人をダメにするってホント? メディアで話題の温泉カフェ「Gensen Café」に行ってきた
人をダメにするカフェこと、源泉掛け流しの温泉が楽しめる「Gensen Café(ゲンセンカフェ)」が、温泉で有名な神奈川県湯河原に2月24日(金)にオープン。温泉を楽しんだ後は、素材にこだわった料理をいただきながらビーズクッションYogibo(ヨギボー)でリラックス。本当にダメになるのか? 取材に行って来ました。
人をダメにする温泉カフェ「Gensen Café」とは?
コンセプト
神奈川県湯河原駅から車で10分ほどにあるエンタメ旅館「the ryokan tokyo」内に、泊まれる温泉カフェとしてオープンした「Gensen Café」。
「3時間は何も考えずくつろいで欲しい」をテーマに、本物志向の女性に向けた究極のリラックスを体験できるのがこの「Gensen Café」のメインコンセプトです。都内から90分という好立地のため、泊まりだけでなく、すぐ行けて帰ってこれる気楽さも嬉しいポイント。
温泉について
その名に「湯」の字が入るほど温泉地として有名な湯河原は、古くから名湯としても伝えられてきました。理想的な弱食塩泉・弱アルカリ性で女性の肌にやさしい泉質はサラサラとして肌触りが柔らかく、切り傷、打撲から疾病まで幅広い効能を持っているのだとか。「Gensen Café」では、名湯の源泉から直接館内に引き込んでおり、加水なし、循環なしのかけ流し温泉を楽しむことができます。
女性は浴衣、男性は甚平の館内着貸し出しがあります。
人をダメにするソファ「Yogibo(ヨギボー)」の魅力
「Gensen Café」に行くとなぜ“ダメ”になるか? その理由は施設内のいたるところに設置された大型のビーズソファ「Yogibo(ヨギボー)」にあることは間違いありません。
バリエーションに富んだ形状のクッションがあらゆる体勢と体型にマッチして、一旦「ぼすっ」と沈み込んだら最後。もう動けない……ダメになってしまう……と、こんな風に温泉に入ってリラックスした体には特に効果テキメンで“ダメ”(とことんリラックス体)になってしまうのです。
Yogiboのデモをしていただいた株式会社Yogibo Japan の村上卓さん。Yogiboを組み合わせて自分だけのリラックススペースが作れます。
@Gensen Caféの食事のこだわりがすごい
こだわりのポイント
「Gensen Café」で使用されている食材は、スタッフの方が全員で全国の生産者と連携を取りながら、何度も試食と試飲を繰り返した厳選したもの。どのメニューも素材の美味しさを引き出すことを考えられています。今後は料理教室なども予定しているそうなので、公式サイトをチェックしてみて。
おすすめメニュー
辛口な本格タイカレーを、焼きおにぎりとたっぷり野菜が乗った熱々のスキレットにかけていただきます。「たっぷり野菜と焼きおにぎりのタイカレー」1,000円
国産厳選のお肉を日替わりで楽しむことができる「本日のお肉のスキレット」1,200円
コールドプレスジュース専門店のサンシャインジュースとのコラボメニュー。ビーツやスピルリナ、ケールなどのスーパーフードをブレンドしたスムージーはあっさりとしていて飲みやすい。
「栄養満点のスーパーフードスムージー」800円
お酒も飲めるよ!
もちろん「Gensen Café」では日本酒、ワインなど各種アルコールも提供しているので、昼時はもちろん、夜のバータイムも楽しく過ごせそう。
ソファに沈み、湯河原の美しい山並みを眺めながらゆったりと美味しいお料理やドリンクを楽しめます。「COEDOビール」各750円
日帰りでも非日常感を体験できる
日帰りで入浴プラン
品川から新幹線に乗れば、都心から90分で行ける「Gensen Café」だから、都心の喧騒を離れて弾丸で日帰り、なんて予定も組むことが可能です。また、東海道線特急の踊り子に乗って海沿いの景色を臨みながら湯河原へ向かうのも、大人の修学旅行といった趣き。
日帰りの場合は手ぶらでも大丈夫な「手ぶらdeほっこりパック 」(温泉入浴、館内着・タオル貸し出し、ドリンクつき 2,000円)がおすすめです。
豊かな自然に囲まれた湯河原はアウトドアスポーツも盛んなため、スポーツを楽しんだ後に温泉へ! なんてプランを立てて来る方も少なくないんだとか。カフェを拠点にして様々なプランを立てることができそうですね。
宿泊もできる
部屋の特徴など
「Gensen Café」を擁するエンタメ旅館「the ryokan tokyo yugawara」に宿泊すれば、より温泉と湯河原を楽しむことができます。
一部屋あたり最大6名までの宿泊ができるゆったりとした和室に入った途端驚いたのは、富嶽三十六景が描かれた襖がどどんと目に飛び込んで来ること!
外国人観光客の方向けのお部屋ということで、こういった「和」をテーマとした内装になったそう。ここだけ見ると驚きますが、お部屋全体を見ると意外にも畳とマッチしていて落ち着いた雰囲気になっています。4人部屋と6人部屋の二種類。宿泊費は季節によっても変動するので公式サイトから確認してみてください。
コスプレもできる
リラックスするだけではなくて、もっと仲間や家族とワイワイ楽しく過ごしたい、そんな方にオススメなのが、「Gensen Café」完備のコスプレルーム。
ざっと見渡すだけで、30は超えるコスプレ衣装が揃っていました。他にも書道や座禅、独楽などの日本の文化を紹介するアクティビティもあるので外国の方を案内するときにも安心して利用できそう。バリエーション豊かなラインナップだから盛り上がること間違いなし。
今回カフェを案内していただいた「Gensen Café」櫻井智里さん。富士山(!)のコスプレをしていただきました。ありがとうございます。
口コミ「実際にいったスタッフの口コミ」
「ダメになるって言っても仕事だし、そんな事態にはならないだろう……」そんな浅はかな気持ちで臨んだ今回の「Gensen Café」取材ですが、Yogiboに座った瞬間あっさりとその心構えは砕け散ってしまいました。
週末のショートトリップはもちろんですが、たまには少し気分を変えて仕事をしたいノマドワーカーのような方にも需要があるかもしれません。(集中して仕事ができる保証はありませんが!)
今回の取材では宿泊までは体験しませんでしたが、一旦腰を落ち着けると中々あげるのが億劫になってしまったので、次回はスケジュールに余裕があれば是非泊まりたいと思います。
Gensen Caféの詳細情報
営業時間
平日(月〜木)……14:00-22:00
平日(金)……14:00-23:30
土……11:00-23:30
日祝……11:00-22:00
定休日
不定休*貸切予約・団体様予約の日は休業
※公式HPのアナウンスを確認してください。
https://gensencafe.wixsite.com/gensencafe
値段
GENSEN CAFÉ てぶらDEほっこりパック 2,000円
お好きなドリンク1杯/100%源泉かけ流し天然温泉入浴/館内着(浴衣 or 作務衣)レンタル/タオル(バスタオル・ハンドタオル)レンタル
予約方法(宿泊)
■通常プラン
・【素泊まり】源泉かけ流しの温泉と日本文化をとことん楽しもう
*ドミトリーあり
詳細なプラン、予約はこちら
http://www1.489ban.net/v4/client/plan/list/customer/theryokan
住所
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上742
駐車場
駐車場なし
(宿泊者専用駐車場約10台分ありますが、カフェ専用駐車場はございません)
空車状況によりますが、土日祝日はほぼご予約で埋まってしまい、ご利用いただけません。
申し訳ありませんが、近隣に停めてお越し下さい。近隣駐車場は坂の下にありますので
駐車後、急坂を上ってお越しいただく事になります。
アクセス
JR東海道線「湯河原」駅 下車
● Taxi
行き先を「The Ryokan Tokyo」とお伝えください。乗車時間は約10分です。
● Bus
箱根登山バス 奥湯河原または不動滝行き 乗車10分「藤木橋」バス停下車から徒歩約10分
①湯河原駅前バスロータリー3番乗り場で乗車
(約10分に1本のペースでバスが出ています)
②13番目の停留所(乗車約10分)「藤木橋」で降車
③バス降車後、右手側の亀屋旅館への急坂を上る
④眺めの良い高台に出たら右に曲がり、坂を上る
⑤突き当たりを道なりに左に曲がり少し進むと、左手にThe Ryokan Tokyo看板
駅についたらバスかタクシーに乗ろう
湯河原駅まで来ればバスもしくはタクシーに乗るだけで、都内から簡単に行くことができ、非日常を味わうことができる湯河原「Gensen Café」。暖かい春の季節に、都会から離れて見るのはいかがでしょうか。
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