※落語「子別れ」
腕は立つが、酒乱で女にもだらしない職人がいた。女房はとうとう愛想をつかし、子供を連れて出て行ってしまう。反省し、心を入れ替えた職人は数年後、偶然子供と再会し……、というストーリー。
【立川志らく師匠も登場】2016年の報道写真と落語のコラボイベントが開催!
数々の報道写真を世に送り出してきたゲッティイメージズが、2016年を振り返る報道写真「今年の一枚」と、落語のコラボイベントを開催。DRESS部員のsatokoさんにレポートしていただきました。
ゲッティイメージズ×落語「未来へ語り継ぎたい今年の一枚」
写真クレジット:Matt Cardy Getty Images News
AI(人工知能)が、選んだ「今年の一枚」
ニューロ(脳科学)が選んだのは、ISISからイラクのモスルを奪還するための合同戦線より10月21日、自転車に乗った少年がモスルの爆発現場の前で停車している衝撃的な一枚でした。
写真クレジット:Carl Court/Getty Images News
立川志らく師匠が選ぶ、「今年の一枚」
落語家 立川志らく師匠が選んだのは、2016年5月に“熊本地震”の被災地で撮影された一枚。
震災で崩壊してしまった家の中からお気に入りのおもちゃを見つけて喜ぶ少年。
写真クレジット:The Asahi Shimbun
子供はどんなに悲しみを背負っていても、嬉しいと思った瞬間に対して素直に喜びを感じることができる強さを持っているという想いとともに、この一枚と、落語「子別れ」※という演目を掛け合わせて披露してくださいました。
Photo by Getty Images
来場者にはお土産も
2016年、あなたはどんな年になりましたか?
今回のイベントをきっかけに、戦場で撮影された一枚の写真と向き合ったことで、戦争の一番の犠牲者は弱い立場にいた人たちなのではないか、ということを改めて考えさせられました。
「自分にとっての2016年」に想いを馳せつつ、楽しむ事ができたイベントとなりました。