TANICUSHION(たにくっしょん)- 多肉植物のリアルを追求したクッション
http://tanicushion.com/ロッカクケイLLC.が提案する、新しい室内緑化ツール第一弾、多肉植物のリアルを追求したクッション。
グリーンのある生活は、なんとなく余裕を感じるから憧れる……。でも実際は、日々の世話が大変そうで、買うのを躊躇してしまう方も少なくないのでは。そんな方に朗報! 都会の部屋に彩りをあたえてくれるインテリアとして、今注目されている「たにくっしょん®」をご紹介します。
近年のブームで、部屋を彩るインテリアのひとつとして人気が高まっている多肉植物。しかし、実際に部屋に置いて育てるのは、けっこう難しい植物です。
そんな中、まるで本物の多肉植物のような存在感を放つ「たにくっしょん®」に注目が集まっています。
今回、「たにくっしょん®」を生み出したプランツディレクター・鎌田美希子さんにお話を伺いました。
プランツディレクターとしてオフィスやモデルハウス、屋上庭園など、植物を取り入れた様々な空間をデザインしている鎌田さん。幼い頃から植物の魅力に惹きつけられ、学生時代は植物の研究も行い、現在の仕事に就く前は、メーカーに勤める会社員でした。
「大学院卒業後に就職したんですが、やっぱりずっと好きだった植物の仕事をしたいと思うようになり、グリーンコーディネーターの仕事を始めたんです」
はじめはダブルワーク、そして徐々にグリーンコーディネーターとしての仕事に重きをおくようになり、プランツディレクターとして独立。
植物を使った空間デザインの仕事をしていくなかで、「たにくっしょん®」を作ろうと思ったきっかけは?
「私は『誰もが皆、植物を好きなものだ!』と思っていたんですが、そうじゃないってことに気づいたんです。植物を“草”と捉える人がいたり、観葉植物の事を“花”って言ったり……自分が大好きな植物の魅力を知らない人が、こんなに大勢いるなんて、とショックでした。
でも一方で、グリーンを部屋やオフィスに置きたいという思いは、多くの人が持っていて……。そこで、室内を緑化できて、インテリアにもなり、しかも植物についてもっと興味を持ち、好きになるきっかけにもなるものを作りたいなと思うようになったんです。
とくに、多肉植物が好きだったことと、サボテンや多肉植物を室内に置きたいというリクエストが多かったことから、それをモチーフに作れたらと考えて、音から『多肉、たにく……たにくっしょんって可愛い!』と思いつきました」
一般的なサボテンなどの多肉植物は、砂漠などで想像されるような、太陽光が十分に降り注ぐような環境に適応している植物なので、室内植物としては向いていないのがホントのところ。
だからこそ、本物のような見た目に、鎌田さんはこだわっています。
「たにくっしょん®」は、多肉植物そのままの形を大切にデザインされています。どれも、本物の多肉植物をもとに制作されており、現在のデザインになるまで幾度も試行錯誤を重ねたのだとか。
「多肉植物の形を忠実に再現したくて、最初は本当にそのままの形で作ってみました。でも、人間は丸ではない歪な形のものには、気持ち悪さを感じちゃうんです。だから、そのまま作ってもダメで、丸を基準に形を整えていきました。
厚みも、抱きしめて気持ちいいサイズ感と多肉植物のプリッとした感じを出したくて、何度もパターンを作成したんです。また、多肉植物について調べるきっかけになるように、さりげなく植物の学名や和名なども記載しています」
植物への愛が溢れる鎌田さんだからこそ、デザインにもかなりのこだわりを持っています。
「細かいギザギザしたデザインが多いため、工場での均一な生産には合わなかったようでお断りされてしまったんです。紆余曲折あり今は、職人さんにお願いして、一つひとつ手作りしてもらっています。だから、ひとつとして同じものはないんです」
「たにくっしょん®」の裏側は必ず、綿を詰めた後に職人さんが手仕事で刺繍をしています。それは、心を込めて作った証。
見れば見るほど、抱きしめれば抱きしめるほど、愛着が湧いてくるのは、多肉植物の愛らしさと作り手の優しさが伝わってくるからかも。
植物マニアだけでなく、インテリアにこだわる女性からの人気が高まっている「たにくっしょん®」。自分用のインテリアとして購入される人が多いのでしょうか。
「自分用だけでなく、プレゼントとしても利用されることが増えています。引越し祝いや結婚祝いとして、選んでくださる方も。枯れることがなく、世話の必要がないので、美容院やオフィスへの贈り物としても人気です」
確かに、贈り物としてのインパクトも抜群。なかには、猫や犬などペットを室内で飼っている人にも喜ばれているよう。
ちょっとクセがあって、よく見ると可愛くて、だんだん愛着が湧いてくる「たにくっしょん®」は、心を癒してくれるアイテムだからこそ、贈ると喜ばれること間違いなしでしょう。
人気が高まっている「たにくっしょん®」。鎌田さんは、今後お祝い用として、スタンドフラワーにも本格的に取り組んでいくそう。「たにくっしょん®」を作ったことで、さらに挑戦したいことが広がったそうです。
「植物と人をつなげることに、もっと力を入れていきたいなと思っています。『たにくっしょん®』はもっと種類を増やしていきたいし、もっと大きなインテリアにも挑戦してみたいですね。たくさんの人には、必要とされないかもしれませんが、植物が好きな人や、生活の中にグリーンを必要とする人の心に響くにものを作りたいなと思います」
「たにくっしょん®」を通じて、人々に驚きと彩りを与えたいと語ってくれた鎌田さん。
グリーンを見ると、何だかホッとしたり、癒されたりするもの。人はもしかしたら、遺伝子レベルで植物と共生することを求めているのかもしれません。
多肉植物への愛がたっぷり詰まった「たにくっしょん®」は、インテリアアイテムを超えた愛らしい存在になる予感がします。
TANICUSHION(たにくっしょん)- 多肉植物のリアルを追求したクッション
http://tanicushion.com/ロッカクケイLLC.が提案する、新しい室内緑化ツール第一弾、多肉植物のリアルを追求したクッション。
たにくっしょん®(TANICUSHION®)オフィシャルショップ on the BASE
http://rokkakukei.thebase.in/ロッカクケイLLC.が提案する、新しい室内緑化ツール第一弾。驚きといろどりを生み出す、多肉植物のクッション【TANICUSHION®(たにくっしょん®)】のオンラインショップです。http://tanicushion.com/たにくっしょん®は多肉植物たちのユニークなカタチや魅力をそのままに再現した、全く新しい室内緑化ツールとして2015年秋に誕生。生みの親は幼い頃から植物が大好きなプランツディレクター。植物の魅力にとりつかれ、大学院まで植物の研究をしていた経歴を持つ。そんな彼女が植物と仕事をする中で気が付いた、室内で無惨に枯れていく植物たちの姿。そんな問題を解決するために生まれたのが、この“たにくっしょん®”。室内だけでの育成は難しいとされる多肉植物たちとお部屋の中で一緒に暮らそうという斬新なアプローチ。植物を置く事ができない環境(例えばオフィスや猫のいるお宅など)を簡単に緑化し、グリーンで満たされた空間があなたを笑顔にしてくれるでしょう。素材感や形にこだわり、職人さんが国内で1つ1つ手作業で作りあげている他にはないMADE IN JAPANプロダクトです。
取材協力=鎌田美希子
Text/Photo=横山智世
商品、制作時の写真は鎌田さんより提供