Photo/Mari Yoshida
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※本記事はDRESS MAGAZINE vol.1に掲載の記事を転載・再編集したものです。
【DRESS部活】人生最高のサードプレイスに出会った女性たち#ボタニカル部
DRESS部活とは、共通の趣味を持った仲間が集うコミュニティ。本連載では、各部の部長にリレー形式で関わるようになった経緯と、部活への想いについて伺いました。今回は、DRESS WEB連載でもおなじみ、ボタニカル部部長、輪湖もなみさんです。
日常からはみ出してみて人生が変わりました
「大人になると生き方が異なる人と疎遠になっていきます。捨てたものが違うから。DRESS部活は、そういった普段は仲良くなれない人たちが集える貴重な場所」。
今年キックオフしたばかりのボタニカル部部長を務める輪湖もなみさんはこう語る。
昨年「DRESS」が主催した3か月の「自立塾」に参加したことで、縁が生まれ、ボタニカルプレス作家としての本業を活かした部活を立ち上げた。
「たった一つのセミナーに参加したことで、人生が変わりました。誰にも、自分の生活とは切り離した世界は必要。日常をはみ出してみることも大切なんです」。
家庭や職場から離れた完全に個人の領域でいられるのも部活の特徴だという。「家庭も仕事も、いつしか役割から解放される時がやってきます。その時に、個人の領域を大切にしていないと寂しくなる。いつからでもはじめられて、しがらみもなく、いつでも辞められる。そんな場所があるだけで、人生の幸せの質は大きく変わっていきます。ある意味、本当の意味で”一生モノ”の関係が築けるのは、こういう場だと思います」。
輪湖さんにそういうことを気づかせてくれたのは、植物だった。
「部活のサポーターさんたちとよく”生かされてるなあ”という言葉を交わします。人間と植物は共存してきた長い歴史があります。植物から自然の恵みをいただいて生きていることを年齢を経るごとに痛感しています」。
植物を扱う道へ進んだのも、人生で重要な局面はおいつでも植物が助けてくれたからだそうだ。植物で人の役に立ちたいというのが夢だった。
「参加してもらう人たちと自然の恵みをシェアしたい」。
”はみ出してみる”第一歩を、植物と一緒はいかがだろうか。
いろいろな顔を持つ女性たちへ。人の多面性を大切にするウェブメディア「DRESS」公式アカウントです。インタビューや対談を配信。