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美しく歳を重ねる人は、迷いなく“引き算”できる

美しく歳を重ねる人は、がんばって生きてきた人生経験が、佇まいににじみ出ている。とはいえ、もちろん外見も大事だ。貴田加野さんが考える、アラフォー以降の女性が意識したい上品さと清潔感、こなれ感を演出する方法は?

美しく歳を重ねる人は、迷いなく“引き算”できる

「美しく歳を重ねる人でありたい」とは多くの方が願うことだけれど、そもそも美しく歳を重ねるってどういうことなのだろう。

自然体で、上品で、清潔感があり、そして何よりも心の豊かさがその佇まいに現れている――私が思う美しく歳を重ねている人のイメージだ。
そんな人に、他人は美しいという気持ちを抱くように思う。
決して、若作りをしていることではない。

年齢を重ねるということは、日々若さを失っていくのと引き換えに、楽しいことや嬉しいこと、悲しく辛いことも、全部ひっくるめた豊富な経験からくる心の豊かさが、人となりににじみ出てくることである。

そして、もちろん外見も大切。
それは容姿の美しさではなく、上品さと清潔感とそして“こなれ感”。
「がんばっている感」が出すぎるのは望ましくない。
一生懸命やっていても自然体に見えるような、やりすぎていない感じが理想。

■アラフォー以降は「引き算」を考える

日本人には特に“かわいい系”を好む人が多く、年齢と共に何かとプラスする傾向が多いように思う。

髪もお洋服もストッキングも靴もバッグも、フリフリにキラキラ。
フリフリやキラキラが悪いわけではない。
全身がそうだと、もうお腹いっぱい。
フリフリ同士がケンカしちゃうでしょう(笑)?
いくら好きでもひとつだけにしましょうよ。
そうすると、もっと素敵に見えるはず。

メイクもそう!
最近、ファンデーションを厚塗りする人はかなり減ってきたように思うけれど、まだまだプラスしすぎている人が多いように思う。
エクステも便利だけど、若い人と同じようなカールが大きく長すぎるものはダメ。
なぜなら、目の回りのシワやまぶたのたるみを強調してしまうから。

絶対に必要なのはマイナスしていくこと。
年齢と共に足していくのではなく引き算すること。

お洋服もシンプルなコーディネートの方がスタイリッシュに見えませんか?
ベースメイクも薄塗りの人の方が若く見えませんか? 多少のシミがあったとしても。

でも、自身のスタイルの中でマイナスを実践するにはベース部分が大切。
身体も肌も髪の毛も健康じゃなければ成立しない。
なぜなら、美は身体の中から生まれてくるものだから。
健康美こそ、美しく歳を重ねるキーなのだ。

■美しく歳を重ねる努力は大変? それなら習慣にすればいい

素敵な女性に「何かされていますか?」と聞くと「特に何も……」という答えが必ずと言っていいほど返ってくる。
その人は、何もしていないわけではない。
本当に何もしていなかったら、維持できないもの。
あっという間におばさんを通り越し、おじさん化してしまう(笑)。

「美は1日にして成らず」とはそのとおりで、日々の積み重ねが大切。
その人は努力をしていないだけ。
努力ではなく、生活の一部に溶け込んでいるから、「特に何も……」という答えになってしまうのであり、それを額面通りに受け取って、何もしなくていいんだと思い込むのは間違っている。

だって、わざわざ毎日の歯磨きに努力だと思っている人はいないでしょう(笑)?
だから、生活の一部にしてしまうこと。
ルーティンにすればずっと続く。
おじさんにならず、なんとか保てるはず(笑)。

ルーティンにするには“ながら族”になればいい。
車を運転しながら。
テレビを見ながら。
お風呂に入りながら。
ドライヤーで髪を乾かしながら。

時間は自ら作るもの。
すべての人に平等に与えられた24時間を、何にどう割り振るか真剣に考える気持ちとあきらめない気持ちが、美しく歳を重ねる秘訣なのかもしれない。

貴田 加野さんの記事一覧

2016年9月23日公開
2019年4月24日更新

貴田 加野

株式会社LiSA LiSA 代表取締役社長。芦屋生まれ、芦屋育ち。58歳。 2001年にカタログを中心とした通信販売による大人の女性のためのファッションブランド「LiSA LiSA」をスタート。 自社カタログやTVショッ...

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