「美しい顔」とは? 美容医療から見た老化の原因

「美しい顔」とは? 美容医療から見た老化の原因

自由が丘クリニックの古川登隆先生が、“美を司る秘密の3ポイント”、“老化とは?”など、理論に基づく最新の美容医療について講演されました。特殊メイクアーティストのJIRO氏によるパフォーマンスも!


美容医療・ヘルスケア企業であるアラガンジャパン主催の、ヒアルロン酸使用軟組織注入剤「ヒアルロン酸ジュビダームビスタ®ボリューマXC」発表会イベントにおいて、自由が丘クリニックの古川登隆先生が、“美を司る秘密の3ポイント”、“老化とは?”など、理論に基づく最新の美容医療について講演されました。イベントの様子をレポートします。

古川 登隆(医学博士)
医療法人社団喜美会自由が丘クリニック理事長
日本の大学病院における“美容外科”を本格的にスタートさせ、美容医療をリードしてきた業界のパイオニア的存在。“メスを使わない若返り治療”を得意とし、特にボツリヌス注射やヒアルロン酸注入、糸によるたるみ治療は国際的にも高い評価を得ており、注入指導医のヘッド・ファカルティとして国内外の美容医療の発展に貢献している。

そもそも、「美しい顔」の定義とは?

私たちは心のどこかで、「美しい人間」の理想形を持ち、鏡を見たり、私たちが自身を含めた人の外見を判断するときその理想形と見比べて、足が太い、鼻が大きい、目が小さい……など、その理想形と比較してしまいます。その共通の「理想形」を追い求めて、古代から人は美を数値で表そうとしたり、基準を見つけようとしたり。そうして美の探求を続けてきました。



日本人1200人のアンケートによる「美しい顔」。
当日配布された資料より。

美しい顔とは、「輪郭」「パーツの形」「位置」のハーモニーによって生まれるのだそう。この講演の中で何度も出てきた重要ワードが「黄金比率」と「シンメトリー」。
古川先生が日本的な造形美として例に挙げたのが、輪郭が美しいハート形で、左右対称、そして均等な位置を持つ仏像さまでした。

「美の基準」から見た、老化するということ

老化とはアンバランスの拡大

一方、私たちは年齢を重ねると顔つきや姿勢が変化していきます。どこが変わり、何が変わっているのでしょうか。一言で言えば、「老化とはアンバランスさが大きくなっていくこと」だそうで、先ほどの美の基準に大きく関わっている「左右対称」を考えると、なるほどと納得しました。


骨は日々作られる一方で、代謝で失うサイクルが出来上がっている一方、30歳以後は骨の生成より吸収・損失が上回ってきます。そうなると、眼窩が大きくなったり、あごが小さくなったり、そもそもの顔の骨格が変化してくるのだそう。また、表情筋や脂肪も加齢とともに減少して来ることでボリュームが減ってきます。こういった要因があることにより、曲線を描いていた輪郭線の形が変化していくのだそうです。

ボリューム改善で若々しさを

老化によるアンバランスを美容医療分野においてアプローチするなら、変化の原因となる顔の部位にヒアルロン酸を注入し、構造を立体的に改善することで、バランスを取り戻すということ。現代の美容医療では、同じシワへの悩み解決も、手法が変化しています。

以前はシワの溝に注入することで線を消すのが主流だったそうですが、これからは顔の構造の老化に着目して、根本原因である減ってしまったボリューム自体を補充し、影を消していくことで自然な美しさへと導いていくのが主流の時代になっていくとお話しされていました。

メイクアップアーティストのJIRO氏による、「老け」メイク

古川先生の講演の後は、特殊メイクアーティストであるJIRO氏によるメイクパフォーマンスがありました。20代の女性を80代まで老けさせるというテーマ。

近くに寄らないとメイクということもわかりません。

JIRO
特殊メイク・特殊造形アーティスト
有限会社自由廊代表
特殊メイク・造形制作/映像・広告・イベント・ファッション等々幅広い分野にてデザイン制作、ディレクションを担当。東京芸術大学卒業後、特殊メイクの道に入り、有限会社自由廊を設立。世界70カ国で読まれている「Make-up Artist Magazine」にて、「世界の注目アーティスト10人」に選出された。2014年には異色の6ジャンルからなるアーティストユニット『KAGE6SHA』を結成。最先端のペイント技術を用いた作品制作を手掛けており、その発想力とクオリティの高さで世界を魅了している。

そして、ここにラインが入れば、ここにシャドウが入れば老けて見える……という風に解説してくださいました。

なかなか衝撃的な時間でしたが、先ほどの古川先生の解説を聞いた後だけに、老化の理論やポイントなどがより分かりやすく実感、理解することができました!

text/hanako

この記事のライター

人生を自分らしく楽しむ大人の女性たちに、多様な生き方や選択肢を提案します。

関連するキーワード


DRESS部活 美容部 美容医療

関連する投稿


広告でわかる! 信頼できるエステやクリニックの選び方

広告でわかる! 信頼できるエステやクリニックの選び方

フリーペーパーなどで、エステやリラクゼーションサロン、美容クリニック、美容外科などの広告を見かけることがあるかと思います。規制の多いこれらの広告を詳しく見ていくと、良心的かどうかがわかります。安易に選んでしまうと後で「大変なことになる」という、背筋が凍るような事例とともにご紹介します。


信頼できる美容皮膚科・外科クリニックの選び方

信頼できる美容皮膚科・外科クリニックの選び方

美容皮膚科・外科クリニックの選び方についてお話しします。ちょうど、先日受診してくださった方からお聞きした「いい美容クリニックの見分け方」をアレンジしつつ、+αの情報を追加してお伝えします。


【DRESSプロレス部 活動報告】全日本プロレス「2017 チャンピオン・カーニバル」を観戦して

【DRESSプロレス部 活動報告】全日本プロレス「2017 チャンピオン・カーニバル」を観戦して

DRESSプロレス部では4月22日(土)、東京・品川で開催された「全日本プロレス」の大会「2017 チャンピオン・カーニバル」を観戦してきました。


ビール好きは集まれ! 「DRESSビール部」発足記念パーティをレポート

ビール好きは集まれ! 「DRESSビール部」発足記念パーティをレポート

ビール好きの皆さん! ついにDRESS部活に「ビール部」が誕生しました。記念すべきキックオフビールはアサヒビールさんから協賛いただきました。「スーパードライ」は今年で発売30周年を迎えます。美味しいビールと豪華な料理、そしてイケメンの登場で会場は大盛り上がり。当日の様子をレポートします。


【DRESS部活で輝く女性たち #4】ワイン部/ランニング部 阿部容子さん

【DRESS部活で輝く女性たち #4】ワイン部/ランニング部 阿部容子さん

DRESS部活という「趣味でつながるサードプレイス」を持つようになって、人生がますます輝き始めた女性たちに登場いただく連載「DRESS部活で輝く女性たち」。未参加の方もDRESS部活のこと、知ってみませんか? 第4回では、ワイン部 ランニング部 阿部容子さんに登場いただきました。


最新の投稿


いくつになってもスタイルがいい女性に共通する4つの習慣

いくつになってもスタイルがいい女性に共通する4つの習慣

いくつになってもスタイルがいい女性を見て、いいなと思う方もいるのでは。確かに年を重ねるにつれ、太りやすく・痩せにくくなるのは事実。しかし、スタイルがいい女性たちの習慣を取り入れることで、美しいスタイルを長く維持できるようになるはず。彼女たちに共通する習慣をご紹介します。


フリーランスになる前に知っておきたいお金のお話<収入編>

フリーランスになる前に知っておきたいお金のお話<収入編>

フリーランスという自由な働き方が気になる方もいるのでは? そんな方に知ってほしい「お金の話」シリーズ。フリーランス歴13年目で、ファイナンシャルプランナーでもある筆者が、「フリーランスはどれくらい収入があれば良いか」を解説します。


あなたにおすすめのコーヒー豆は? 自分好みの味に出会う

あなたにおすすめのコーヒー豆は? 自分好みの味に出会う

今回ご紹介するのはおすすめのコーヒー豆について。日々の生活に欠かせないコーヒー。せっかくなら自分好みの味を見つけたいですよね。コーヒーは豆の種類や加工方法で大きく味が変わります。豆の違いを知って、自分好みの味を見つけてみませんか。


現代東京のリアルな空気を感じる -『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』 古川ケイの「映画は、微笑む。」#11

現代東京のリアルな空気を感じる -『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』 古川ケイの「映画は、微笑む。」#11

2016年5月に発売され、現代詩集としては異例の27000部の売り上げを記録した詩人・最果タヒによる詩集「夜空はいつでも最高密度の青色だ」。この詩集を、映画『舟を編む』の石井裕也監督が実写化。2017年現在の東京を舞台に、不器用ながらもひたむきに生きる二人の男女の孤独と希望が、観る者の胸を切なく、静かに打ちます。


かるくて、ぜいたく、はなやかなBAKEの「生どら焼き」

かるくて、ぜいたく、はなやかなBAKEの「生どら焼き」

BAKE初の和菓子ブランド。新食感の生どら焼き専門店「DOU(ドウ)」が誕生。