150cc
醤油 小さじ1/2
塩 ひとつまみ
作り方
1.万能ネギは小口切りにする。大葉は千切りにする。自家製ガリは20gはみじん切りにする。
2.ささみは塩と酒(分量外)をふりラップで包んだら600wの電子レンジで2分加熱し、ほぐす。
3.Aは小鍋に入れ、水分が飛ぶまで煮詰める。
4.Bは一煮立ちさせる。
5.ご飯に自家製ガリ20gと大葉、白いりごまを混ぜる。
6.丼に5を盛り、残りの自家製ガリ、ささみ、万能ネギ、3をのせたらBをかけて食べる。
奄美大島の鶏飯風に仕上げました。お茶漬けのようにさらさらと食べることができるので、こちらも夏バテ時にぴったり。ガリをご飯に混ぜ込んだものをおにぎりにするのもおすすめです。
自家製ガリ、実は汎用性があって、いろいろなレシピに使うことができますよ。お酒が好きな方はガリサワーにするのもいいですね。甘みや酸味もお好みの味にできるのが自家製の魅力。
新生姜をスーパーで見かけた際は、挑戦してみてくださいね。