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『東京タラレバ娘』第6話あらすじ – 結婚がゴールの女は幸せにはなれない!?

『東京タラレバ娘』第6話のあらすじや感想(ネタバレあり)をお届けします。キャストは吉高由里子、榮倉奈々、大島優子など。素敵な彼氏ができて幸せ絶好調。このまま結婚までいけるかも? 期待大の6話の展開は――。

『東京タラレバ娘』第6話あらすじ – 結婚がゴールの女は幸せにはなれない!?

『東京タラレバ娘』第5話のレビュー・あらすじ

■『東京タラレバ娘』第6話のあらすじ(ネタバレあり)

倫子(吉高由里子)はイケメンバーテンダー・奥田(速水もこみち)と付き合い始め、女の幸せを実感。奥田に「ずっと一緒にいられたら幸せだろうな」と、プロポーズともとれる言葉を言われてにやけが止まらない状態に。

香(榮倉奈々)や小雪(大島優子)は倫子の幸せを祝し、KEY(坂口健太郎)も皮肉交じりで祝福。幸せ絶好調の倫子は、「もしかしてこのまま結婚するかも?」という期待を膨らませる。

ところが、倫子は奥田と過ごしていくうちになんとなく違和感を覚えた。そのことを小雪や香に話すものの、「贅沢」「1人に慣れすぎ」と言われてしまう。倫子は「幸せの試練」と思い、奥田という千載一遇のチャンスを逃さないようにしようとするが……。

一方、小雪は不倫相手の丸井(田中圭)と別れることができず、このまま不倫の関係を継続していくことに。香はセカンド女卒業のために、結婚相談所に登録することを決意した。

結婚相談所で素敵な男性と出会うことを夢見ながら、「東京オリンピックまでに結婚して子供を産む!」と意気込む香。早速希望通りの相手が見つかり、意気揚々と会おうとしたところ、元カレ・涼(平岡祐太)から連絡が。希望通りの相手と会う直前に揺れ始める香だったが……。

■『東京タラレバ娘』第6話の感想

奥田さん、最っっ高! あんなに素敵な人はどこにもいません。寝ている間に朝食を作ってくれたうえに、「ずっと一緒にいられたら幸せだろうな」なんてセリフを言われたら、もう教会の鐘の音が聞こえてきそうです。

それなのに、じわじわと歩み寄ってくる違和感。趣味が同じだからと油断していたときによく起こる違和感だと思います。

同じ「映画好き」という趣味でも、細かく見ていくとぜんぜん好みがかぶっていないということはよくあることです。

そして好きだからこそお互いにこだわりが出てきてしまい、自分の好みを押し付けたり我慢したり……。「同じ映画好きなんだからわかるでしょ?」という共感を求めたり。

恋人選びに「趣味が合う人」を条件にする人はいると思いますが、細かい部分まで趣味が合うことはなかなかありません。その趣味が好きであればあるほど、こだわればこだわるほど、お互いに譲れなくなり、歯車が狂ってしまう。

恋人同士はむしろ、趣味が合わないほうがいいのかも。あるいは、こだわりを持たず共感も求めないスタイルが長続きのコツかもしれません。

結局倫子は奥田さんと別れるという決意をしてしまいました。これはこれで仕方がない……と思ったものの、今回はもう1人、結婚を遠ざけてしまった女性がいます。香です。

結婚相談所で希望条件に「年収1千万円以上!」と言った時点で「いるわけないでしょ!」と思っていたのに、そんな相手がすぐに見つかるだなんて……35歳、弁護士、年収1200万円の超・優良物件が見つかりました。

マッチング率92%。これは奇跡的な出会いです。私も婚活相談所に登録したくなりました。

香もセカンド女を卒業して玉の輿か? と期待したものの、この期待は涼からの電話で崩れ去ってしまいました。香、あれだけセカンド女を卒業すると言っていたのに……。

涼の元へ急ぐ香を見て「バカ!」と言いたくなる気持ちでいっぱいでしたが、恋する乙女としてはこの行動が正解なのかもしれません。

結婚はゴールではない。だからこそ、結婚を目的に走ると幸せにはたどり着けないと思います。やはり自分が自然になれる、しっくりくる相手でないとダメですね。

今回、倫子・小雪・香の3人は結婚とは程遠い行動をとってしまいました。結婚が一体なんなのか、わからないままです。

そして物語終盤、KEYの結婚についてまた1つわかりました。KEYの放った「彼女は夢(結婚)を叶えたかっただけで、俺のことを好きだったわけじゃない」という言葉はとても重々しく、しんどいものでした。

「(気持ちを)ちゃんと伝えられて“れば”」。KEYもまた、タラレバ男だったのです。

第6話では、倫子と香が結婚よりも別のものを優先してしまいました。結婚ってなに? と考えさせられる回です。

今後、タラレバ娘たちの結婚はあるの? 倫子とKEYの関係は? もしかして次は早坂さんとか? まだまだ気になる部分はたくさん。来週も楽しみです。

■『東京タラレバ娘』作品概要

女子会と称して居酒屋「呑んべえ」でお酒を飲みながら「あのとき、あーだっ“たら”」「もっと、こーして“れば”」とタラレバばかり言う30歳・独身・彼氏ナシの倫子と香と小雪。

「東京オリンピック開催までに結婚したい」と願う彼女たち「タラレバ娘」3人組を中心に、かつて倫子がフッた男・早坂や生意気なイケメンモデルのKEYなどを交えて、恋に仕事に、ひたすら幸せを求め続けるラブコメディ。

第6話 2月22日(水)22時〜放送分

■『東京タラレバ娘』キャスト

吉高由里子
榮倉奈々
大島優子
坂口健太郎
平岡祐太
石川恋
金田明夫
田中圭
鈴木亮平
ほか

『東京タラレバ娘』第7話あらすじ – 年下男性との恋の行方は?

https://p-dress.jp/articles/3225

『東京タラレバ娘』第7話のあらすじや感想(ネタバレあり)をお届けします。キャストは吉高由里子、榮倉奈々、大島優子など。恋も仕事も失った倫子に舞い込む小さな仕事。気が進まなかった仕事が倫子の転機となる? 気になる7話の展開は――。

神之 れい

関西在住のフリーライター。1984年11月5日生まれ。ライターとは無関係の短大へ進学、一般企業で5年ほど勤めた後にライターへ転身。女性向けウェブメディアを中心に執筆。もやもやを抱える女性のヒントになるような記事執筆を目標に活...

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